ライト/オフ。 | すぷのたわごと。

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ほぼ映画の感想&素朴な疑問(別名ツッコミ)。
目標「観ずに後悔するより観て後悔」。

『ライト/オフ』を観に行ってきました。
明かりが消えると“何か”が来るパターンのやつ。
原題は『LIGHTS OUT』で、Yahoo!翻訳だと“消灯”だった。
 
夜遅くまで働くポール(ビリー・バーク)のもとへ、息子マーティン(ガブリエル・ベイトマン)から連絡が来る。
母ソフィー(マリア・ベロ)の具合が悪いと。
実はポールは、精神を病むソフィーの過去を調べていた。
帰宅するために電気を消したポールは、“何か”に襲われてしまう。
一人暮らしをしているレベッカ(テリーサ・パーマー)は、小学校から呼び出される。
異父弟のマーティンが授業中に何度も居眠りをし、ソフィーと連絡がつかないと言われる。
父が死に、母と二人で暮らしているマーティンは、暗闇に脅えて眠れないでいた。
レベッカはマーティンから、「電気を消すと“それ”が来る」と打ち明けられる。
実はレベッカが実家を出たのも、“それ”が原因のひとつだった。
母は頼りにならず、レベッカは幼い弟のために久しぶりに実家に泊まる。
しかし、電気が消えていき…。
 
だるまさんが転んだ。
電気が消えると現れる“それ”は、暗くなるたびに近寄ってくる。
お子様にも大丈夫なホラーかも。
いや、子供は電気を消して寝れなくなるか?
実在の恐怖映像をもとに映画化したそうなんだけど、ちょっと勘違いしてた。
その恐怖映像とやらを本物の幽霊でも映ってるのかと思って観てみたら、この映画の監督が撮ったという、ただの短編ホラー映像だった。
なんだ、ただの作り物じゃん。
それがジェイムズ・ワンの目に留まり、彼の製作で映画化されたらしい。
暗くなると“何か”が来るのは、『黒の怨』とか『ダーク・フェアリー』とかは、外部からの脅威だった。
これは、ソフィーの過去が関係している。
病んでいるから“ダイアナ”を作り出してしまった?
でもコントロール出来てないよね。
あるシーンで、客席左側後方から何か音がするなぁ、誰かスナック菓子でも食べてるのかなぁ、それにしては音が大きいなぁ、と思っていたら、“それ”が床をカリカリやってる音だった。
ソフィーがレベッカに向かって見捨てて逃げたと責めるが、母は助けてくれず、父は家を出てしまったのなら、レベッカは自分で自分を守るしかないじゃん。
明かりが消えたら危険なのは分かってるのに、なぜマーティンを一人にするんだ?
レベッカのボーイフレンド(未満)のブレット(アレクサンダー・ディペルシア)は、アッシーをしてくれたり、実家に泊まるのも付き合ってくれるいい人。
↓ネタバレ。
てっきり死亡フラグが立ったと思ったのに。(笑)
死なないと分かった時点で、帰ってくると予想。
その通り、しかも警官を連れて戻ってきた。
きっとあの警官、死んでるよね。
どう事情を説明するんだろう?
あの状況なら、ソフィーのせいになりそうじゃない?