『EXIT イグジット』を観に行ってきました。
チャラ男キャラの芸人じゃなくて、韓国映画の方ね。
原題は読めない。
無職のヨンナム(チョ・ジョンソク)は、山岳部で鍛えた体だけが取り柄。
甥っ子のジホの仲間たちからは、“進撃の鉄棒男”と呼ばれている。
親戚一同が集まり、70歳になる母の古希を祝う会場で、大学時代に想いを寄せていた山岳部の後輩ウィジュ(ユナ)と再会、一人で心を躍らせていた。
一方、エンソ化学に恨みを持った人物が新社屋前で有毒ガスを放出、街に蔓延し、次々と犠牲者が出ていた。
ビルの合間を縫って押し寄せる有毒ガスの危険が、ヨンナムたちにも迫り、屋上に逃げようとした一行だったが、鍵が閉まっていて外に出られない。
ヨンナムはありあわせの道具を使い、山岳部での技術を駆使して屋上まで登り、なんとか両親や姉たちを救助ヘリに乗せる。
しかし、重量オーバーでヨンナムとウィジュは取り残されてしまう。
上昇してくる有毒ガスに追い詰められ、二人は集めた道具と技術で、街でもっとも高いビルを目指すが…。
ハラハラドキドキと、コミカルなシーンのミックス。
主役二人が体を張っていて、ツッコミどころはあるものの応援したくなる。
ヨンナムの家族・親戚は多すぎて、誰が誰だか分からなかった。
ガスがね~、不自然すぎるよね。
ヨンナムが5年前には大学生だったにしては老けすぎとか、まぁ、それは置いといて。
就職活動に失敗したり、ウィジュに振られたことを忘れられなかったり、まぁまぁ情けないヨンナム。
でも基本いい人だね。
途中、報道で二人のことを知った一般市民がドローンで助けようとしてくれる。
一機?(一台?)が失敗するのはお約束でいいとして、その後、他のドローンはどこに行ったんだ?
あそこにいるよ~と救助ヘリに教えてあげることくらいは出来ると思ったんだけど。
叔父さんのことが恥ずかしかったジホが抱き着いてくるのとか、ウィジュがヨンナムを見直すのとか、ありがちだけどスッキリする終わり方。
カラビナは重いんだよ。(笑)
日本のSOSのモールス信号は、「トントントン、ツーツーツー、トントントン」だよね。
韓国のは、「タタタ、ターターター、タタタ」だった。
へぇ~。
すぷーきーは かしこさが 1 あがった!