現在、ロシア勢FKルビン･カザンを相手に3－1のリードを握るチェルシーFCは2012－13UEFAヨーロッパリーグ準決勝に駒を進める確率が高まってきている。4月12日、準々決勝セカンドレグの対決を戦うこの2チームだが、2ゴールのリードを持ち勢いに乗る「ブルーズ」は敵地ルジニキ･スタジアムで相手にとどめを刺すことはできるだろうか？
この試合を制する確率をSBOBET.comにて*2.69とされているFKルビン･カザンにとって、鬱憤が溜まりに溜まっているイギリス勢と対峙しなくてはならなくなったという点は不運としかいいようがないだろう。ではなぜ「ブルーズ」は鬱憤が溜まっているというのか？それは彼らの正ゴールキーパー、ペトル･チェフの言葉を借りるならば、彼らが所属するプレミアリーグにおいて「そこまで素晴らしいシーズンを過ごせていない」からだ。
そう、彼らはFAカップの準々決勝において現在プレミアリーグ首位を独走しているマンチェスター･ユナイテッドを下し、マンチェスター･シティとの準決勝に駒を進めたとはいえ、肝心の国内リーグにおいてはそのFAカップで下したチームに圧倒的な差をつけられ、3位に甘んじているのだ。現時点からその首位マンチェスター･ユナイテッドを追い抜き、逆転優勝を果たすことはほぼ不可能となっているため、今シーズンの目標をプレミアシップではなく違う栄光へとシフトを変えても無理はないだろう。そして事実、彼らはヨーロッパリーグでの戦いにおいて不本意な戦いに終わっている国内リーグで溜まりに溜まった鬱憤を晴らすかのように進撃を続け、準々決勝まで駒を進めてきた。
そんな「ブルーズ」はこの準々決勝セカンドレグでルビン･カザンに勝利する確率を*2.61とされているが、はたしていまだに残留しているFAカップ、そしてヨーロッパリーグで優勝の栄冠を手に出来るだろうか？少なくとも、スター選手デンバ･バはやる気なようだ。
「引退した後、トップ4に残ったことは誰も覚えていてくれない。唯一、覚えていてくれるのは勝ち取ったトロフィーの数だけだ。だからこそ、トロフィーは大事なんだ。僕たちはトロフィーが欲しい。」と語る同選手は、今季の目標をFAカップ、そしてヨーロッパリーグのトロフィーに定めたようだ。
さて、この試合を制すのはどちらだろうか？先に書いたとおり、スポーツブックSBOBET.comでの予想はほぼ互角。だが、チェルシーが2ゴールのリードを持っていることは忘れてはならない。そして逆に対するルビン･カザンの強みはこの運命を別ける一戦がホームで開催されるということ。敵地とは打って変わり、スタジアムに詰めかけるサポーターの応援を一身に受けれるということは、これ以上ない支援となるだろう。
注目の1戦は4月12日、午前01:00(日本時間)から
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