☆弁証できないひとはどこにつまづいているのか|漢方薬学習の限界
長く漢方相談業界にいます。
自分の成長に伴い、視野が変わるため、考え方も変わりました。

業界に入った頃は、漢方相談の技術はどうすれば身につけられるか、途方に暮れていましたね。
開業してからは、相談力を身につけたいプロのみなさん向けの講座を多数やってきて、
「弁証」
するってどういうことなのかを、ずっと考えてきました。
結局、
「弁証するとはどういうことか」
が分からないと、
「なかなか弁証できない」
ひとたちが、
「どこにつまづいているのか」
が明確にできない。
ここが明確になれば、
「みなさんの『つまづき』を乗り越えられるカリキュラム」
を組むことができます。
いやあ。
長い戦いでした。
できるようになっちゃったひとは、つまづきを乗り越えたことに無自覚です。
いつの間にか、できるようになっちゃてるので、振り返ってもどこがポイントだったか、もう分からない。
だから、いろんなひとと接してきました。
取材もしたし、乗り越えのお手伝いもしてきました。
ブログも書き、SNSも多少はやりました。
ここ数日、次の、
漢方相談を仕事に!中医学プロ養成スクール
の体験会をやっていました。
体験会への申込時に、ひとことメッセージできるようにしてるのですが、その中に、
「こんな短時間で、漢方薬の真髄を伝えられるなんて、すごいですねー」
というのがありました。
結局、これをくれたひとは当日参加されなかったので、「ああ、イヤミやったんかな??」とww
で、このメッセージを改めてみて、思ったんです。
「漢方相談の実力って、『漢方薬の知識』だと思ってるひとがいる!」
ああ、そっかー。
だからみんな、「漢方薬、漢方薬」っていって、漢方処方の勉強ばっかりしがちなんですね。
だから、肝腎の「基礎理論」や「診断学」がおざなりになって、いつまで経っても弁証できるようにならないんだ。
そういう迷路にはまりこむケースが、一定数あるんだな。
おかげさまで、気づかされましたね。
みなさんの越えられないつまづきのひとつに。
こんなに長く携わっていても、まだ新しい気づきがあります。
見えていないこと、分かっていないこと、まだまだあるな。
この、「まだ分からないことが、次々分かっていく」、これが楽しいんですよね。
相談を受けてるときが、一番そうですね。
毎回、別のひと。
ひとりとして同じひとはいない。
だから、タイプ分けはしても、そのひと個別の仕組みと事情がある。
まったく同じ漢方薬と、養生のコツを使い回せることは、ない。
これが、最高に面白いんですよ。
自分の中から出てくるものを当てはめる、じゃなくて、お話をうかがって、そのひと固有のポイントを見つけてそこを崩していく。
漢方相談、面白いですよ。
ということで、体験会は終了いたしましたが、引き続き「個別無料相談」は行っています。
オンラインで15分程度直接松本に質問できますので、迷っている方はぜひどうぞ。
26年7月、東京・品川にて開講です。
