☆ドライアイと夜のスマホ
目が疲れる方は昔から多かったですが、最近は、
「目が乾く」
方が本当に多いですね!
最近はあまり言わなくなりましたが、業界的には、
「VDT症候群」
という言葉があります。
これは、
●画面(ディスプレイ)を長時間見ていると
●目に通常ではありえない「光」がパシパシと入り続けるので、目が耐えられるレベルを超えて異常に疲れる
+
●まばたき回数が減少するので、目の表面がどんどん乾く
という状態を指します。
……ということで、昔は、PCで仕事をする一部のひとと、テレビやゲーム画面を見る時間の長い一部の子供(と大きいお友達)がかかる不調だったんですね。
と・こ・ろ・が。
スマホの普及で、日本人、いや、世界中のひとみんながかかる不調になってしまいましたよ!
中医学的には、「目」は「肝」のコンディションが表れる「竅(あな)」だと考えています。
そしてこの「肝」は、うるおいがタップリないと正常に働けない(>_<)
うるおいは夜回復されるので、夜は目を使わず、ゆっくり休んでいて欲しいんですね、身体的には。
だって、もともと人間は夜目が利かないし、夜日が暮れたら、巣穴でおとなしくしている他なかったじゃないですか。
人間の身体の設計は、そうした大昔から、変わってません。
でも、人間は、科学を手にし、夜間の人工照明を実現してしまいましたからね。
夜でも、目を使って、ものを見たり読んだりできちゃうようになったり。
さらに、TV、PC、スマホといった、「光を発する」情報通信機器を開発しちゃいました!
夜に、光が目に入ってくると、身体は「夜と昼を取り違えてしまう」=「自律神経の働きが乱される」ということが起こる訳ですよ。
これって、大変なことなんですよ~、健康にとっては。
では、現代に生きるわたしたちは、何に気をつけて暮らせばよいのか。
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