長らくブログの更新が途絶えてしまったのですが、

今日やっと書けます。
※と言っても、昨日書き始めました...orz

長くなりそうなタイトルですが、

出来る限り素直に、シンプルにまとめたいと思います。

9月に開催された本体のあした会議、

10月に開催されたゲームのあした会議を経て、

自分自身で考え抜いて、役員陣で出した結論なのですが、



6年半、一緒に走り続けて来た、
株式会社CyberXを閉じることにしました。




人と事業は、概ね、

元Xの立ち上げメンバー、そして取締役でもあった、

木下社長率いる、株式会社グレンジに移管することにしました。

理由はシンプルで、

一子会社だけだと、モンストやパズドラを追い越すことが

かなり難しいと思うのですが、

サイバーエージェントグループとしての総合力をより高め、

勝率を高めるためです。

そのために、【適材適所の人的配置】は急務かつ重要で、

直近ブラウザ中心に営んでいたCyberXという箱は、

5年弱のゲーム事業の歴史の中で、

ある一定のお役目を終えたと思い、

こうした決断に至りました。

当然、独立した会社であれば、会社の考え方や戦い方は変わると思いますが、

前だけを向いてそう決めました。



CyberXを簡単に振り返ると、

社会人3年目に突入したての、

2008年5月に当時の【あした会議】を経て、

藤田社長にお声がけ頂き、設立し、

最初はBtoBモデルで、クライアントのモバイルサイトを創る

事業として出発しました。
※当時は当然ガラケーのみ...

2010年12月にはBtoCのソーシャルゲーム事業に

業態変更し、

最初に出した【星空バータウン】や、

その翌月に出した【ドリームプロデューサー】などが当たり、

現在のゲーム事業郡の礎を、

横にいたSumzapと築くことが出来ました。

そこからCygamesが出来た際には、30名以上を出向させ、

カードバトルの礎を築くにあたって、人材面では、

多少貢献出来たと思います。

2012年9月にはニューヨークに支社を創り、

北米マーケットで海外スポーツゲームのチャレンジなどもさせて頂きました。
※大きく失敗しましたが

そこからは国内でAmeba向けのブラウザゲームを営んでおった次第です。



さて、残せたことは何か???

と自身に問うと、

マイナス面のことはさておき、

「人」と「成長」かなと思います。

CyberXで一緒に働いた人間は6年半で、

総勢数百名を越えると思いますが、

CyberXで成長し、

CyberXを卒業し、後に活躍されているメンバーが多数います。

本体の取締役でもある、CyberZ山内社長

Grenge木下社長

CAVインドネシア責任者の鈴木

グリフォン取締役の大社や川村さん
※二人ともタケルw

などそうですが、役職者にとどまらず、

多数が別部署、子会社などで活躍してくれています。

また、この前元メンバーとランチしていた際に、

「Xはみんなの成長期」と言ってくれたことは

非常に印象に残ります。



閉じるにあたって、反省すべきことや、

以後活かすべきことは死ぬほどありますが、

心機一転、未来の大きな成果に向けて、

自身が出来ることを全て、全うするのみ

という所存で御座います。



さて、今後に関してですが、

ただの事業の統廃合ではなく、

私、小柳津とCTOの白井は、

新しいミッションを担うことになりました。

これからサイバーエージェントの、

ゲーム事業の子会社郡(旧名:ゲーム事業部)の

「各社力」「全社力」を高めていくために、

子会社間を横断する形で、

SGE統括室(ゲーム事業統括室)

を新設し、自分は室長として、

白井は管轄のCTOとして動きます。



テンションがあがらなかったゲーム事業部という名称を、

最近やっとこさっとこと改名することにしたのですが、

これからは,

S G E

という名称で営むことになりました。

[NEXT] Smartphone Games & Entertainment
by CyberAgent


所属する会社は、

Applibot, Craft Egg, Gcrest, Grenge, Griphone(GREE合弁),
Green Monster(LINE合弁), Playmotion, R-Force Entertainment, 
そしてSumzapの9社になります。



子会社間を横断して、

各子会社の個性や良さを尊重しつつ

サイバーエージェントとしての【総合力】を高めるべく、

一つの共通組織/文化基盤、

一つの共通技術基盤、

を形成するミッションを担っていきます。
※特命係長的なミッションも...



全ては大ヒットを産み、

そして、

「21世紀を代表するコンテンツを創る」

ために、

決めたこと。

決めたからには、

圧倒的にやったります。

BtoB時代から大変お世話になったクライアントの方々、

また、BtoCに変更してから、お世話になった人材や制作のパートナーの方々、

mixi、DeNA、GREE、後内部だけどAmebaの皆様、

そして、今までCyberXという会社に携わってくれた新旧のメンバーには、

一生感謝です。

ご恩は、

S G E

の成功で返して行ければと思います。
※自分一人では何も出来ませんが...



最後にせっかくなので、

立ち上げ一年目時代の写真でも掲載しようかと。

一言でいうと、「わかっ」w


今後とも、めっちゃお世話になる方多数いらっしゃるかと思いますが、

よろしくお願いしMAXXX!!!



あ、ブログ名変えなあかん...