楽しみにしていた、内海聡先生の講演会。

300名のチケットは、即完売だったそうです。



会場に早く着きすぎたため、

本売り場に行くと、内海先生が。

持っていなかったものを2冊買って、

(数冊持ってます)もちろんサインしていただきました♪




この本は、内海先生の著書の中でも、かなり入門編です。






思い出すままに書いてみますね。




まずは、精神医学のお話。


精神科で出される薬の異常なまでの多さ。

(FBで、一日に20錠くらい飲んでいる人もいるそうな・・)

1人に一回に出される量が、500錠ということも。


気にしすぎな程度の症状で診断し、

投薬されただけで、

暴力、自殺願望などの症状が現れる。


パキシル(最初に出される抗うつ薬)の添付文書には、

はっきりと、

「効果はないけど、68%の人に重篤な副作用が現れる」

と書いてある。


精神科に入院し、死亡退院する人が年々増加中。

自殺を除いた数値なのに、

この異常さ。


発達障害の診断は、すべて主観による。

科学的根拠は何にもない。

自分は普通だという誰もに、精神疾患の病名をつけることができる。

(私はADHDだろうな~)


精神医学の起源は優生学。

「劣った人は殺してしまえ」

それで有名なのがナチス。


そして、

現在問題になっている様々なことは、

すべて、優生学に基づき、

社会のごく一部の人たちが

金儲けと、

優れている自分たちだけがいい思いをするために、

というところに行きつく。






そして、ワクチンの話。


ワクチンが何からできているか。

いかに危険なものが入っているか。

いかに、効果がないか。(軽くて済む、ということもない)

いかにデータがねつ造されているか。


あらゆるワクチンは、

接種が始まる前に、

生活環境の改善により、急激に患者数が減っていたのに、

そのあとの、ワクチン接種開始後のグラフだけを示し、

微減しているところだけを拡大して大きく取り上げられているため、

あたかも、ワクチンで病気が克服されたかのように作り上げてある。

(インフルエンザだけは、ワクチンが入っても横ばい)


効かないだけにとどまらず、

優生学に基づき、

いろんな危険なウイルスなど混入させ、

アフリカではエイズウイルスが混入したワクチンを強制的に打たせ、

エイズを蔓延させている。


そして、

ワクチンを接種した集団の方が、

喘息、アレルギー、自閉症などの、

いろんな病気にかかりやすいことが、

民間の寄付だけの団体が調査し、わかっている。

それらは決して、報道されない。

なぜなら、マスコミにも息がかかっているから。


国の御用学者、

お金の出所があやしい学者は、

データを都合のいい部分だけ使う。

お金のために。

そしてそれだけが、報道される。


製薬会社の陰謀。

それを牛耳る、ある一部の人たち。







その他は、かけ足のお話でしたが、


砂糖のうそ

トランス脂肪酸の危険性

農薬の危険性

添加物の危険性

遺伝子組み換えの危険性

牛乳の危険性

放射能の危険性


すべて、優生学につながっている。




その、ロックフェラー一族は、

自然農の作物しか食べないし、

医療はホメオパシーを利用(笑)







最後に、質問タイム。

「ワクチンを打ってきたけど、最近気づいた。

解毒をどうしたらいいのか。」


答えは、まず、これ以上毒を入れないこと。

とにかく、運動するか、内海先生が治療で使われるサウナで、

汗を出す。

特に子どもは、汗をかくことで解毒されやすい。

食べ物に気を付ける。

子どもの自由な発想を奪わない。

(これはかなりのストレスになるそうです)


ワクチンはすべて有害と言っても、入っている毒の量は少ない。

ワクチン被害のほとんどが、

その他の(上に書いたような)要因が複合的にからみ、

発症する。

その他を少なくする努力をすることが必要。










思い出すままに、

かなりかいつまんで書いてみました。



これでもか!と、

バッサバッサと切っていかれるお話は、痛快!でした。

そして、こんなお話に、

300人もの人が集まり、会場が満員になるということに、

とても心強く感じました。


ほとんどが知っている内容でしたが、

改めてまとめて聞くと、

ひえーーーと思うことばかりです。


社会のある一部の、優生学に基づいて行動する人たちを、

自分の目で見て、確かめたわけではないので、

これは絶対に真実です!

