産業界が「農業大学校」設立へ 経営感覚ある若手育成
2012年04月16日 18:37
ニチレイやエスビー食品、イオンなど約200社の企業が連携し、農業経営者を育てる「大学校」を設立することが16日、分かった。2013年4月に東京都内に開校する。農家の高齢化などで衰退する農業を、産業界を挙げて支援。経営感覚のある若手就農者の育成を通じ、今後も品質の高い国内の農産物が安定的に供給できるようにする。
今回の大学校は、文部科学省が所管の大学とは別。2年間の全寮制で、年間20人程度を受け入れる。最先端の農業理論や経営理論の講座を設ける。農作物をつくる実習も用意し、企業経営者が講師を務めることも計画している。
今回の大学校は、文部科学省が所管の大学とは別。2年間の全寮制で、年間20人程度を受け入れる。最先端の農業理論や経営理論の講座を設ける。農作物をつくる実習も用意し、企業経営者が講師を務めることも計画している。
今朝の山形新聞の記事。
農業の現状を考えた時、特に食品を扱う産業界が農業を継続するために取り組むことは、当然の流れだと思うが、その目的が自らの会社を継続するためだけに主眼を置いているとしたら、視野が狭いと言える。元々、農業は国民の食を支えるという使命があり、それを色々な形で消費者へお届けする産業界と一緒に歩む必要があった。
しかし安くなければ消費者が買ってくれない、ということだけで原材料を買いたたいて来たのではないか。A産地がだめならB産地がある、国内がだめなら海外がある、という論調で進んできた、それが経済原則だとしたら、今後の継続は無理になる。
自ら生産サイドに力を入れることは決して悪いことではないが、そのことの反省に立って共存共栄するという意識を持って取り組んでもらいたい。
農業界としても、各方面が農業へ関心を寄せていることを注視し、それをエネルギーとして共に歩むという意識が必要だ。