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どうも
「今年のトレンドカラーは〇〇です」というのは各国の担当者が会議をして2年くらい前には決まっているという事実を知って、何だか冷めてしまった澤木です。
#2-3年後の世界情勢を予測して決めるらしいよ。
#トレンド、流行りに一切興味を示さない男・澤木
さて、今日は
【中学軟式野球】
【軟式野球】
投手用グラブ/野手用グラブに関するルールについて
という何ともお堅そうなテーマで参りますが、何とか澤木がポップにお伝え致します。
今日は早速、本題に入りま~す!
▼【中学軟式野球】【軟式野球】カラーグラブのルールについて
はい、そんなわけで今日は
【中学軟式野球】【軟式野球】カラーグラブのルールについて
で御座います。
毎年のことですが、この時期になると「このカラーは高校野球で使えますか?」、「このカラーはピッチャーで使えますか?」、「このグラブは中学で使えますか?」というお問合せを多く頂戴します。
これは全国の野球専門店で同じ問い合わせが多いのではないでしょうか。
そんな中でローリングスさんが素敵なPOPを作って「軟式グラブのルール」について発信をしていますので、ベースボールマリオブログでもそれに倣って(乗っかって)発信して参ります。
このようにメーカーさんも発信をして頂けると販売店の我々としては心強いですし、業界全体で周知していくぞ!という流れになりますので、良いことだと思います。
以下、全日本軟式野球連盟の「グラブの取り扱いについて」(令和6年2月)です。
はい、結論から言いますと・・・
全日本軟式野球連盟としては
野手:どんなグラブでも制限なしで使ってOKです。
投手:捕球面・背面・ウェブは2色までならOK!
※ただしホワイトやグレーはダメよっ!
上記を覚えておけばOKです。
どうです?
かなり緩和されたと思いませんか。
そして、気になる「中体連」のルールですが・・・
基本的には「全軟連」とルールが同じです!
大事なことだからもう一度載せておくね。
野手:どんなグラブでも制限なしで使ってOKです。
投手:捕球面・背面・ウェブは2色までならOK!
※ただしホワイトやグレーはダメよ~ダメダメっ!
#日本エレキテル連合©
#日エレ連
まとめると・・・
全軟連で投手用グラブのルールが緩和されました!
投手用グラブ
捕球面、背面、ウェブは2色まで
ハミダシ:制限なし
ヘリ革:制限なし
紐:制限なし
縫い糸:制限なし
指掛け:制限なし
刺繍:氏名、番号、チーム名の刺繍カラー制限なし
柄模様:制限なし
商標:制限なし
ラベル:制限なし
※ここで注意点も載せておきましょう
(#仕事が丁寧でしょ)
このルールはあくまでも全日本軟式連盟のグラブルールになります。
日本には「ローカルルール」っていうものがあって(これが結構、大変なんだ)、その地域のルールやリーグのルール、その他団体や連盟によってはルールが違う場合があるので注意してくださいね。
ご不明な点があれば所属されているリーグや連盟に事前に確認をするか、もしくは「全国的に使えるのだから問題なく使えるっしょ!」と仲間を引き連れてパワープレーでゴリ押ししてみてください。
#ちなみに「パワープレー」の語源は、アイスホッケーだよ。
あ、そうそう・・・
NPB、社会人、大学、高校・・・・とカテゴリー別に「巻物」のようなルール表があるので一応、添付しておきますが、目を通す程度でOKです。
まず大前提として、私の個人的な意見(ブログってそういう場所でしょ)を述べさせていただくと・・・
「ごちゃごちゃやってないで、すべてのカテゴリーでグラブのルールを統一したほうが分かりやすいだろ!現行のルールだと混乱を招くし、何より選手の為になっていないだろ!」
・・・と言いたい気持ちはあるのですが、いくら個人的な意見を述べるブログであっても言葉遣いが非常に悪いので、この発言は公の場では控えるようにしています。
#ブログは公の場だぞ。
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まぁ、そんなわけで
実際にグラブの写真を使って簡単に解説していきましょう。
こちらのローリングスの軟式グラブ、まず「野手」に関しては制限がありませんので、この3個のグラブはすべて全軟連(中体連)でも使用可能です。
問題は「投手用グラブ」のルールで「捕球面、背面、ウェブは2色まで」という謎ルールがあります。
#謎って言うな!
↑↑
仮にこのローリングスのグラブに関してはウェブ:レッド、捕球面:ネイビー、背面:ブルーと3色使っているので「投手用グラブ」として使うのはNGになります。
#野手はぶっちぎりで使えるよ。
↑↑
こちらのグラブに関しては「投手」、「野手」どちらも問題なく使用可能です。
捕球面:ピンク
背面:ミント
背面:ミント
捕球面:ピンク
ということで2色で収まっているので「投手」として使用可能です。
※レースやハミダシ、ヘリ革は制限無しなので色にカウントしなくてOKです。
こちらのウイルソンも見ていきましょう。
↑はい、こちら。
捕球面:Dブラウン
背面:ブラックSS
ということで2色で収まっているので「投手」で使用可能です!
↑こちらはどうでしょうか。
読者の皆さんも考えて下さい。
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先を急ぐので答えを言いますね。
↑こちらのグラブは・・・
捕球面:ブロンド
ウェブ:オレンジ、ネイビー
というように合計3色使っているので「投手」としては使用できません。
#繰り返しになりますが、「野手」は全力で使えます。
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まとめ
野手:どんなグラブでも制限なしで使ってOKです。
投手:捕球面・背面・ウェブは2色までならOK!
※ただしホワイトやグレーはNG
という感じで伝わりましたでしょうか。
最後にちょっと真剣な話をすると・・・
私が個人的に高野連に求めているのは「投手」と「野手」のグラブのルールを統一して欲しいということです。
高校野球だと「投手は紐のカラーが本体と同色」というルールがあるため、投手と野手を兼任している選手は場合によってはグラブの紐を変えないといけなくなるわけです。
それは流石に無駄な出費ですし、「学生野球」、「部活動」という観点からみても経済的ではない。
ましてや、高校球児が年々減少傾向にあるわけで、そうなると必然的にピッチャーと野手を兼務する選手が多くなるわけです。
投手のグラブの紐の色が違うことで競技において危険を伴う、または何かしらの問題になるのであれば納得しますが、今のところ合理的な回答を絞り出すのさえ難しいルールです。
#お客様に「何でダメなのですか」と訊かれても答えられない。
これから「野球」を始める際にはなるべく費用は抑えられたほうが良いですし、ポジション変更があった際にも紐交換などの経済的負担が減ったほうがいいですよね。
さらに言うと、「投手」と「野手」のグラブルール統一にすることで、メーカー側も新たに商品を作り替える必要もないし、販売店も新しく仕入れをする必要もないので、現行の商品ラインナップのまま、高校球児の負担を少しでも減らすことが出来るわけです。
#コストは1mmもかからない。
#「投手と野手のグラブルールを統一する」という一文をHPに載せるくらいのコストです。
道具のルールというのは毎年のようにちょっとずつ変更されていて、昔に比べれば少しずつ緩和されているように感じます。
#すごい進歩!
だからこそ、もう一度「誰のための野球なのか」を見つめ直して、野球界全体で裾野を広げながら、より良い業界・ルールになれば良いなと思って書かせて頂きました。
これからも微力ながら発信をしていきます。
最後まで読んで頂きまして有難う御座いました。
ベースボールマリオ澤木
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「トルピードバット」どうなる?/軟式カラーグラブの用具規定