一般的に「南極観測船」と呼ばれている、
海自保有の砕氷船『しらせ』が、今日、東京・晴海ふ頭を出港しました。
1982年に就役し、
耐用年数の25年を迎え、艦の老朽化が目立つ為、
来年8月に退役を前に、
南極へ向けての「最後の航海」となります。
私も、子供の頃から、
『しらせ』出港のニュースは、毎年見ていましたが、
驚きなのは、
この艦が、まだ24回の航海にしか使われていない事。
勿体無いと思うのは、私だけでしょうか?
しかも、
退役後は、
管理・維持費が年間1億円以上かかる事や、
艦が巨大な為、展示にも向かず、
また、
海自保有の艦艇である為、
「第二の人生」を迎える事は無い様です。
という訳で、
スクラップになる可能性が高いらしいのですが…
勿体無いですよねぇ┐( ̄ヘ ̄)┌
さて、
『しらせ』の退役後の南極観測は、
その存続が一時期危ぶまれましたが、
新造艦が就役します。
現在、建造中で、
来年4月に進水予定。
竣工は、再来年5月の予定で、
例年11月の出港がデビューとなる筈です。
その新造艦
『しらせ(2代目)』については、
下のリンク先にジャンプして下さいね。
最新の建造状況が分かりますからねぇ(o^-')b
「ただいま新南極観測船(砕氷船) 建造中!」 by ユニバーサル造船