『チャーリー』を観に行ってきました。
犬&余命わずか、やばそうだよね。
英題が『777 CHARLIE』?
777は、鑑札の番号だった。
インド映画だけど、ダンスは無し。
悪徳ブリーダーのもとから逃げ出したラブラドールの子犬。
あちこちさまよった末に、気になる人を見つける。
過去の悲劇から孤独な生活を送るダルマ(ラクシット・シェッティ)。
職場でも近所でも偏屈者として知られ、食べる物はイドゥリ(発酵蒸しパン)、ビールと煙草とチャップリンの映画の日々。
子犬はダルマにつきまとい、ダルマは何度も追い払うが少しずつ心を通わせていく。
やがてチャーリーと名付け家に迎え入れ、いたずらに振り回されながらも楽しい日々を送っていた。
そんな時、チャーリーが血管肉腫で余命わずかと宣告される。
ダルマは、雪が好きなチャーリーに本物の雪を見せようと、手製のサイドカーにチャーリーを乗せ、南インド・マイスールからヒマラヤを目指すインド縦断の旅に出る…。
いろいろ盛りだくさん。
そして長い!
164分だって。
ダルマが子犬を受け入れるまでが長い。
チャーリーと名付けるまでが長い。
余命わずかだから急がなきゃ行けないはずなのに、寄り道が長い。
でも、バイクが故障したところを助けてくれたヴァムシナダン(ボビー・シンハー)との出会いは、終盤のストーリーに影響。
彼の愛犬カルッパと、チャーリーの間に…。
チャーリーへの虐待を疑っていた動物愛護協会のデーヴィカ(サンギータ・シュリンゲーリ)。
字幕は動物愛護協会だったけど、公式サイトは動物愛護委員会。
しょっちゅう言ってるけど、なぜ統一しない?
ダルマが悪い奴じゃないと分かってからは、良き理解者に。
旅行雑誌の記者をしている旧友にダルマとチャーリーを紹介。
その記事のおかげで困っているところを助けて貰うのは、ロードムービーのお約束だね。
雪景色に喜ぶチャーリーが良い。
チャーリーが女の子なので、まぁそうくるだろうな~という展開。
ツッコミどころ満載だけどね。
でももうチャーリーがかわいいから許す。
母犬が産んだばかりの子犬から離れるのは不自然とか、お金もバイクも何もかも失ったはずなのに動物愛護センターを作る資金はどうしたんだとか、気にしてはいけない。
チャーリーの無償の愛情によって、過去の深い悲しみから抜け出せたダルマ。
エンドロールでは新たなパートナーが。
母譲りのやんちゃでいたずら好き。
エンドロールでラピュタの「君をのせて」のオルゴールが流れてびっくり。