前回：【ウイルソン】マリオオリジナル86型のカラーをアンケートで決めるの話に戻る
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誰かが言った・・・
川の流れを変える石を置きたい
・・・と。
本日もベースボールマリオのブログにご訪問頂きまして有難う御座います。
澤木です。
本日アップロードした【ブルペンラジオ】では『ウイルソンの小指２本入れ』について話をさせて頂いてます。
今回のラジオは初の試みで私、澤木が１人で収録をしています。
というのも、毎回ラジオは閉店後に畳の上で収録するのですが、その日はルーキー加藤、カープ割下が帰宅してしまっていたんですね。
それで急に『ラジオ録ってみよう』と思い立って収録ボタンをポチッと押して収録してみました。
#１人で提供枠を言うのは恥ずかしいから止めた
【ブルペンラジオ】アップロード！
#63 【ウイルソン】内野手の小指２本入れについて
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宜しくお願いいたします。
ベースボールマリオではウイルソンのグラブを特に推しております。
もちろんグラブの品質が素晴らしいのはありますが、それ以上にメーカーとしての想いやコンセプトがブレずに一貫しているところが好きで推しています。
守備率10割への旅路
これだけ『守備率10割』というワードを意識して使っているメーカーはあまりないですよね。
そのために選手目線で考え、エラーする可能性を機能面から排除していくグラブ作りには感動しますし、その船に乗らないわけにはいかないと思っています。
#全力でオールを漕いでいます
そんな中でもベースボールマリオでは【内野手の小指２本入れ】を推進しています。
理由としては
圧倒的に掴みやすい
シングルハンド、バックハンドがやり易い
などなど。
人間の手の構造上、小指２本入れの方が掴みやすいのは確かです。
(外野手で小指２本入れが多いのはそのためです)
もちろん合う、合わないは必ずありますが、食わず嫌いではなく、まずは選択肢の中に入れてみると視野も広がりますし、引き出しも増えます。
・・・と言っている私も前までは内野手の小指２本入れは否定派の人間でした。
『ボールの持ち替えがしづらい』
これが内野手で小指２本入れが敬遠される理由の１つだと思います。
メジャーリーグが好きでよく見ているのですが、ほとんどの内野手が小指２本入れで使用しています。
でも、どうでしょうか。
メジャーリーガーは捕ってから、ボールを持ち替えるの物凄く速くないですか？
もちろん超一流選手だからと言えばそれまでですが、よくよく見てみると捕球の仕方が違っていたんですね。
ＭＬＢを見ていて選手が使っているグラブに注目してみると、深くて大きいグラブなのに何であんなに持ち替えが早いのか。
どの選手も身体の近くで捕っていますよね。
肘が伸びずに曲げた状態でヘソの真下くらいで。
ゴロだけじゃなくて、送球を受けて持ち替えるのもボール捕りにいかずに、ボールが来るのを身体の近くにグラブを出して待ってますよね。
共通しているのはグラブの捕球面の中心、または土手近くで捕球しています。
だから小指2本入れで使っても、捕ってから速いのですね。
土手で捕るためにグラブを浅くはめる選手もいるくらいです。
（小指2本入れだからこそ、浅く手をはめても掴める）
道具の進化やトレーニングの向上によって、打球速度はどんどん速くなっています。
内野手のポジションも必然的に深くなります。
そこでボテボテの打球に対しては股割って捕る以外にもシングルやバックハンドで捕りにいくケースが増えてきます。
小指２本入れでシングルハンドキャッチは安定しますよね。
#打球のラインに合わせてグラブを出すだけ
ウイルソンのDUALの中で小指2本入れを推進しているのがDO型(1786型)になります。
MLBでウイルソンを使用している内野手の中で圧倒的な人気を誇っているド定番グラブです。
だって
圧倒的に掴みやすい
ハンドリングしやすい
持ち替えしやすい
・・・ですからね。
この型番をベースボールマリオでも推していくにあたって、2018年に「小指2本入れ推進委員会」という団体を勝手に立ち上げて、ツイッターなりブログなりインスタなどに投稿をし続けました。
日本では内野手が小指２本入れで使う選手はまだまだ少ないです。
でもこれからは確実にその流れが日本にも来ると信じております。
2020年、今年からライオンズの外崎選手がセカンドで小指２本入れでプレーされています。
（松井稼頭央選手もMLBで小指2本入れになって、日本復帰後も小指2本入れでしたよね）
徐々に、少しずつ、ちょっとずつ
新たな常識が生まれるような気がして、ワクワクして、面白がって日々を過ごしております。
私にはひとつ夢があります。
それは
いつか内野手の日本人選手がメジャーリーグでＧＧ賞を獲得するの観ることです。
いつかその景色を見てみたいなと密かに思っていて、そこへの一歩として小指2本入れというのがキッカケになるような気がしてならないのです。
もちろん小指2本入れが全てではないですし、合う合わないも当然あります。
ですが、守備力向上や今までと違った守備のアプローチとして、小指2本入れというのが一つのスパイスにはなるのかなと感じております。
そんなことを考えながら今回のラジオを収録してみました。
お時間ある方は是非、今回のラジオを聴いてみてください。
それでは、本日はこの辺りで。
#63 【ウイルソン】内野手の小指２本入れについて
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