2018年9月26日…
無慈悲なアラーム音によって叩き起こされる…
寝惚け眼をこすりながらスマートフォンを開き、いつものようにスポーツナビのサイトへアクセスする。
「毎朝、スポーツニュースをチェックする」
これが毎朝のルーティンだと言えば格好が付くが、実際はベッドからなかなか起き上がれないだけの話でしかない。
そんな中、瞳孔が一気に開き、思わず姿勢を正してしまうほどのニュースがトップ記事になっていた。
それは・・・
中日ドラゴンズの浅尾拓也投手と荒木雅博選手が今シーズン限りで引退をするというニュースだった。
なかなか状況を呑み込めない中・・・
とりあえずベッドから抜け出し、着替えてベースボールマリオへ出勤する。
下北沢へ向かって自転車を漕ぐ。
自転車を漕ぎながら考えていた…
「これはマリオオリジナルを作るべきではないのか…」
その時にはもう完全に目は覚めきっていた。
出勤して着替えてタイムカードに打刻する。
そこからメールをチェックするのがいつもの流れなのだがこの日だけは違った。
自然とミズノオーダーグラブシミュレーションをクリックしている自分がいた。
しばらくしてからD竹内が出勤してきた。
「タケ!浅尾投手と荒木選手が引退するらしい。それでマリオオリジナル作るから!」
これは相談ではない。
決定事項を報告しただけだ。
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それから約1ヶ月余り・・・
ついに入荷したのだ。
長々とプロローグを書いてしまったが・・・
本題に入る。
こちらが店舗別注でオーダーをした
浅尾投手モデル
ミズノプロとグローバルエリートで作成。
(どちらも軟式用)
こちらはグローバルエリートでのオーダーグラブ。
浅尾投手ご自身もグローバルエリートのグラブを使用していた。
浅尾投手モデルの最大の特長はバックスタイル。
ライナーバック
ミズノの投手用グラブの中でライナーバック(ファーストバック)を採用しているのはこの浅尾投手モデルのみとなっている。
ウェブの種類もカタログ通りのタータンATを初期搭載している。
この「AT」はASAO TAKUYAのATだということは今更言うまでもない。
浅尾投手モデルの大きさはサイズ13。
浅尾投手と言えば牽制の速さとフィールディングの上手さがずば抜けている。
(2011年にはゴールデングラブ賞を受賞)
(先発登板が無い投手の受賞は史上初)
投手にとってはピッチング、牽制、フィールディングは必須項目となる。
こちらはミズノプロの浅尾投手モデル。
もちろんライナーバックのウェブもタータンATウェブを選択している。
ちなみにこのライナーバックでは
ミズノランバードラベルの位置を親指側につけるか小指側につけるか選択することが出来る。
上記のグローバルエリートでは親指側を選択したので
こちらのミズノプロでは小指側にラベルと取り付けた。
もちろんオーダーをする際は好みで選択して頂きたい。
ちなみに浅尾投手が実際に使っているグラブの画像を調べてみると
ラベルが親指側についているものもあれば、小指側についているものもあった・・・。
だったら両方作ってしまおうということで今回、発注をさせて頂いた。
やはり、ずっと見てきた選手が引退するというのは寂しい気持ちになる。
現役時代を知っている選手が引退し、今は監督やコーチになったりしている。
何だか感慨深い。
それだけ私も歳を頂いているということになる。
プロローグは書かせて頂いたが
エピローグは書かない。
これは終わりではない。
終わりの始まりでさえない。
おそらく、始まりの終わりなのだ。
まだまだ始まったばかりだ。
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