『デスパレート・ラン』を観に行ってきました。
公開されてまだ間がないのに、あっという間に上映回数が減ってるんだけど。
原題は『THE DESPERATE HOUR』で、DESPERATEは“絶望的な”とか“必死の”などの意味らしい。
原題の“絶望的な時間”でいいと思うんだけど、邦題は“必死の走り”?
確かに走るシーンはあったけど、歩いたり車に乗ったりもしてたのに。
夫ピーター(クリストファー・マラン)を交通事故で亡くしたエイミー・カー(ナオミ・ワッツ)は、小学生の娘エミリー(シエラ・マルトビー)と高校生の息子ノア(コルトン・ゴボ)と暮らしていた。
ある日、仕事を休んだエイミーはスクールバスに乗り込むエミリーを見送り、起きてこないノアの部屋にコーヒーを届け、ランニングに出かける。
一人で森の奥まで走り、スマホに残されていた夫の声を聞いて思い出に浸っていた。
すると、地域のすべての学校が封鎖されたという緊急速報を受信する。
エミリーの無事は確認できたが、ノアと連絡がつかない。
情報収集するうち、ノアの通う高校で立てこもり事件が発生し、家にいるはずの息子が学校にいることを知る。
エイミーは、学校から逃げ出せた人たちがいる公民館へ向かおうとする。
電話で911や友人・知人らに連絡し、なんとかノアの行方をつかもうとするが…。
なんか思ってたのと違った。
結構エイミーにイラッとした。
当然みんな心配して連絡を取ろうとするから回線はパンクするだろうし、行っちゃいけないと言われてるのに行くし、911にそんなこと頼んでも…。
不用意にコールバックをするのは危険だよね。
『ザ・コール 緊急通報司令室』を観たことないのかな。
着信音で犯人に居場所がバレてしまうよ。
ほぼナオミ・ワッツだけが映っていて、電話の相手がほぼ出てこないのは『THE GUILTY ギルティ』もだったよね。
911のディードラはいい人だった。
日本の通信指令係もあんな風に寄り添ってくれるんだろうか?
車修理屋のCJもいい人だったけど、学校に近づかせる危険を押しつけるエイミーに違和感。
事件の状況がまだ分からない中、ポールソン刑事の質問内容は仕方が無い。
まぁ、エイミーがそれをあっさり信じてノアの携帯にメッセージを吹き込む素早さは違和感。
もうちょっと信じてあげなよ。
他にも声しか出てこない人が何人もいたけど、エンドロールでジェイソン・クラークの名前を発見。
エイミーの同僚グレッグ役だったらしい。
ナオミ・ワッツ、フィリップ・ノイス監督、ジェイソン・クラーク、オーストラリア繋がりか?
けどこの映画はアメリカ映画。
ロバート・エリス(アンドリュー・チャウン)の動機もはっきりしないし。
iPhoneすごいね、という話?
配車サービスの運ちゃんはAndroid。
エンドロールでは、銃撃事件を経たノアの動画投稿映像。
アメリカで銃規制は無理だろうなぁ。