瞳をとじて。 | すぷのたわごと。

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ほぼ映画の感想&素朴な疑問(別名ツッコミ)。
目標「観ずに後悔するより観て後悔」。

『瞳をとじて』を観に行ってきました。

平井堅じゃないよ。←これを言いたかった。(笑)

スペイン映画。

英題が『CLOSE YOUR EYES』らしい。

 

ミゲル(マノロ・ソロ)が監督する映画『別れのまなざし』の撮影中に、主演俳優フリオ・アレナス(ホセ・コロナド)が突然姿を消した。

2012年、ミゲルはかつての人気俳優失踪事件の謎を追うTV番組のマルタから、証言者として出演依頼を受ける。

あの日、親友と映画を失ったミゲル。

当時、警察は靴が揃えられていたことから自殺と断定するも、遺体は見つからなかった。

フリオとの思い出をたどるうちに、ミゲルはこれまでの人生を思い出していく。

そして番組終了後、ある情報が入ってくる。

「フリオによく似た男が海辺の施設にいる」

ミゲルは番組を見て連絡をくれたベレンに会いに行く。

彼女は老人介護施設で働いており、そこでガルデルと呼ばれている記憶喪失の男がフリオではないかと教えてくれる…。

 

劇中の映画『別れのまなざし』のシーンから始まる。

説明が無かったので、最初は戸惑った。

1947年が舞台で、“悲しみの王”と名付けられた館をフリオ演じるフランクが訪れる。

フランクは、館の主レヴィから娘を捜して欲しいと頼まれる。

この映画がものすごく気になる。

レヴィはユダヤ人で、その娘ジュディス/チャオ・シューは中国人との間に生まれたようだ。

レヴィとジュディスの母親はどうやって知り合ったんだろう?

それに、レヴィに仕える中国人の男も気になるね。

でもこれはこの映画の序盤にすぎない。

169分ととにかく長い。

現代が2012年、失踪が22年前なので、1990年に撮影していたということか。

現代といっても2012年なので、携帯電話はガラケー。

フリオの娘アナ(アナ・トレント)に会いに行くのはいい。

ミゲルの元恋人ロラがフリオとも付き合っていたとか、そのロラに献辞を捧げた本が古本屋にあったとか、いる?

アナは後でも出番がある重要なキャラだけど、ロラはそれだけ。

マックスのシーンはいる。

後でフィルムを持ってきてくれる。

犬好きにはミゲルの愛犬カリ。

ミゲルが出かける時には、近所のトニーの夫婦に預けられている。

帰ってきたら尻尾をふりふり、部屋に入ってしまうと扉の外からクゥーンとかわいい。

そのご近所で英語の歌を歌うシーンも長い。

有名な曲なのかもしれないけど、知らないし。

ガルデルに会ってからも長い。

気になったのが、↑ポスターのシーン、あった?

ちゃんと観てるつもりだったけど、もしかして意識が飛んだんだろうか?

もう一回観ないとダメ?

あと、ベレンが若い頃のメグ・ライアンに似てなかった?

この監督、有名な人なのかもしれないけど知らない。

ただ、映画が好きなんだろうなぁと思った。

 

完全な余談。

最近、映画館で流れている予告編で気になっているもの。

『フォールガイ』と『ARGYLLE/アーガイル』。

内容もテイストも全然違うけど、映画の主演が行方不明ということでこの映画と『フォールガイ』が被って気になった。

『ARGYLLE/アーガイル』の方は、こちらも内容は違うようだけど小説が現実とリンクしているということで『ザ・ロストシティ』を思い出した。

どちらも観に行く予定。