日本では、
今回の
スペースシャトル『ディスカバリー』の打ち上げで、
皆さんが興味を持たれているのは、
実験棟『きぼう』の設置作業ですよね?
私は、その成功も願いながら、
NASAのスタッフや、クルーの家族と同じく、
クルー全員の無事帰還が一番重要な事だと思っています。
打ち上げ時に、
外部燃料タンクの断熱材が剥れた映像を見て、
一瞬、ヒヤリとしたり、
船外活動の映像が
リアルタイムで流れていたりすれば、
多数のデブリ(宇宙ゴミ)が飛び交っているので、
担当するクルーに
何も起こらない事を願いつつ見ています。
夢やロマンも大切ですが、
帰還したシャトルの損傷具合を
何らかの形で少しでも知っていれば、
私と同じ想いの人は増えるかも知れません。
今月15日に
無事に帰還してくれる事を
皆で願い、祈っていたいものです。
さて、
前置きが長くなりましたが、
こんな事を書いているのは、
今回の打ち上げで、
シャトルの発射台の一部が、
原因不明の損傷を受けたというニュースがあるからです。
上の画像で、
滑り台の様になっているのは、
ロケットの噴射を
側面方向に逃す為に設けられている
「フレイム・トレンチ」と呼ばれる
耐熱タイルで覆われた構造壁です。
設計上、壊れないものに、大きな損傷。
砕け散った耐熱タイルには、
この構造壁の物しか見つかっていないそうですが、
現在、NASAでは、
シャトル側に、損傷が無いかを調査中だそうです。
何事も起こらない事を切に願っています(。-人-。)