すぷのたわごと。

すぷのたわごと。

ほぼ映画の感想&素朴な疑問(別名ツッコミ)。
目標「観ずに後悔するより観て後悔」。

『さよなら、僕の英雄』を観に行ってきました。

なぜこんな邦題に?

原題は『DEN SIDSTE VIKING』で、デンマーク語で“最後のバイキング”らしい。

デンマーク・スウェーデン合作。

セリフもデンマーク語とスウェーデン語らしいが、どう違うのか分からない。

入場者プレゼントで「特製しおり」とやらを貰った。

見た目はフィルム風で写真が並び、英題の『The Last Viking』が書かれている。

 

アンカー(リコライ・リー・コス)は強盗事件を起こして捕まる。

15年後。

出所したアンカーは、逮捕前に大金を託した兄マンフレル(マッツ・ミケルセン)と再会。

ところが、姉フレイヤ(ボディル・ヨルゲンセン)によると、マンフレルは自分をジョン・レノンだと思い込んでいた。

大金を埋めた場所を聞き出すため、兄をもとに戻したいアンカーは、精神科医のローター(ラーシュ・ブリグマン)からビートルズ再結成を持ちかけられる。

最初は相手にせず、現在はマグレーデ(ソフィー・グローベール)とヴェアナ(ソーレン・マリン)の夫婦が営む民泊になっている実家に滞在しながら、森の中をあちこち掘るが見つからない。

そこに、ローターが自称ポール・マッカートニー&ジョージ・ハリスンのハムダン(カルド・ラザージ)と、自称リンゴ・スターのアントン(ピーター・デューリング)を連れてやって来る。

一方、フレイヤはアンカーの金を狙うフレミング(ニコラス・ブロ)に痛めつけられ…。

 

え~っと…、“僕の英雄”って誰???

PG12なので、ほのぼの系より何かあるかもと思ってはいたが、兄弟の子供時代と、女性にも容赦ないフレミングのせいでGではないんだね。

日本での知名度はマッツ・ミケルセンの方が上だけど、ニコライ・リー・コスが主演だね。

オープニングもエンドロールも、名前が最初に出てくるし。

『アダムズ・アップル』『ライダーズ・オブ・ジャスティス』などでも共演してた二人が、今回は兄弟役。

ストーリーは、精神疾患を抱えるメンバーによるビートルズ再結成と、兄弟の子供時代のエピソードが絡まっていた。

ポール・ジョージと呼ばれるハムダンは、スウェーデンから連れてこられた解離性同一症で、ポール・マッカートニーやジョージ・ハリスン以外にもABBAのビョルンやヒムラーなど。

アントンは喋れないけどイビキがすごい。

何かとイケアを引き合いに出して話すローターも、一筋縄ではなかった。

ハリウッド映画なら、マグレーデのボクシングの設定が活かされるだろうけど、フレミング相手にまったく効果がなかった。

ヴェアナは元服飾関係の仕事をしていて、今は絵本の仕事をしている。

ビートルズ風の衣装を作ってくれて、ローターまで着ることに。

マンフレルとアンカーの子供時代は、バイキングに夢中なマンフレルと、マンフレルが何か変なことをするたびに父から虐待されていたアンカー。

マンフレルも、弟が父からひどい目にあっているのを気づいていたので、あんなことを…。

つらかったことを忘れていたアンカーと、ずっと覚えていたマンフレル。

あの時、ジョン・レノンのニュースが流れていたんだね。

ジョンと呼ばれることを望み、マンフレルと呼ばれると衝動的に自殺を図るという設定によってピンチを抜け出す。

けど、おとがめなしなのか?

普通に“フライング・ビーバーズ”というバンド名でタレントショーの舞台に立ってたけど。

最後は、“普通”ではないことを受け入れているように見えた。

『DEN SIDSTE VIKING』は、ヴェアナの絵本のタイトルでもある。

映画のタイトルは、絶対に“最後のバイキング”の方がいい。

“僕の英雄”って誰だよ。

エンドロールで、一人だけ役名がチラチラ変わっていた。

ハムダンの人格がたくさん入れ替わるのを表してるんだと思う。

パンフレットが1650円もしやがる。

映画はクーポンを使って観たので、映画代より高い。

買えるか、ボケッ!