と、人に話せるわけではないのだけど。






帰り道、友人といろんな話をしたのですが、

考えると、なんだか暗くなる・・・


食に関してだけでも、

興味がない人は、アンテナに引っかからない。

「すごいね~」と言われて終わっちゃう。

そして、そんな人が世の中の大多数。




だけど、そんな世の中でも、できることがある。

ほんの小さな動きだけど、

食という入り口を作ることで、

アンテナにひかっかる人もいるし、

それをきっかけに、

いろんなことを自分で調べ、

発言し、行動する人が増えるといいな。





そして、

こんな話をできる、

世の中から見ればかなり少ない割合だけど、

そんな友人たちが、まわりにいることに、感謝!!なのでした。





今日の収穫祭で、

焼き芋を食べていたママから出たひとこと。

「青空の下で食べると、灰や泥がついてても、気にならないよね~」



そして、泥んこで遊び、

泥んこの手で食べる子どもたち。




これこれ、これなんです!

今の生活に欠けているもの。


いろんな菌を取り込みながら、育つこと。





住宅街で、

庭のないアパートやマンションの清潔な環境で育ち、

幼稚園や保育園に通っても、

砂場は(都会なら)消毒されているかもしれない。


消毒してなくても、

砂だけでは、なかなかいい菌は育たないし。



昔なら、

庭に畑があって、

そこで野菜を食べたり、泥んこで遊んだり、

落ち葉を集めて遊んだりできたのですが、

今は、そんな遊びをすることもできなくなりました。


そして、除菌、殺菌の世の中。

地面はコンクリートだらけで、

いい菌が育つ環境が、とっても少なくなってしまいました。






仕事柄、

冬場のノロウイルスの流行に敏感なのですが、

感染性胃腸炎は、

昔のいわゆる、「おなかの風邪」だそうです。


私が小さい頃は、

子どもがかかったからといって、

一家全滅、ということはありませんでした。

毎年のようにかかるということも、なかったんじゃないかな。


教室で、誰かがゲーッとやっちゃうことはあっても、

子どもも後始末の手伝いをしましたし、

(今は、教師しかしないことになっています)

消毒、殺菌、なんてこと、考えたこともなかった。

(今は、塩素で消毒します)

水道で手を洗うくらい。


それでも、うつることって、まれだったんですね。


(そういう我が家もうつるんですけどね・・)






消毒、殺菌、(→耐性菌の出現)

泥んこ遊びの減少、清潔すぎる環境、

化学物質による環境、食べ物の汚染、

今では放射能汚染、

これらがいっぺんにやってきて、

日本全体で、免疫力がすごく落ちているんじゃないかと思うのです。

流行性のいろんな感染症も、

アレルギーも、自己免疫疾患も、難病、奇病も。



環境が清潔になって、

もちろん、いいこともあります。

だけど、行き過ぎた清潔志向の代償は大きい。


たまには、ばっちいものを口に入れたりして、

おなかを壊すかもしれないけど、

そうしながら、強く育っていくのです。

腸が強くなり、免疫力もつく。

腸が強くなると、腸内細菌が作り出す物質で、

精神的にも安定します。






あおぞら農園を作る目的の一つは、このこともあったのです。


住宅街で清潔に育つ子どもたちに、

いつでもやってきて、いい土で、泥んこになって遊ぶ場を作りたい。


食のことに加えて、もう1つ、理解を広めたいのは、このことです。



子どもたちはやってきては、いつも、

泥んこになって遊んでいますが、

今日、お母さんたちも来て、

その会話で、ハッとし、

とっても嬉しい気持ちになりました。






こんな場が、

住宅街にもいろんなところにあったらいいな~。


年に何回か、月に何度かの「イベント」ではなく、

毎日のように、こんな場所で遊べたら。


そこには、ちょっとした遊具もあって、

横には畑もあったりして、

お母さんたちは、おしゃべりをしてストレス発散、楽しく過ごし、

(畑仕事をしてもいいんだけど)

