大学１年の４月・・・
まだ入学して間もないころ。
脚力を鍛えるために全体練習終了後に一人で外野を走っていました。
すると・・・
一つ上の先輩二人組が帰り支度をしてその横を通過しました。
当時、自主練なんてほとんどしない先輩二人組です。
「え！？何で走ってんの？」
「何かやらかしたの？」
・・・と笑いながら声を掛けられる。
「いえ、足が速くなりたいので・・・」
・・・と返す。
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今から10年以上前の話ですが
チームとしても選手としてもとてもレベルの低い会話です(笑)
それから1年後・・・
「ティーしようぜ！」
野球部にとって「ティーをする」というのは無論カフェでお茶することではありません。
その一つ上の先輩二人組は誰よりも遅くまでグランドに残って練習をしていました。
「人が変わったように練習に打ち込む」というのはこういうことを言うのだなと思います。
毎日、練習終わりにティーを打って
グランドの照明が消えてからは一人で外野まで行ってスイング３００回をしてから帰る。
そんな自分のルーティンを守る先輩でした。
「何で外野まで行ってスイングするのですか。こっちで一緒に振りましょうよ。」
一度聞いたことがある。
「いや、俺は基本的に怠け者だからみんなと一緒にいると喋っちゃうから(笑)」
なるほど・・・。
ルーティンを崩さない。
今でも尊敬する二人の先輩です。
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私は毎日、日記をつけているのですが過去の日記を読んでいたらその時の様子や会話まで鮮明に思い出しました。
その日記も今日から75冊目に入りました。
15年間毎日欠かさず書いています。
この日記を書き始めた高校1年生のときに買った下敷きを15年経った今でも使っています。
若かりし頃の宮本慎也選手。
若いなぁ～。
ショート時代ですね。
（慎也のショートは日本一～♪）
わかる人いるかな(笑)
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何が言いたいのかといいますと
中学生、高校生の方は是非、毎日、日記を書いて欲しいと思っています。
時を経て人は成長して変化するように字も変化します。その時の様子が字に表れるのでスマホやPCではなく自筆でノートに書く！（PCでブログを書いている私が言うのもなんですが）
野球のことはもちろんですがその日感じたことでも良いのでとりあえず一行でも書いてみる。その時は意味無いかもしれませんが数年後に振り返ったときにもしかしたらハッとするかもしれません。毎日続けると歯磨きのように習慣になります。毎日のルーティンです。
「今の自分を支えてくれるのは過去の自分だけだよ」
ある学校の3年B組の有名な先生が仰っていました。
とても良い言葉です。
たくさんのモノを積み重ねていくためには土台が大事だと信じています。
その土台の下に敷くものも大事だと思っています。
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