1995年1月17日午前5時46分 阪神・淡路大震災が発生。

淡路島北部の深さ16キロを震源とするマグニチュードは7.3の地震が発生しました。

都市部を襲った直下型だったため被害は大きく、死者6433人、行方不明者3人、負傷者4万3792人に達した。全半壊した家屋は約25万棟で、総被害額は10兆円近くに上りました。

TVから流れてきた、横倒しになった高速道路、倒壊したビルやマンション、市街地に広がる火災の映像は現実とは信じがたく大きな衝撃を受けました。

あれから29年。忘れてはならない出来事です。


多くの失われた命に黙祷。

写真は東遊園地内ある1.17希望の灯り。



~碑文 6432の命と生き残った私たちへのメッセージより~

震災が奪ったもの
命 仕事 団欒 街並み 思い出
たった一秒先が予知できない人間の限界
震災が残してくれたもの
やさしさ 思いやり 絆 仲間
この灯りは
奪われた
すべてのいのちと
生き残った
わたしたちの思いを
むすびつなぐ
希望の灯りは「未来」へのメッセージ。
亡くなった犠牲者の命をこれから生きていく人が受け継いでいく、いのちの尊さ、生きる力、未来をすばらしいものにしていくために。

写真家・防災士 三浦寛行