子どもは年齢関係なくつるんで、楽しく遊んで。


今日みたいに、

焼き芋したり、バーベキューなんかもできるといいなぁ。。。

(住宅街では苦情が出そう・・)




そんな場が、

どこにでもあるといいな~


作りたいな~


と、そんなことを考えていた、今日の収穫祭でした。






でも、そんなことを考えるにつれ、

外遊びさえできない、

放射能汚染されたところに住む子どもたちのことが思い出され、

どうしようもない気持ちになります。






今日はあおぞら農園収穫祭!


お天気と寒さを心配しましたが、

時折晴れ間も出て、予想ほど寒くなかったので、よかったー。



集まったのは、子ども20人、大人12~3人くらいかな?

保育園関係者以外の一般の方も、来てくださいました。

(参加者募集が、市政だよりに載ったのです)

あいぽーとさんの取材もあり。




まずは、手づくりのかまどに、

焼き芋用の火を起こします。


2013121410010000.jpg

が、炭が湿気で火がつかない!



2013121410520001.jpg

アウトドアに縁のなさそうな(笑)Iさん、

Yっさん、Tさんが、

燻されながら、頑張ってくださいました。




芋を焼けるまでの間に、人参の収穫!



ここは、保育園の子どもたちが、

生ごみリサイクルでの土づくりをし、

種をまいてくれたところです。


すこーし収穫が早かったので、

小さ目のが多かったけど、

スポッと抜ける感覚が楽しくて、

楽しそうにやってくれました。



そして、食べ比べ。

普通のスーパーで買った熊本産のにんじんと、

収穫したにんじんを、生で食べてみます。



2013121410360000.jpg

収穫したにんじん、

「さわやか~。あま~い!」

切るだけで、人参のさわやかな香りがします。


そのあとで市販のにんじんを食べると、

「・・・・・」

味も香りも感じません。


その違いにみんなびっくり。

でも、一番びっくりしたのは、私かも。


朝、市販の人参を切るときに食べてみたのですが、

意外においしく感じたのです。

でも、食べ比べるとこの違い。

すごい!菌の力!


このおいしさを育んでくれた自然のすべてに感謝。



普段は人参を生でなんて食べない子どもたちも、

たくさん食べていました。






そして、焼き芋を食べる!食べる!










大人は、しゃべる!しゃべる!



そうそう、

子どもたちが通うあおぞらこども園では、

毎年冬のこの時期に、

ベーコンを作ります。


1週間かけて肉を仕込み、

ドラム缶でスモーク。


これがとんでもなくおいしいのです!



なんとタイムリーなことに、

昨日が第一回目のベーコン完成の日。


ということで、ベーコン、登場!!!



切って焼いて食べます。


2013121410520000.jpg

年々、おいしくなっていく、保育ベーコン!!!

先日、すごくおいしいと口コミで有名なベーコンをいただいたのですが、

それもよかったけど、

くらべものにならないくらいのおいしさ!

(野外で焼いた、というおいしさも加味してるかも)


先生の腕、去年よりすんごく上がってます。




そして、ベーコンと一緒に焼いて食べた人参の、

甘かったこと!

ほっくり焼けた厚切り人参とベーコン、

すんごくおいしかったです!




