読書感想文は終わりましたか? | SPORTING CLUB

おはようございます、コーチのコガです


今日も雨が降っています


読書感想文の宿題は終わりましたか


まだの方には

オススメ本があるので紹介します


芥川龍之介「蜘蛛の糸」


8ページほどの短編小説です


(舞台)

極楽と地獄


(登場人物)

お釈迦さまとカンダタ


(あらすじ)

カンダタという男は

殺人や放火など凶悪な罪を犯した大泥棒


そんなカンダタは

当然、地獄行きとなる


しかし

そんなカンダタも一度だけ良いことをしていた

道端の小さな蜘蛛の命を思いやり

踏み殺さずに助けてあげたのだ


お釈迦さまは

そのことを思い出しカンダタを助けてやろうと、極楽から地獄へ向かって蜘蛛の糸を垂らしてあげた


血の池で溺れかけていたカンダタだが

上を見上げると、銀色の糸が垂れてくるのが見えた


これを伝っていけば地獄から抜け出せる

そう思ったカンダタは、蜘蛛の糸を掴んで必死に上へ上へと登っていった


地獄と極楽とは簡単には辿り着ける距離ではない

登り疲れたカンダタは途中で休憩をすることにした


その時


糸の下を見ると、蜘蛛の糸にしがみついた何百、何千という罪人が同じように上を目指している姿が見えた


このままでは

重みに耐えきれず蜘蛛の糸が切れてしまう

そう思ったカンダタは


「罪人ども、この蜘蛛の糸は俺のものだ。下りろ、下りろ」


と大声で叫んでしまう


すると突然


蜘蛛の糸はカンダタのいる部分でぷつりと切れて、カンダタ共々みな暗闇へと真っ逆さまに落ちてしまった


一部始終を上から見ていたお釈迦さまは

悲しそうな顔をして蓮池から立ち去っていきました



みんさんがカンダタならば

同じことをしたでしょうか?


まあ、そもそも罪人にはなりませんよね


自分だけ良ければという考え方ではダメだということです

自分勝手な行動をしてはダメだということです


しかし

極限状態であれば

カンダタと同じように考えてしまうかもしれないと頭によぎりました


私は中学生の時に

この物語を読んでから

小さな蜘蛛を見かけても

殺生はせずに

逃してあげています


私が地獄に落ちた時にも

お釈迦さまに蜘蛛の糸を垂らしてもらえるように


今でも

その思いが続いているのは不思議なことです


芥川龍之介

という名前を聞くと

なんだか難しい内容のように思うかもしれませんが

過去の物語をリメイクしたモノもあり

文体は読み難いことはありますが

内容には

教訓が込められていたり

人間の心底に潜むエゴイズムが描かれていたりして

面白い作品が沢山あります


雨の日に、本を読むことも良い時間の使い方だと思います


宿題はお早めに