みんなは糖質摂取を、私は糖質制限を | SPORTING CLUB

こんばんは、コーチのコガです


サッカーの資料を整理していたら

2011年ユニバシアード深圳大会直前に行われた


栄養指導の資料が出てきました


その中に書かれている沢山ある情報の中から


疲労回復させるための

適切な糖質摂取について書きたいと思います


大会では

選手村のスタッフルームで

試合の日には

ご飯を炊き

おにぎりを全てのスタッフで作って

試合後に選手に食べさせていたことを思い出しました




糖質とは

炭水化物の成分です

エネルギー源となるものです

そして

運動後の疲労回復にも必要なものです


運動後素早く(4時間以内)回復するための必要な糖質摂取量は

11.2g/kg体重です


体重50kgの選手でれば50g60g必要であるということです


回復期間が1(24時間)の場合に必要な糖質摂取量は


低強度のトレーニング後であれば

57g/kg体重

中〜高強度のトレーニング後であれば

712kg/kg体重


50kgの選手の場合であれば

糖質7g×50kg=350g(1日の糖質必要量)


おにぎり1個の糖質量は37gなので

350g÷37g=9.46

(19個と半分のおにぎりが必要となります)


3食で食べるとすると

9.5÷3=3.17(13.2個のおにぎりが必要)


おにぎり1個のごはんはおよそ100gなので

3.2×100g=320g(1食に必要なごはんの量)


1食のごはんの量は320g(お茶碗2程度)となります


スポルの子達は

朝食から

ごはんを

お茶碗2杯食べることは

簡単ではないと思います


だからこそ

間食のおにぎり


これが必要になるのです


練習後におにぎりを2個食べることができれば


37g×2=74g

と素早く回復させるために必要な摂取量もクリアできます


全体量でみても

(9.5-2)÷3=2.5(12.5個のおにぎり)

となります


これならば

現実的なごはんの量となってくるのではないでしょうか


これは

あくまでも

アスリートとしての

糖質摂取量を示しています


糖質はごはん以外からも摂取ができます


あくまでも目安ということです


スポルの子達が

この先

アスリートのレベルを目指したいと思うのであれば

この量を今から摂取しておく必要があると思っています


馬を水辺に連れていくことは出来ても

水を飲ませることはできない


こんな諺があります


食べることについて

カラダを作ることについて

カラダを回復させることについて


どのように考えるのかは

本人の意志でしかないと思っています


スポルのみんなは

糖質の摂取を頑張ってください


私は糖質を制限することを頑張ります