藍天さんも、

畑の野菜を使って、中華料理のお総菜を販売していただきました。

そのほかの畑の野菜の販売も。






みなさんが楽しんでくれて、

とっても嬉しい1日でした~。





FBを見ていたら、

それはそれは、いろんな料理教室があるんだな~と、

しみじみ、思いました。




最近、たまに、

「どんな食事をしていたらいいと?」

と聞かれることがあって、

ひとことで言うのはとっても難しかったので、

簡単に、まとめてみました。


正解はわかりません。

勉強した中で私なりに、なので、

来年にはまた変わっているかもしれませんが。







日本人の私たちには、

やはり、ベースは和食だろうと思います。

いろんなことを考慮しても。





ごはんに汁もの、主菜、副菜・・・など。


ごはんは、

分づきにしたり、

玄米を取り入れたり。



汁も、大事ですね。

だしは必ずとりたい。海のミネラルをしっかりとることができます。

野菜の栄養も、汁に出るので、

汁まで全部いただく。

毎日味噌汁を食べる。



おかずは、

動物性食品が多くなりすぎないように、

野菜をしっかり摂るようにすればいいと思います。

乾物も頻繁に使いたい食材。



毎食使う調味料だけでも、本物を選ぶ。


あとは、ジャンクなもの、ジュースを控える。




普通~の家庭で、

これができれば合格点だと思います。


ここまでだったら、

特に食費が多くなることもないし。


いつもひどい食生活をしていて、

体調が悪いなら、

これだけでも、かなり体調が改善されると思います。









もちろん、ここからが本番(?)ですが、

これから先は、

お金が少しかかります。

どこにお金をかけるか、価値観の問題にもなってきますよね。




昔は上記の食生活で十分健康でいられたのですが、

今の食べ物は、

50年前に比べると、ずいぶん栄養が減ってしまっています。

(=味もよくない)

そして、身体的(主に化学物質)にも精神的にも、

ストレスフルな世の中。


それを考えると、

もっとミネラル、ビタミンをしっかり摂る工夫が必要ではないか、

そう、思います。





米、野菜は無農薬や有機野菜を選んだり、

肉や卵なら、いい育て方をしたものを選ぶ、

魚なら天然もの、放射能の影響のないものなどを選ぶ、

などなど。



そして、日本産にこだわらず、

(日本は農薬・化学肥料大国)

いいものは外国産でも取り入れるといいのでは。

オリーブオイルとか、ナッツ類とか、

いいものは本当においしい(=栄養が豊富)。


あ、栄養と言っても、カロリーではなく、

主に、ミネラルを指していますよ。


この辺は、ルネサンスごはんの考え方ですね。





○○が入っているから危険、避けなくちゃ、

ということも、知識として大事ですが、

極度に気にしすぎると、何も食べられなくなっちゃう。

それも必要だけど、

いろんなストレスに耐えられる、

又は、良くないものを摂っても、排出できる体であるためにも、

ビタミン、ミネラル類をしっかり摂ることも、必要だと思います。


たとえば、

農薬や放射能を気にしすぎて、

水洗いだけでなく、

皮をむいたり、

やたらと水にさらして、

農薬だけでなく、栄養も逃してしまうより、

丸ごとしっかり食べた方がいいのでは?

これは、推測の域を出ませんが。


(ただ、放射能の影響が強いものは、

もちろん避けた方がいいと思います。

でも、海のものはすべて食べないとなると・・・

ミネラル不足がとっても心配です)





調理法の話にもなりますが、

強い火でガンガン沸騰させて煮炊きするより、

時間をかけられるなら、

沸騰寸前くらいの温度でゆっくり煮炊きしたり、

余熱を利用したりする方が、

断然おいしいし、栄養も残ります。


もちろん、電子レンジも使わない。





食べ方も、

もちろん、よく噛んだ方がいいらしいのですが、

修行みたいになるのは嫌ですし(笑)

なるべくよく噛むことを意識しつつも、

楽しく食べないと。







以前、

「パンも、全粒粉とかの高いものを食べた方がいいんでしょ!?」

と、聞かれたことがあります。


私はパンに全然こだわらないので、

(たまにしか食べないので)

好きなものを、食べます。

いいものを使ったパンでも、おいしくないのもあるし、

それは、いや。

健康のことを考えてパンもいいものを!

と思うと、

毎朝パンを食べている人は、

とんでもない食費になっちゃう。

(こだわりのパンは、高い!)


