どうも
取引先メーカーのフロントの方から「昨日(1/4)のブログ冒頭の挨拶が面白かったです」というメールを頂いた澤木です。
#冒頭の挨拶が最大のハイライトです。
#多くの業界関係者に読んで頂いている。
#いつも有難う御座います。
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さて、本日のマリオブログは
「オールラウンド用グラブを買ってください」と言われた場合の注意点(2024)
というテーマで書かせて頂きます。
この記事は昨年(2023年)の7月にも同じ内容で書かせて頂いたのですが、ところがドッコイ!有難いことに毎年同じような問い合わせを頂戴しますのでこの話題は何度も(何度も)繰り返し発信していくことが大事なのです。
#永久保存版です。
少し真面目な記事になりますので、ホットココアを飲みながらリラックスして読んでみてくださいね。
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年が明けて、これから新しいチームに所属したり、ポジションが変わったりする季節だと思いますので新しくグラブを購入するときに迷わないように少しでも参考になれば嬉しいです。
▼「オールラウンド用グラブ」という選び方は危ない
店頭で接客をしていると
「指導者の方から『ポジションが決まるまではオールラウンド用グラブを買ってきてください』と言われました。」と仰るお客様が少なくないわけです。
もちろん新しいグラブを購入するタイミングですと、チームに入ったばかりなどはまだポジションが決まっていないですよね。
「オールラウンド用」は言い換えると「どこのポジションでも比較的使いやすいグラブ」になります。
投手も内野手も外野手も出来るくらいの大きさです。
(他にもウェブ形状や本体カラーと紐カラーの組み合わせなど細かいルールはあります)
・・・ですが、各メーカーが出しているラインナップを見て頂けると分かりますが、「オールラウンド用」って硬式グラブに限っては種類が多くないのが現状です。
▼「身体や手の大きさ」に合わせてグラブを購入する
既にご存じの方には釈迦に説法で恐縮ですが、グラブ選びで大事になるのが、「身体や手の大きさ」に合わせてグラブを購入するという選び方です。
特に新・中学1年生で「硬式野球」を始める場合はまだ150cmくらいの選手もいらっしゃるはずで、そうなると一般的な「オールラウンド用」は大きすぎます。
そもそもグラブ選びはポジションで選ぶのではなく、身体の大きさやプレイスタイルで選びますよね。
したがって・・・
ポジションがまだ決まっていなくて、一般的なオールラウンドが大きいと感じる場合は身体の大きさや手のサイズに合わせて「小さめの内野手用グラブ」でもOKです。
#ここテストに出ます。
これはポジションが決まっている場合にも言えることです。
例えば、身長が150cmくらいの新・中学1年生で「僕は外野手をやる!」って決めている場合も一般的な外野手グラブだと大きすぎてしまう場合があります。
その場合は身体の大きさや手のサイズに合っているのであれば内野手用グラブを選んでもOKです。
成長期の中学生や高校生はポジションに囚われ過ぎずに身体の大きさや手のサイズで選ぶと良いと思います。
そのほうがうまくグラブを扱えますし、単純に上手くなります。
極端な話、内野手用グラブ(単色であれば)で投手をやってもルール上は問題ないので「オールラウンド用グラブを買ってください」というのはいろいろな解釈が出来ますよね。
本当にオールラウンド用(ウイルソンDU型・33型/WP桑田モデル/ゼット450型など)を購入するのか、それとも身体の大きさや手のサイズに合わせてグラブを購入するのかはしっかりと野球専門店のスタッフさんに相談をすると良いと思います。
▼「やりたいポジションは?」
中学1年生や高校1年生のお客様の接客をしていると「ポジションが決まっていないから・・・」とグラブ選びを悩まれるケースがありますよね。
#お気持ちはすごく分かる!
