『メタモルフォーゼ 変身』を観に行ってきました。
今年もやってまいりました、「未体験ゾーンの映画たち」の季節が。
今年は1月22日からで、ちょっと始まるのが遅いような気が?
いつものようにチラシを眺め、どれを観るか悩んでいたら、緊急事態宣言の発令に伴い上映スケジュールが変更となり、さらに悩むことに。
とりあえず、「未体験ゾーンの映画たち2021」の1本目はこれにした。
原題のハングル文字(なんと書いてあるかは分からない)の間に、ちっちゃく『變身』と書いてあった。
韓国映画。
神父のパク・ジュンス(ペ・ソンウ)は、悪魔に取り憑かれた少女ジウンを救えず死なせてしまう。
ジュンスの兄(ソン・ドンイル)の家族は、そのせいで引っ越すことに。
ところが、新居では隣人の騒音を始め、家族が突然別人のように豹変するなど、次々と奇妙な現象に襲われる。
一家はジュンスに助けを求めるが、ジュンスは自信を喪失していて頼みを断る。
しかし、姪たちの悲痛な声を放っておけず、兄の家を訪れる。
そして、師であるバルサザール神父を呼び寄せ、ソヌ(キム・ヘジュン)に取り憑いた悪魔を祓おうとするが…。
家族の姿に変身し、家族を襲う悪魔。
それは、ジウンに憑いていた悪魔だった。
去り際に言っていた通り、ジュンスの家族を苦しめる。
ジュンスはジウンの形見の十字架を身に着け、それに立ち向かう。
まぁ、騙されて家を出て、兄家族は大ピンチに陥るけど。
ペ・ソンウとソン・ドンイルが似てなくて、兄弟に見えない。(^^;)
韓国語で「兄さん」は「ヒョン」というんだね。
姪っ子姉妹の姉ソヌと、妹ヒョンジュ(チョ・イヒョン)の見分けは難しかった。
末っ子の甥っ子ウジョンは無邪気に叔父さんのジュンスを慕っているが、ヒョンジュはジュンスのせいでいじめられている。
なぜヒョンジュだけあんなことに?と思ったけど、一番ジュンスに対して怒りが大きかったからかな?
そういえば、隣人の存在の意味はなんだったんだろう?
これを観て思ったのは、やっぱり神は助けてくれない。
結局は、家族を助けたい一心の自己犠牲。
生き残った家族もつらいなぁ。