それより、

食生活全体を考えると、

いいパンを毎日食べるより、

ご飯にしたら~って思うのです。

ご飯なら、無農薬とかを選んでも、パンほど高くない。





細かく言えばまだまだありますが、

基本的なことは、そのくらいかな。





地産地消、身土不二、

とっても大切なことで、

私もその通りだと思うのですが、

やっぱり、外国産の方が断然おいしいものもあるのです。


その辺は、

柔軟に取り入れていきたいなーと思います。




・おいしくて、

・健康的で

・栄養豊富で、

・安全


な、食事。


目指すのはそこなので、

あまり理論で考えず、

からだの声を聞きながら、

柔軟に選んでいきたいな。




とにかく、「おいしい」は絶対。

個人差が大きいけど、

いくら体に良いと言われても、

おいしくないものは食べたくない!


とくに、大人の嗜好品やおやつ系では、

すごーーく、そう思います(^_^.)

(かなり個人的な、でも強ーい想いです)







先日、

高いけど、全くおいしくないデザートを食べちゃったので、

(動物性不使用だったけど)

それを根に持ってるのかな・・・






うちの学校の、

ご飯の日(週3回)とパンの日(週2回)の

栄養価の平均を出してみました。




計算する前から、大方の予想はついていましたが・・・




グラフの載せ方がわからないので、

写真を撮ってみましたが、見えますか?


栄養士の食考日記-2013120821140000.jpg

エネルギーは同じくらいになりましたが、

ご飯の日は脂質が少なく、

パンの日の脂質は多い。


鉄や亜鉛、マグネシウムなどの、

重要なミネラルは、ご飯の日が多い。


そしてなんと、

パンの日にはおかずにも、乳製品を使う日があるにもかかわらず、

カルシウムはほとんど変わらない。


食物繊維も若干ご飯の日が多いですね。




本当は1年間の平均を出したいのだけど、

まだ、その気力がなくって。

(ソフトにそういう機能がないので、手計算なのです)






主食をご飯にすれば、

海のもの(魚や海藻類)が増えるので、

ミネラルが多くなるのは当たり前。


必然的に、食物繊維も多くなる。
(この1か月だけでは、大きな差は出なかったけど)


ミネラル不足がいかに心身共に影響を及ぼすかは、

これまでも書いた通りです。



主食がパンだと、

おかずも油を多く使う洋食になるので、

油脂が多くなるのは当たり前。






たったこれだけでも、

ご飯を食べることがいかに健康的か、

よーくわかります。








明日のコラボ企画のための収穫。


あおぞら農園の野菜を使って、

中華料理の藍天さんに、おかずを作っていただき、

保育園で販売します。



栄養士の食考日記


今年もできました!香り高い、立派な人参。


栄養士の食考日記

今年は、8月、9月の雨の少なさに、ほんとに泣かされました~。


雨水タンクの水も底をつき、

毎日仕事帰りに水をくんで水かけに通い、

それでも、ちょっといけない日があると、

発芽すらしない。
(人参は発芽までの10日間、土がかわくと発芽がむずかしいのです)

時期をずらしてまくので、2か月くらい、ほぼ毎日、通ったなぁ。


まき直したところもあり、

発芽がまばらだったところもあり。


水って、ほんと、大事!!




う~ん、嬉しい!!




ちなみに、先日読んだ、

「日本の長寿村、短命村」では、

人参とカボチャをよく食べている村は、

長寿者が多いそうですよ(笑)





またおもしろい本を読んじゃった!!


日本の長寿村・短命村―緑黄野菜・海藻・大豆の食習慣が決める/サンロード
¥1,000
Amazon.co.jp


1972年(昭和47年)に出版された本です。

著者は昭和10年ごろからこのころまで、

35年にわたって日本各地を歩き、

(もちろん、車もないころから)

長寿村と短命村を、衛生学的研究のために調査されたそう。


衛生学の専門家なので、

初めは食とは関係なかったのだけど、

調査していくうちに、

長寿と短命を分けるものが食だと気づかれたらしく、

そのことについて、書かれた本です。




もう、40年くらい前の本なので、

単純にその長寿の原因を今に当てはめることはできないけど、

昔の暮らしや食生活を知るうえで、

本当に興味深く、おもしろい本でした!!


