「世界一のサッカークラブ」「銀河系軍団」などの呼び名で知られるレアル・マドリードCFが、所属するスペイン・リーガエスパニョーラにおいてその人気を2分すると評しても決して過言ではない名門、FCバルセロナと対戦するため敵地カンプ・ノウへと乗り込む。
リオネル・メッシ、セスク・ファブレガス、イニエスタ、シャビといったスター選手たちばかりのロスターに今季からブラジル期待の若手、ネイマールが加わったことでより一層その脅威が増したバルセロナは現在勝ち点25で最早「定位置」とすら言えるリーグ首位に立っている。そしてその後方、勝ち点22で3位という順位からバルサの背後に迫っているレアル・マドリードの直接対決はスペイン国内のみならず世界中の注目を集めることだろう。
欧州サッカーファンの方ならばこの対戦カードがどんなものであるかはあえて語る必要も無いだろう。スペイン語で「伝統の一戦」を意味する「エル・クラシコ」と呼ばれるこの1戦はまたの名を「スペインダービー」とし数多くあるナショナルダービーの中でも最も注目を集める、そして現在の世界サッカー界において「最強」とされるスペインの1部リーグを代表するダービー戦なのだ。
アトレティコ・マドリードと共に3大名門クラブと呼ばれる2チームの対戦ということだけでなく、マドリードとバルセロナというスペインの2大都市とされる都市を象徴するクラブ同士の対戦であるということがこのダービー戦がその他の試合とは比べ物にならない程の盛り上がりを見せる一因であるが、はたして今年の1戦ではその歴史にどのような新ページが加えられるのだろうか?
今季1度目の顔合わせとなるこの1戦、敵地に乗り込む側となったレアル・マドリードだが、2011-12シーズンにて優勝を飾った後、ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ昨季は連覇を宿敵バルセロナに阻止されてしまった屈辱をこの1戦に勝利を飾ることで多少なりとも払拭できるのだろうか?
さてそのレアルだが、今季は専門家たちが再びバルセロナからタイトルを奪い返す可能性が十分にあると見られている理由がいくつかある。
まず一つは、カルロ・アンチェロッティが新しく指揮官として就任したということ。もちろん、昨シーズンまで彼らの指揮を執っていたジョゼ・モウリーニョの手腕が不足していたと言う訳ではない。だが、指導者としてACミラン、チェルシーFCに数多くのタイトルをもたらし、さらには昨シーズンも2011年12月から指揮を執ったパリ・サンジェルマンFCを就任から僅か2シーズンで1993-94シリーズ以来となる19年ぶりのリーグ優勝に導くなど「優勝請負人」と呼べる程の経歴を誇る新監督の手腕には大きな期待を寄せているサポーターたちも多いことだろう。
2つ目はスペイン代表選手であるイスコがマンチェスター・シティやチェルシーからの誘いを蹴って加入したこと。若干21歳のスペイン期待の若手がロナウドやベンゼマ、ディ・マリアといった攻撃陣との融合を見せることが敵チームにとってはどれほどの脅威となるかはいまさら説明するまでもないだろう。そして3つ目は、これはあくまで希望的観測に過ぎないがバルセロナに今季から新しく加入したネイマールと、リオネル・メッシを始めとするバルサ古参の攻撃陣との融合には多少の時間を擁するのではないかという事。まぁこの3つ目の希望的観測については、もうすでに皆様がご存知の通りほぼ可能性は無いように思えることは否めないのだが。
一方、ホームで「銀河系軍団」を待ち構えるFCバルセロナは往年のライバル、レアル・マドリードに代わって王座に就いた昨季の快進撃をディフェンディングチャンピオンとして連覇を狙う今季も続けることを目指す。そしてその快進撃をシーズン終了まで保つにはこの「エル・クラシコ」にはどうしても勝利しておかなくてはならない。はたして彼らは新加入ネイマールの活躍も手伝い、第8節までを消化したリーガエスパニョーラにおいて8試合全てに勝利を飾り、向かうところ敵なしの快進撃を体現しているが、最大の障害となる可能性のあるレアル・マドリードを調子づかせる前に叩いておけるのだろうか?
ここ近年のこの「エル・クラシコ」は2008-09シーズンからの10試合(リーグ公式戦のみをカウント)中、バルセロナが6勝2敗2分でレアル・マドリードを圧倒している。だが、同時にその直近5シーズンにおいての戦績の中で喫している2敗2分という数字中、2敗1分は2011-12シーズン以降のことであるということも忘れてはならない。それはどういうことか?すなわち、直近5シーズンにおける対決を序盤から制圧し続けたのはバルセロナであったが、ここ最近2シーズンに限ってはその力関係はまるで逆転したとでも言わんばかりにレアルが1勝した後の試合をドローに持ち込み、今年3月に行われた一番最近の対戦である試合では再び白星を飾っているのだ。
さぁ、書けば書くほど勝者を予想することが難しくなってくるこの試合、皆様はどちらにベットされるのだろうか?
このスペインリーグ伝統の1戦にベットするには日本語対応スポーツブックSBOBET.comからどうぞ♪
ベットをした方は、SBOBETvによるライブ放送も楽しめるようです♪もちろん、そのテレビ機能を利用して試合の流れを見極めてからベットすることができるライブベットを楽しんでもいいかもしれません。
現時点でのオッズはバルセロナ勝利が*1.78 レアル・マドリード勝利が*4.20 ドローが*3.70となっています。専門家たちの予想に反して、スポーツブックの分析家たちはバルセロナが有利と予想しているようです。
注目の1戦は10月27日午前1:00(日本時間)~
まだアカウントをお持ちで無い方は今すぐ下のバナーから特典付き入会