我が家の庭にある蘇鉄


株の真ん中あたりから新芽が生えてきてグングン成長しています。


夏休みの自由研究的に成長の様子を観察しました。


1週間でこんなに成長するとは驚きです。



蘇鉄は生きた化石といわれ1億年以上前から存在しているとても古い植物だそうです。



大阪堺 妙國寺の境内にある蘇鉄には、織田信長「夜泣きの蘇鉄」伝説があるそうです。


時は戦国時代、遠い南の国から運ばれてきたという妙國寺の蘇鉄は当時大変珍しがられ、天下統一を果たした織田信長も羨望の的に。


ついにその権力をもって安土城へ移植させてしまいました。


ところが、その蘇鉄は毎夜毎夜「堺へ帰ろう」とすすり泣くのです。


激怒した信長が部下に命じて蘇鉄を切らせたところ、切り口より鮮血が流れ、大蛇のごとく悶絶。


さすがの信長も気味悪がり、蘇鉄を妙國寺に返し届けました。


信長に切られて枯死寸前で返された蘇鉄を憐れに思い、日珖上人が読経して鉄屑を与えられたところ回復したと言われます。


ここから「蘇鉄」という名がついたと言う説があるそうです。



我が家からは信長が居城していた岐阜城が見えます🏯


信長と蘇鉄にこんな関係があるなんて、調べてみると実に興味深いですね。