前回:DUAL推し!ウィルソンD5型・・・熟成中。に戻る
「いらっしゃいませ!」
「ご予約のお名前は・・・」
「あっ、ベースボールマリオの澤木です」
「今回のグラブはどうしましょう?」
【当店はお客様のお好みのグラブをお出しする野球専門店です】
「実は・・・メジャーリーガーの内野守備に憧れていて、その世界観を表現できるグラブがあれば良いのですが・・・」
「・・・かしこまりました」
(カランコロン)
『オーダーっ!』
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『ウイルソン軟式オーダーDUAL
メジャー人気ナンバーワンのDO型に
ブロンドカラーのホワイト和え
Wilsonロゴ刺繍を添えて』
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「Oui、monsieur」
(ウィームッシュ)
・・・というわけで出来上がってきたオーダーグラブがこちら。
Wilson
ウイルソン
DUALシリーズ
基本モデル:DO型
ウイルソンカタログによると・・・
メジャーで圧倒的人気のモデルをベースにした型(小指2本入れ対応)
・・・記載されている。
なるほど。
こちらが求めているグラブそのものだ。
ふむふむ・・・
よ~く見ると
捕球面の折り返しがハーフになっている。
ウェブ下位置のポケットが深くなり過ぎない設計だ。
より手の平の中心位置での捕球が可能な作りになっている・・・。
オーダー通りだ・・・。
ウェブの種類は
【HSウェブ】
なるほど・・・。
通常、定番品グラブのDO型のウェブには【HWウェブ】が取り付けられているが今回は敢えてのHウェブに近い設計のウェブにしているわけか。
ウイルソンのオーダーシミュレーションではその型番に合う適正なウェブを導いてくれる。つまり「シミュレーションに出てこないウェブはその型番にはあまり適さないですよ」ということを教えてくれている。
ウェブとグラブの型の相性という細かい部分にこだわって考えているところに惹きつけられてしまう。そして魅了され、惚れてしまう。
ちなみにこの【HSウェブ】はただのHウェブではなく細かい切り込みが入っている。
なるほど、そういうことなのか!
さすがは常識を疑うのが好きな集団だ。
我々もその一員にならなくてはと常に思っている。
【今日の常識は昔の非常識から成っている】
・・・そんな言葉があるとか無いとか。
親指への刺繍はブラッシュ体。
カラーはホワイト。
注文通りだ。
本体カラーはブロンド単色
ヘリ革:ホワイト
レース紐:ホワイト
ラベルは【WS-45(ブラック×ホワイト)】だ。
(ブラック×ホワイト)
「勝負事に白黒ハッキリ付けたい」
そんな想いを込めてこのラベルを選択した。
(いや、完全なる後付けだ)
(単に本体カラーと合う配色のラベルを選択しただけだ)
話は逸れるが・・・
勝負事で「白黒ハッキリ付ける」という言葉があるが
白星、黒星という表現があるように白星は勝ちで黒星は負けを意味する。でも例えばオセロで白黒ハッキリ付けると言われても黒が勝った場合は「黒が白星をあげた」という表現は合っているのだろうか。そもそも降参をするときに揚げるのは【白旗】であって、ボクシングでセコンドが投げ入れるのも【白いタオル】である。
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逸れた話を戻す。
背面のハミダシは当然のようにDUALだ。
ベースボールマリオではDUALを推している。
シングルも悪くはないが・・・
やっぱり・・・
・・・ダブルだ!
安心感が段違いだ。
トイレットペーパーに想いを込めている。
(これは本当だ)
ハミダシは玉ハミのホワイト。
人差し指の部分にWilsonロゴ刺繍を添えている。
感覚的には刺繍を入れるのではなく刺繍を添えている。
その感覚の違いを大事にしたい。
小指掛け紐の影に隠れているのは
オーダーの証かもしれない。
DO型の特徴的な捕球面に心を奪われる。
メジャーリーグの内野手で圧倒的な人気を誇る型番だ。
ウェブ下位置が深くなりすぎないという事と自然と手の平の中心位置にポケットが来るような感覚。
こちらのDO型は小指2本入れで使用出来るモデル。
それにしてもメジャーリーグでは内野手でも小指2本入れで使用している選手が日本に比べて圧倒的に多いのは何故だろうか。
現在、日本のプロ野球の12球団の二遊間で小指2本入れで使用している選手は何人いるだろうか。
選手の好みの部分が大きいだろうが育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めないのかもしれない。セロリに対して好き嫌いがあるように指の入れ方にも好みがあるのだ。
個人的に今までの野球人生ではグラブは通常の入れ方で使ってきた。
でもこのDO型に関しては2本入れで使用しようと心に決めている。
新たな技術の習得だ!
これからの日本の野球界では「内野手の小指2本入れ」というのも一つのトレンドになれば更に違った技術や野球の考え方が生まれるかもしれない。その辺は非常に楽しみだ。
ウイルソンが日本でDUALが発売したのは2016年10月。
当時のブログ記事(ウィルソンDUAL(デュアル)硬式グラブ発売!!【内野守備について】)で書かせて頂いたことがある。
当時の疑問はメジャーリーガーは何故、深くて大きいグラブであんなにボールの握り替えが速いのか・・・
つまりは・・・
『深いポケットのグラブを浅く使う』
この理屈は分かっていたが
先日、あの方に明確に言語化して頂いてからさらに分かりやすくなった。
先日のブログで「次に推していく型がある」という内容を書いたが
それがこのDO型だ!
これからメジャーリーガーに人気があるDO型について詳しく掘り下げていこうと思っているのだが
ちょっと長くなりそうなので
それはまた・・・
・・別の話。
That's another story.
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『ウイルソン軟式オーダーDUAL
メジャー人気ナンバーワンのDO型に
ブロンドカラーのホワイト和え
Wilsonロゴ刺繍を添えて』
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