亡き『母』に感謝 | ものづくり系会社員の戯言?

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「心」の世界から「ものづくり」の世界に転身して奮闘する『変わり者』の徒然日記

 「体調に気をつけて」と、


 ブログのコメントやメッセージ以外でも、

 友人達からのメール全てから、貰う様になった私ですが…



 この忙しい中、祖母が亡くなりました。



 まぁ、『祖母』といっても、

 

 7歳の時に両親が離婚し、

 その時に、自分から、両親と縁を切った私です。


 祖母は、私の事を、

 私が生まれる半年前に亡くなった母(曾祖母)の「生まれ変り」だと思っていましたし、


 私自身は、

 祖母にとっては、

 流産で失った次男(私の父の弟)の「生まれ変り」だと思っていましたからね。



 ですから、

 祖母は、単なる「育ての親」ではなく、


 『母同然』というよりは、『母』な訳でして… 


 

 私がまともに歩ける様になった3歳くらいから、


 手を引かれて、

 あちこちに連れて行かれたのは、まだ記憶に残っていますしね。


 でも、

 決して、子供扱いされず、


 大人と同じ物を見て、

 大人と同じ物を食べ、

 大人と同じ振る舞いを学ばされ…


 何歳頃、

 いつ、どこで、何で怒られたのかも、ちゃんと覚えています。



 そんな訳で、

 

 亡くなった時は、

 大分前から覚悟は決めていたとはいえ、とても辛かったですが、


 今は、もう大丈夫です。



 葬儀の翌日の午後から仕事に復帰しています。



 まぁ、

 普通の人には考えられないかも知れませんが、

 

 それは、

 我が家の人間としては当たり前でして、


 生前の祖母からも、

 「葬式を理由に、仕事をサボるな!」とか、

 「成仏できなくなるから、絶対に、遺体に涙を落とすな!」なんて、とことん教え込まれましたからねぇ。



 今の私は、


 『母』の死を、人並みに悲しむ事ができ、

 それに打ち勝つ人間に育てて貰った事に感謝しています。



 後は、

 祖父が逝った時に、


 二人が仲良く入れる…


 いやいや、

 入った早々に、夫婦喧嘩を始められる様に、お墓を用意して、


 私は、

 自分が生きている間、それを守っていくだけですね。



 できれば、

 お墓参りには、


 私が祖父母にして貰っていた様に、


 嫁さんや子供も連れて行って、

 ご先祖様を敬う事を教えたいものです。