☆温活禁止!? 更年期にやっちゃいけないこと
「温活」という言葉が一般的になりましたが（ん？まだ流行り続けてるって？）、
「生姜を摂って、カラダを温めよう！」
って、流行りましたね。
当時、まつもと漢方堂にご相談に来られるみなさんの中にも、
「毎日、お味噌汁やおかずに、チューブ入りのすり下ろし生姜を絞って、カラダを温めようとがんばってます」
という方がたびたびいらっしゃいました。
わたしはそう聞くと、いつも全力でお止めいたしました。
どうして「全力で止めた」かって？
そりゃ、かえってカラダを悪くしてしまうからですよ。
更年期が近づくにつれ、これまでと体調が変わって……とお越しになるみなさんは、生姜を一生懸命摂っちゃダメ！
生姜は、中医学（薬膳）的には、
・胃腸にダブついた余分な水を乾かして片付ける
・軽く汗をかかせて、皮膚表面の病気を追い出す
の2つの効果があります。
ほら、よく見て！
「乾かして」でしょ。
「汗をかかせて」でしょ。
この2つは、どちらも、「余分な水気や病気があれば、それを追い出し」てくれますが、ないときは自分の身体のうるおいを消耗するだけ。
そして、更年期の本質は、「身体のうるおい（陰）が減少することによる『陰陽バランスの変化』」なので。
陰が減少すると、相対的に陽が強くなって、ホットフラッシュや不眠など、身体に熱がこもって起こる症状が出ます。
だから、生姜を摂りまくると、更年期の不快な症状を増すだけなんです。
ホットフラッシュや不眠なんて、どんどん悪化しちゃいますよ。
もし、まだやってるひとがいたら、そしてあなたの年齢が35歳以上だったら、すぐ止めてくださいね。
こんな風に、身体をむやみに温めることが、人類全員によい効果があるとは限らない訳です。
こうした陰陽のバランスや仕組みは、中医学の理論を学ぶと出てきます。
が、そこまで自分で理解してなくても、自分の身体を守ることはできます。
先日からお伝えしている11月14日開催の、
毎日の食事で更年期を解消する！薬膳レシピ講座in札幌／オンライン
では、こうした、
★更年期近辺で摂っちゃいけない食べもの
を、
★あなたのタイプ別に
お伝えしますよ。
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★11月14日(木)10:00～11:30
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