里親奮闘記:初めて親になった、それも他人の子供の親に -378ページ目

部屋にかぎを掛ける

この家に住んでから、というかアメリカに住んでから私は部屋にかぎをかけたことがない。

どうやってかぎを掛けるのかと思ったこともない。

しかし、クリスティは、知っていた。

過去にかぎを掛ける必要があったのだろうか?

今日、ママと面会して帰ってきたら、真っ直ぐ部屋に行きかぎを閉めたまま出てこない。

どうしたのか?

主人がドアをノックしたが返事がない。

また「クリスティ、ドアを開けてくれないか?」と言ったら、開けた。

クリスティは、泣いていた。

まだ声をしゃくりあげて泣いている。

子供の対応の仕方を知っている主人は、どうしたのか理由を聞いた。

クリスティは、何を誤解したのか、ママが刑務所に入ると思って泣いていたようだった。

主人がそうでないことを説明をしながら、クリスティは少し落ち着いてきた。

主人は、「今、クリスティは、他の楽しいことをしたら良いと思うよ。クリスティは誤解しているだけだから泣くことはないんだよ」となだめて、クリスティの大好きな自転車を乗ることを提案した。

クリスティは、泣きながらもYES。

顔は、まだ泣き顔で、ちょっと可愛そうだけど自転車乗りに出かけた。

主人は、公園にも連れて行ったようで、帰ってきたらクリスティの顔は普段の顔に戻っていた。

さすが主人。

助かった。

私だったら、どうしてよいか分からない。

というか英語でそこまで話せないから。