未来の風を読む | ものづくり系会社員の戯言?

ものづくり系会社員の戯言?

「心」の世界から「ものづくり」の世界に転身して奮闘する『変わり者』の徒然日記


AirDolphin



 今夜は、

 NHKの「ビジネス未来人」で、


 音響機器メーカーの社長から、

 

 「モノ作りを守りたい」という熱い思いで、


 小型風力発電機メーカーを興した、

 「ゼファー」社長の、伊藤瞭介氏の話を見ていました。



 全高100m級、

 1基数億円もする、大型風力発電機とは違い、


 人々には、あまり認知されていないか、

 「発電コストが高そうに見える」小型風力発電機ですが…


 

 「ゼファー」の小型風力発電機、

 『エアドルフィン マークゼロ』と、これから出るであろう後継機は、


 そういった誤解を払拭すべく、

 世に広まっていく事が期待されます。


 

 一日でも早く、

 一般家庭でも使われる様になって、

 

 「日本の風景」に、


 風のある街で、

 勢いよく回る風車が加えられるかも知れませんね。

 


 さて、

 「ゼファー」の『エアドルフィン マークゼロ』は、


 羽根の直径が1.8m、

 1基17.5kgと軽量な小型風力発電機です。

 

 平均風速が5.5~6.5m/秒の風で、 

 

 日本の「一般的な家庭」の

 平均消費電力の約3分の1を賄える計算ですが、


 2.5~50m/秒という広範囲な風で、連続発電が可能な為、


 「豊かな風」が期待できる地域では、もっと有益でしょう。

 

 

 後は、

 今の販売価格(約50万円)を、

 どこまで下げられるかが一番の問題。


 エコに対する「割高感」は、

 経済が好調になればなるほど薄れますが、


 低コスト化が実現できれば、

 それに拍車をかける形での普及も期待できるでしょうからね。



 頑張ってほしいです! (o^-')b