そのアーセナルはウィガンをDWスタジアムに訪問する12月22日の試合を皮切りに、忙しい年末の最終3試合を迎える。アーセン・ベンゲル以下、アーセナルにとってはこの年末3試合、リーグの頂点に近づく、そしてシーズン序盤に飛び交った酷評を沈下させる意味でも、極めて重要な試合となる。
まずはウィガンでの勝利をエミレーツ・スタジアムに持ち帰り、年末最後のホーム2連戦、ウェストハム・ユナイテッド戦、とニューカッスル・ユナイテッド戦への糧としたいところだ。3位チェルシー、そして4位トテナムにはどちらかといえばもう少し簡単にいくであろう試合が組まれているだけに、当然1試合も落とす訳にはいかない。
一方のウィガンはなんとか現在位置している降格圏内から脱出したいところだ。勝点は17位サウザンプトンに並んでいるとはいえ、得点の差で降格圏内、18位に就くことを余儀なくされている。さらには、最近4週間で稼ぎ出した勝点はQPR戦を2－2で引分けとしたことで手にした「1」に止まっている低迷ぶりにもそろそろ終わりを告げたいところだ。
もしもロベルト・マルティネスに現在の状況をひっくり返し、降格を避けるつもりがあるならば、残された今年の試合は当然、勝利しなければいけないものとなる。
今年はこの試合を含めて後3試合が予定されているウィガンはアーセナルの訪問を受けた後、エヴァートン、そしてさらにはアストン・ヴィラとアウェーでぶつかることになる…
そしてウィガンがアーセナルから期限付きのリースを受けている日本人選手、宮市亮はプレミアリーグの登録があるチーム相手の試合には出場を認めないとの規定から出場することはできない…
はたしてそれでもウィガンに望みはあるだろうか？？
キックオフは21：45(日本時間)から。
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