今話題になっている、
防衛官僚と商社との癒着疑惑とは関係ありません。
で、画像の飛行艇は、
海上自衛隊所属の救難飛行艇『US-2』
現在は、
山口県岩国基地に配備され、
来年夏頃まで
運用試験が行われた後、
本格的な救難運用が開始されるそうです。
実は、この機体、
「阪神・淡路大震災」後に重要視されるようになった、空からの火災消火に役立てようとも開発が進められているんだとか。
森林火災の多い国を中心に、
世界20ヶ国からも注目されているそうですよ。
本当は、
1970年代後半に、
この前身の機体で消火実験が行われ、
かなり有効なデータが得られた筈なんですがね。
「日本ではそれ程大きな森林火災は起きない」
「維持に莫大な費用がかかる」という理由で開発は中止に…
当時は、今のように、
「武器輸出3原則」の緩和の見込みも無かったので、
仕方なかったと言えば、仕方なかった話なんですがね。
でも、
その「消防飛行艇」の開発が成功すれば、
今、ニュース等で大きく報じられている
米国・カリフォルニア州南部での
大規模森林火災がまた起こったとしても、その消火に大活躍するでしょうからね。
と言うのは、
その「消防飛行艇」は、
わざわざ空港に降り立って給水する必要が無く、
湖面や海面を滑走して水を汲み上げ、
現場上空へ迅速に展開し、消火にかかれるんです。
それも、
日本の技術が世界に貢献する瞬間。
ニュースで見た、
あの大火災の現場に、日本の「消防飛行艇」が編隊を組んで飛来し、
大火災をあっという間に消して、人々から賞賛される様子。
あなたは、見てみたいとは思いませんか?