ドン・キホーテが小松島に出店するとの報道が出ました。
ルピアを改装し、2024年秋に開店するようです。ルピアのあるエリア付近は小松島インターチェンジの建設が進められており、あきらかに高速道路を見越してのものでしょう。
県南部でベストな立地場所だと思います。高速道路の開通後は、阿南市をふくむ県南部のほとんどのエリアから見ると、富岡へ行くのと小松島ICへ向かうのが、ほぼ同じ時間で行けるようになるからです。
※小松島が県南部であるかは別にして。また、あまり意味のない区別だ。
阿南市は富岡ばかり重視し、阿南市内の高速道路沿線部の振興には、まったくチカラを入れない。
小松島は立江櫛渕ICに、道の駅のような地域振興施設を計画しているが、阿南市は新野IC付近に計画していた道の駅を、当時の市長が凍結した。
南に目を転じると、美波町や牟岐町、海陽町のいずれも高速道路に応じた防災施設や病院施設の整備が進行している。
阿南市内に5つもICができるのに、高速沿線のうちで何も進めていない自治体は、阿南市だけなのだ。阿南だけが、高速とあさっての方向の富岡地区ばかり重視しており、やっていることが逆方向で、時代の流れを理解していない。
このような状況であれば、阿南市内陸部も含めた県南部全般の消費者の立場に立つと、富岡よりも小松島IC付近が繁栄していただき、小松島に魅力的な商店や大型商店が集積してもらうほうが、メリットは大きい。
県南全般から富岡に行っても、その先は海しかない行き止まりである。小松島であれば、ドンキに引き続いて、店の選択肢が多い徳島市に、続けて行けます。
有名チェーン店が富岡地区にあるケースはみられる。ただし、希望の商品が品切れなどしていた場合、小松島であれば、その先の徳島市など県北部まで足を伸ばせば、同チェーンの複数の別店舗を回ることが容易だ。
消費者にすれば、買物先が富岡でなければならない理由は何もない。いままで県南全般から富岡に行っていたのは、たんに他に選択肢がなかっただけだ。
それに、そもそも素朴な疑問として、一概には言えないだろうが、富岡地区に所在する有名チェーン店は、本部側が たっての希望で富岡を望んだのであろうか? 地元側による希望やフランチャイズなどか? その辺の事実関係によっても、富岡中心論が客観的なのか地元の願望かどうかを左右する。
現在、阿南市内でも高速道路の建設が目に見えて進んでいる。阿南ICの進展はすでに多くの人が目にしていると思われるが、長生町、桑野IC付近でも橋脚が立っているし、新野IC付近でも複数のボックス状のコンクリート建造物が目にできる。
阿南市はあいかわらず富岡を重視し、富岡を阿南市や県南部の中心部とみなす考え方を堅持していますが、今回のドンキ小松島出店は、その方針の綻びの一つとなるでしょう。
これに続いて有名チェーン店が小松島に集中する流れになれば、県南部の消費行動にとって望ましいことだ。小松島は頑張ってほしい。
高速沿線に力を入れる小松島や県南部の各市町と、バスと鉄道を連携させるなど遠回りの導線を作り、強引に富岡・阿南駅に向かわせようとする阿南市。
北風と太陽 の結末は見えている。

