オーパーツの一つとして有名な「水晶髑髏(ドクロ)」
伝承では、
「水晶髑髏は世界に13個あり、全てが再び1箇所に集結した時、宇宙の謎が暴かれる」とか、
「2012年までに、1箇所に集めないと世界は滅びる」といったものがあるらしいですが、
今は、米国・スミソニアン博物館と
英国・大英博物館に1個ずつ展示されています。
アステカ文明か
マヤ文明のものとされてきた、この「水晶髑髏」、
両方とも、
偽造品である可能性が高まってきたそうで…
大英博物館と、
英・カーディフ大学の考古学者らを中心とした研究グループが鑑定したところ、
「水晶髑髏」に
古代文明では無かった筈の、旋盤による加工跡や、研磨剤を使用した跡が見つかり、
米、英両方の「水晶髑髏」が
近代(1950年以降)に作られたものだと確認されたそうです。
考古学ファンや
「オーパーツ」に関心のある人にとっては、かなりガッカリな話になるでしょうが、
これに「異議」を唱える学者さんも現れるかも?
期待してみては?
まぁねぇ、
作られたのが、いつの時代であっても、
『人がつくりしもの』には変わりありませんから…
私たちが学校で学んだ
歴史上の人物の顔が、別人だったというのと大して変わらないでしょう。
そこにこめられた
誰かの「意図」を推理するのも
歴史ロマンの楽しみ方の一つかも知れませんしねぇ。