伝え続けるということ | SPORTING CLUB

こんばんは、コーチのコガです


今日は

高校時代の美術の先生の個展に行ってきました


高校時代の美術の先生


荻原先生を

今でも

オギ

と呼んでいます


教わったのは

もう35年も前です


オギの授業は

何をしても良い


授業の最後に


作品を生徒の前で


先生が評価をするというものでした


私は

授業中

先生とずっと

スポーツの話をしていました

戦術論から指導論まで


生徒と先生という関係性ではなかったようにも思っています


昨年

友人のFacebookで個展のことを知り

荻原先生と再会することができました


今年は

個展開催のハガキが届いたので


顔を出してきました


いろんな

話しをすることができましたが


教師は


浅いプールで溺れている子供に対して


言葉で

なんとしてでも

立てば

足をつくことが出来ること

足がつければ大丈夫なんだということを


伝えなくてはいけない


伝えることを辞めてしまえば

溺れてしまう


伝わらなくても

溺れてしまう


励ますだけでも

溺れてしまうということなのだと


伝え続けること

伝え方を考えなくてはいけないこと

伝えることを諦めてはいけないこと


教師はそんな仕事なのだと


そんな話しを聞くことができました


現在は

都立総合芸術高校で定年を迎え

都内に

アトリエを作り

今は

自身の作品制作に没入しているそうです


60歳まで

あと8年後です


やはり

私にとって

素晴らしい恩師でした