でも考えてみて下さい。
チームに入った瞬間にポジションが決まっている選手なんて(そんなスーパースターは)なかなかいないですよね。
#余程のムーキー・ベッツじゃない限り。
だからこそポジションは決まっていなくてもOK!(決まっていなくて当たり前)ですので、「やりたいポジション」は自分の中で明確にしておくと良いと思っています。
これはチーム事情によりますが、最初はやりたいポジションをやる場合もあれば、個々の能力やチームのポジションの関係で指導者の方からポジションを指示される場合もあります。
それでも心の中では「俺は○○のポジションでやりたい!」と心に思っておくと良いかもしれませんし、今後のためにもそうであって欲しいなと思います。
ちなみに澤木は中学1年のときに外野手をやっていたのですが、本当はショートをやりたかったので全体練習後の自主練で(先生の前でアピールするように)内野の練習をずっとやっていたら無事に内野手になりました(笑)
#アピール大事。
なので、お客様の中で「ポジションは決まっていないですけど、内野手やりたいので内野手用グラブを買います!」って自信持って言える子に出会うと何か嬉しくなります。
#澤木おじさん、嬉しくなります。
#涙もろいです。
もちろん「やりたいポジションがまだない」という場合もあると思いますので、中学生のうちはいろいろなポジションを経験して、それぞれのポジションの良さや難しさを体験するのも大事であって、大きな財産になります。
#応援しています。
▼グラブを持って野球専門店に行こう!
あと、最後にグラブ選びでお薦めしたいのは「新しいグラブを購入するときは今使っているグラブを持って野球専門店に行きましょう!」ということです。
これは今までに7万回くらい発信をしていますが(今日がちょうど7万回目)、「グラブはその選手のカルテ」です。
「名は体を表す」という言葉があるように「グラブはその選手を表す」わけです。
グラブの捕球面を見ればグラブの使い方や捕り方、プレー中の動きまでがある程度分かりますのでグラブを選ぶときの参考になるわけです。
今使っているグラブが使い易ければ同じような設計のグラブを購入する。
今使っているグラブよりも少し大きいグラブが欲しい場合は少し大きいグラブを購入する。
今使っているグラブの設計とは違ったグラブも試してみたい・・・
すべて「今使っているグラブ」が基準になりますので、その「基準」となるグラブを持って野球専門店に行きましょう。
#そこで型の調整も出来ますしね。
もちろん、これはベースボールマリオだけではなく、全国どこの野球専門店に行く場合もです。
誰しも「自分に合ったグラブ」、「使い易い相棒グラブ」に出逢いたいはず!
それであれば自分に合ったグラブに出逢う確率を上げてくれるのが今使っているグラブで御座います。
そこで数年前から「グラブを持って野球専門店に行く」という文化を作りにいっているわけですが、野球専門店連盟では2024年現在は移行期間ですが、2025年からマストになりますのでご注意下さい。
#そんなルール無いぞ!
#「野球専門店連盟」って何?
兎にも角にも
グラブを選ぶときの「基準」としてグラブを持っていきましょう!というご提案で御座います。
グラブを持っていけない場合は今使っているグラブの捕球面の写真を撮って頂ければOKです。
少しでも一般的に広まれば嬉しいなと思いますし、そうなったときには「グラブ」がもっと身近な存在になり、生活の一部に溶け込んでいけば「野球界」も裾野が広がるかなと信じております。
気軽に公園で野球したいじゃないっすか。
#お~い、磯野!野球しようぜ!的な。
©中島くん
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すみません、サクッと書こうと思ってタイピングをし始めたら熱くなってしまって長文になっちゃいました。
記事の内容をまとめると
■身体にあったサイズのグラブを選ぼう!
(内野手用グラブで外野をやってもOKだよ)
(オールラウンドというよりも身体にあったサイズ)
■やりたいポジションを見つけよう!
■グラブを持って野球専門店に行こう!
・・・・の3点です。
少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは本日はこの辺りで。
ベースボールマリオ澤木
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