こんにちは。
管理栄養士・公認スポーツ栄養士の伊藤あゆみです。
雨が続きますが、先週あたりから暑い日がちらほら出てきましたね。
身体がまだ暑さになれていないこの時期、こういった急な気温上昇は身体にこたえます。
熱中症のリスクも高くなりますので、無理は禁物。
少しずつ身体を慣らしていきましょう😊
さて、ここ数ヶ月続いた「ハードルを下げよう」シリーズで、次に取り上げるのは魚🐟✨
魚は、一人暮らしや、自炊を伴う遠征中の選手に不足が目立つ食材のひとつです。
肉や卵、大豆製品に比べると調理が手間だと感じたり、
どう扱うか迷ったり、、、そんな声も聞きます。
魚はたんぱく質のほか、
◇ビタミンD(骨の健康・免疫・筋肉の働きにも関係)
◇良質な脂質(DHAやEPAなど)
の補給源にもなる、秀逸な食材。
ちょっとしたアイデアでをご紹介していきます。
ハードルを下げて、上手に取り入れていきましょう🙌
今月の魚料理 サバ水煮缶でつくる竜田揚げ
サバ水煮缶は商品により、グラム数が違いますが
固形量(缶に入っている汁を除いた重さ)100gあたり
- たんぱく質・・・20.9g
- カルシウム・・・260mg(牛乳コップ1杯のカルシウムは220mg)
- 鉄・・・1.6mg(納豆1パックの鉄は1.3mg)
- ビタミンD・・・11㎍(成人の目安量は1日8.5㎍)
が含まれます。
不足しがちな栄養素が詰まっています◎
(内容量190gの缶詰に固形量で120~140gほど入っていることが多そうです。)
今回のレシピはそんな水煮缶を使ってつくる、まな板、包丁いらずの一品。
- 缶詰からサバを取り出す。大きい塊は手でやさしく割く。
- サバの汁気を切りながらポリ袋に入れる。そこに片栗粉を入れて振りまぶす。
- フライパンに少し多めの油をひいて、揚げ焼きにする。(缶詰なので火の通りは気にしなくてOK)
サバ水煮缶には、すでに塩分が含まれているので味付けしなくてもおいしく食べられます。
お好みで、レモンを絞ったり、大根おろしを添えたりしてさっぱりいただくのもいいですね🍋
骨ごと食べられるので、子どもも食べやすいですよ😆
缶詰なら買い置きもできるので、安く手に入るときに買ってストックしておけば、
一人暮らしでも魚に手を伸ばしやすいかとおもいます。
ぜひお試しください♪