なんと、長寿村、短命村の地図つき。


栄養士の食考日記




全体を読んで感じたこと。


☆その頃の日本の食事って、

さぞ野菜をいっぱい食べていたんだろうなぁ

と思っていたのですが、

それは、地域による、ということ。


全体的に、

米や魚がいっぱいとれて、たくさん食べられるところでは、

あまり野菜を食べていなかったようです。


これは驚きましたが、

野菜が健康にいい!ということが、大々的に言われ出したのは

ここ数十年のことなので、

野菜を食べることの大切さを知らない人が多かったのですね。





☆昔の人はさぞお米をたくさん食べていたのだろうと思っていたけど、

(もちろん、年代にもよりますが)

お米を作ることができる地域は限られていて、

芋をたくさん食べているところも多かったこと。




☆村によって、

(それが近くても、遠くても)

生活習慣、風習が全く違う。

その頃に比べると、

日本ってどこに行っても、

生活習慣や風習に代わり映えがなくなったのだと感じました。

これは本当に面白い。


たとえば、

日本でも、女が大事にされて働かないところもありますし、

(そんなところの女性は短命なのですが)

男性が家事、子守をして、

女性はみんな海女、というところもあったり。




☆肉の記述があまりない。

肉を毎日のように食べるようになったのは、

ほんの、最近のことなんですね。






著者は言います。

米と魚を大食するところには、

長寿者がいない。


魚も、

切り身ばかりのところは短命で、

小魚を丸ごと食べるところは、長寿者が多い。


どうやら、米は精白米だったようなので、

これが5分づきとか玄米とかだったら、

また違うのかもしれないけど。



それから、

体をしっかり使って働く習慣があると、
(本では一次産業のことになります)

寿命が長い。



畑を作らない村は、短命。

畑を作らない村がこんなに多かったというのも驚きですが、

先にも書いた通り、

米や魚でおなかがふくれると、

わざわざ野菜を作ることはしなかったみたい。


でも、

米や魚は売るためのもので、

自分たちは芋や野菜を食べていた、

という村もあって、

そういうところは、長寿者が多いのです。



ほんっとーーーうに、面白い!!





簡単に結論を言うと、著者は、

よく働き、

米や魚を大食せず、

芋、野菜をいっぱい食べると、元気で長生きできる、と。




最初に書いた通り、

時代が時代なので、これをそっくりそのまま、

現代の食に当てはめることは無理があると思います。


今は、玄米や分づき米も選択肢にありますし。

でもまあ、

野菜をしっかり食べなくちゃいけないことは、間違いないと思います。

(油脂をあまり使わずに、ということは付け加えたい)





米を大食するといけないと繰り返し書いてありますが、

米を大食する村は、

野菜をほとんど食べていなかったようですので、

米=悪ということではないと思います。








それにしても思うのは、

やっぱり人にものを伝えるのは、

いっぱい勉強してからだな~と。


今まで、

1ものを伝えるためには、

100勉強してからでないと恥ずかしい、

と思って、

たくさんの本を読んで、人の話を聞いてきましたが、

それでは足りない。


1000くらい勉強して、

はじめて、1を言ってもいいのかもしれません。



今の食を語るためでも、

昔の食をいろんな角度から勉強することは、

絶対に必要だと思いました。




ほんの数十年前のことでも、

知らないことがいっぱいあった!!


それらの積み重ねがあって、

今の食があるのですから、

それを知らずに、人前でものを言っていたことに、

恥ずかしい気持ちになりました。





先月、幕内秀夫さんに、

本にサインをしていただいた時に、少し、お話をしたのですが、

「これから栄養士は、猛烈に勉強しなくてはいけない。

がんばりましょう」

と、おっしゃいました。


その言葉の意味が、

少しだけ、わかったような気がしました。



うわー

ますます本代、勉強代にお金がかかりそうだ・・・(^_^.)









ちなみにこの本もすごくおもしろい!!

