VVVの攻撃陣を率いるオランダが誇るミッドフィルダー、ブライアン･リンセンとナイジェリア人アタッカー、ウチェ･ヌウォフォルはチームを背負うにはまだ役不足なようだ。守備陣、マルセル･セイプ、バリー･マグワイア、そしてオグジャン･トュルクも懸命に彼らを支えてはいるが、はたしてロクホフ監督率いるチームはこのまま低迷したままシーズン終了を迎えてしまうのだろうか？
一方、対するユトレヒトもフェンロ程ではないにせよ、悪戦苦闘していないと言えば嘘になる。試合に勝利を飾っていない訳ではないが、その一貫性のない、危なげな戦いぶりは彼らがいまだ6位という中途半端な順位についている一番の要因だろう。最近の試合、特にアウェー戦はPSVに1－2、フィテッセに0－2、フェィエノールトに1－2で敗れている事実は彼ら自身の順位向上に自らストップをかけてしまっているのだ。ただ、せめてもの救いはホームで行われた試合にはローダJCを4－0、RKCワールワイクを1－0で下し、その実力を見せつけているということか。
さぁ、3月31日、午前3:45(日本時間)からこの低迷中の2チームがスタディオン･ハルヘンワールトで激突し、互いの運命を試しあうこととなる。はたしてVVVフェンロが意地を見せ勝利を奪う様は見れるのか？それともユトレヒトが低迷しながらもサポーターたちの応援を一身に受けれるホームで勝利を飾るのか？
その答えは試合を見守り、自らの眼で確かめるしかない！
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