札幌中医学講座 漢方的食事で体質改善

札幌中医学講座 漢方的食事で体質改善

食べもの・暮らし・環境……
中医学(漢方)の知恵を通じて、病気にかからない健康的生活のコツをお伝えします。
正しい知識を持って、ご家族・ご友人と、楽しい毎日を過ごしましょう!

☆いよいよ方剤学へ|漢方相談を仕事に!中医学プロ養成スクール<札幌・第9期>

 

8月にスタートしました、

 

漢方相談を仕事に!中医学プロ養成スクール

<札幌・第9期>

 

ですが、12月からいよいよ方剤学に突入しました!

 

漢方スクールで方剤学を学ぶ受講生

 

方剤を理解するには、中薬の知識が大事。

 

ということで、みなさんにはまずこちらの・・・

 

方剤学の「麻黄」「辛苦」のメモ

 

「中薬学ワークシート」を各自埋めてきていただきます。

 

手を動かし、自分で調べるって、大人になるとなかなかないですよね。

(業種によるけど)

 

久々に、こうした地道な努力を思い出したところで、実際の方剤へ進みます。

 

中医学講座で方剤学を学ぶ受講生

 

もうね、とても便利に使わせていただいていたテキストが、また絶版になっちゃったり。

 

(一度復刻したものだったのです)

 

Ama○onでゲットした受講生さんからは「○万円でした・・・」とご報告をいただきましたよ。

 

人数分手に入らないので、<大阪・第7期>からは別のテキストを選定しましたが、困りますね。

 

でも、そんなことではくじけない、受講生のみなさんの笑顔ですね。

 

 

 

方剤には、「君・臣・佐・使」の構成があります。

 

どういう組み合わせになっているかを知ることは、どういう局面/どういう要素のあるときによく効果を出せるか、その技術に直結します。

 

方剤は分量が多いので、6時間×5日かけて、じっくり進めていきますよー。

 

 

 

漢方相談を仕事に!中医学プロ養成スクール

次は東京・品川開催です。

 

ただいま申込受付中。

 

 

▼詳細はこちらを見てね▼

 

☆漢方薬は「試し」ちゃダメ!正しい分析で組み合わせを決めます

 

最近、「更年期の蕁麻疹」を中心に、いわゆる、

 

更年期、肌が弱くなる問題

 

のご相談が続いています。

 

今月も神田ホリスティック皮ふ科さまでの漢方相談では、産後や更年期の蕁麻疹、更年期に発症したほかの皮膚トラブルのご相談が続いております。

 

分かる!

 

マジ分かる!!

 

更年期肌荒れに悩む女性と鏡

40代に入りたての頃は、こんなことなかったもんねーーー・泣

 

 

 

ちょっと前になりますが、こちらの動画、

 

 

にいただいたご質問で、

 

「試した方がよい漢方はありますか?」

 

というのがありました。

 

わたしの考えでは、「試す漢方」はない!んですよね。

 

どういうことかというと。

 

 

 

漢方薬は、正しい弁証をもとに選択するものです。

 

弁証(べんしょう)とは、つまり「不調が起きている仕組みの分析」と言い換えてOK。

 

 

・今出ている不調はどんな仕組みで出ていて

 

・それはいつの何が引き金となって発症したもので

 

・そもそも元の体調がこうだったことがベースになっている

 

 

と、ここまで分析した上で、皮膚トラブルだったら、

 

 

・では、どうすれば改善するか

 

【改善パターン1】邪気を取り除く

 

【改善パターン2】邪気に削られたリソースを回復させる

 

・1と2の優先順位を決めて

 

・それを実現する漢方処方の組み合わせを考える

 

 

という手順で治していく訳です。

 

だから、「病名」でも漢方薬は決められないし、ひとりひとりやるべきことは違うし。

 

とくに、症状を鎮める【改善パターン1】は割と学習しやすいですが(間違ってることもあるけど)、【改善パターン2】の方は、ホントひとりひとり違ってきますからね。

 

手当たり次第に「試す」とか、もし間違ってたらどーするのー!

 

かえって悪くなっちゃうよー。

 

 

 

おかげさまで、今月の神田ホリスティック皮ふ科さまでの漢方相談でも、みなさんよくなっておられました。

 

【改善パターン1】が進んで、【改善パターン2】を組み入れ始められた方もいました。

 

この、漢方薬の切れ味の良さをね。

 

おひとりでも多くの方に、知っていただきたい。

 

体験していただきたい。

 

目撃していただきたい。

 

これはね、「よさげな漢方を順に試す」なんて世界に住んでると、ゼッタイ見ることはない事実でしょうね。

 

そう、強く感じる毎日です。

 

 

 

 

 

 

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☆国際中医師の前に、相談スキルを!

 

国際中医師という資格をご存じですか?

 

正確には「資格」とはいえず、日本国内の資格でもないのですが、最近漢方相談を仕事にしたいみなさんの間で、少しずつ関心が広がっているようです。

 


国際中医師 仕事

 

中には、「漢方相談を仕事にするために、まず『国際中医師』を取りにいかないと!」と思う方もいるようで。

 

ちょっと待って!

 

資格を取ることと、不調に悩むひとの改善を手助けすることは、全く別のスキルですよ。



 

わたしは、「国際中医師」と、その先の「国際中医主治医師」を持っています。

 

試験をパスするための勉強も、役には立ちました。

 

マークシートですけどね。

 

でも、わたしが国際中医師を取ったのは、漢方相談を始めて10年くらい経ってからのことでした。

 

漢方相談の現場では、

 

★目の前のひとの不調が、どういう仕組みで起こっているか分析(弁証)

 

★分析を元に、ではどうすれば改善するか作戦立案(論治)

 

をします。

 

が、同時に、

 

★ご相談者さまの不調は、西洋学的にはどんな状態か理解(多くの方はすでに病院へ通っていて、治療を受けているため、ドクターの治療方針が分からないとアドバイスできないことも)

 

★ご相談者さまの訴えのうち、事実と、若干歪曲・誇張された部分とを見分け、ミスリードされないようにする

 

★ストレスが原因の不調は多いが、日常生活でストレスから身を守るために、どこを工夫すればよいか

 

などなど、中医学と関係ない技術も求められます。

 

これはもうね、漢方相談の現場に出ちゃうのが、一番の早道!

 

経験がものを言う世界なわけです。



 

一年でも早く、現場に出た方が、漢方相談のスキルは身につきます。

 

なのに、30代とか、40代とかの大事な時期に、「まず試験勉強から……」なんて、時間がもったいなさすぎ!

 

もちろん、薬剤師か登録販売者か、どちらかの資格がないとお店は出せませんから、これらを持ってないひとは登録販売者を取りにいくのが最優先です。

 

でも、国際中医師なんて、日本の試験ですらないのですから、持ってても持ってなくても、仕事する上で何の変化もありませんからね……

 

仕事を続けていく上で、実力を試したいとか、集客の都合でとか、必要性が出てきてから、ゆるゆると取りにいくくらいで、ちょうどいいんじゃないかと思いますよ。

 

わたしもそうでしたしね。



 

中には、現場に出る時期を遅らせるためだけに、「資格がないと……」と逃げに入っていませんか!? と言いたくなる方もいました。

 

漢方相談を仕事にしたいけど、「今じゃない」と感じているひとは、自分の心の中を見つめ直して。

 

「今じゃない」は、本当のところでは、「ホントにやる気はない」なのかもしれませんよ。



 

資格に頼らない漢方相談の実力は、こちらで身につけてくださいね↓↓

 

 




 




 




 

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