2004年の雑誌ですが。

〔学芸総合誌・季刊〕 環 Vol.16(2004 Winter) 【特集】「食」とは何か (環.../藤原書店
¥2,940
Amazon.co.jp

たくさんの方が、

食について、語っておられます。





いろんな本を読んでいたら、

また「日本人とカルシウム」について気になってきたので、

過去に書いてないかな~と、記事を探してみました。


あった!!

http://ameblo.jp/spoon47/entry-10787179802.html




この記事に付け加えて、


乳製品を、日本人に比べるとかなり大量に摂っている北欧の人々に、

骨粗しょう症が多いのは、

いろんな理由が考えられるのですが、

その一つに、日照不足によるビタミンD不足もあるのかな?と。
ビタミンDは、紫外線を浴びることで皮膚で合成されます。


ただ、ビタミンDは、食べ物にも含まれるよなぁ。


ビタミンDは、腸でカルシウムが吸収されるときに必要ですし、

いったん排泄されかけたものを、腎臓で再吸収するのにも必要。



冬、寒くて雪にとざされれば、

運動不足にもなるし。


運動することによって、重力が刺激となって、

骨の形成を助けます。




北欧に骨粗しょう症が多いのは、

いろんな要因が重なっているのではないかと、思うのです。






乳製品を大量にとることで、

血中カルシウム濃度が上がりすぎて、

かえってカルシウムを排泄してしまい、

それが続くと、骨粗しょう症になるとも言われます。


また、カルシウムとマグネシウムのバランスが、

牛乳では非常に悪いから、ということも。



でも、栄養素だけで語るのは危険。

環境も含めたライフスタイル全般を見ないとわかりませんね。


ということで、

乳製品の摂りすぎ=骨粗しょう症という、

単純な言い方はできないなーと思ったのでした。



(私は牛乳は嗜好品程度にしておくのがいいと思っているので、

擁護しているわけではないですけどね)






今日、ある方を訪ねて、

阿蘇の東、高森の山奥の奥へ行ってきました。

九州のど真ん中あたりです。



狭い山道をひたすら走っている時に思いました。



車が普及する前は、

この辺に暮らす人たちは、

海の魚なんて、ほとんど食べたことがなかっただろうなぁ。


食べたとしてもそれは、

ものすごく塩分の高い塩漬けか、

カラッカラに干したものを、戻して調理するとか。


かなり高価なものであったと思います。


または、川魚を少し食べるくらいだったでしょうね。




でも、近くには「長寿の水」とされている湧水があり、

そこには、100歳近くの方の顔写真が10人分くらい載っていました。


昔からこの地区には、長寿の方が多かったようです。





そこで思い出したのは、山梨県の棡原。

健康、長寿の村として有名だったところです。
(↓検索したらここにまとめたものが載っていました)

http://inedia.jp/kondo.html


斜面が急すぎて、お米もとれないところ。

芋や雑穀、豆と野菜を食べてきたところ。

山梨県の山奥なので、もちろん魚もなかったでしょう。


でも、その土地にできるものを食べ、

健康に長生きされている方が多かった。





今の日本の栄養学は、

ベースは明治時代にドイツからやってきたもの。

ドイツは、北海道よりもずっとずっと北で、

植物があまり育たないほど寒いところです。

「新大陸が発見され、

じゃがいもがやってきたことによって、

ドイツ人は飢えから逃れた」

と言われるくらい、貧しいところでした。


植物が育たないから、当然、

動物を食べることになります。

乳製品も多くとります。


寒いので、体を温めるために、

小柄な日本人より、余計にエネルギーを必要とします。




他にもいろいろありますが、

そんな寒い国の栄養学が、

まだまだ、日本では当たり前と思われているのです。





いろんなものを何でも食べなさい、

魚のDHAがうんぬん・・・


よく言われることですが、

なんてことない、

その土地で採れるものを食べているのが一番だったんですね。





ただ、今の日本では、

山でも魚が売ってありますし、

肉が魚より安く手に入ってしまいます。

「その土地で採れるもの」と言っても、

なかなか分かりづらいところがありますね。


おいしいものは、やっぱり食べたいし・・・






そんなことを考えながらの、ドライブでした。