今夜は、NHK教育の「サイエンスZERO」を見て、
そこで取上げられていた、テーマの「進化する人口筋肉」に関連して…
上の画像は、
米国・国防高等研究事業局(DARPA)によるデザインコンペで選ばれた、外骨格パワードスーツです。
求められている能力は、
装着した人間が100kgの荷物を持ちながら、マラソン選手以上の速度(25km/h)で行軍でき、並外れた跳躍力を有する事で、
総重量も10kg以下が目標なんだそうです。
勿論、戦闘を想定しての「静粛性」と「防弾性」も必要とされています。
まぁ、こういった分野での技術革新が民間で応用されて、人々の生活に役立てられるのは良い事ですが、
開発には莫大な費用と時間が必要とされ、それを賄う為に結果を求める「実験場」としての戦場が無くならないのは、悲しい事です。
さて、日本では、
筑波大学大学院の山海研究室で開発された『HAL-5』が有名で、
サイバーダイン社(http://www.cyberdyne.jp/ )からの量産化が決定しています。
テレビ等で取上げられて事もあり、既に、400件以上の問い合わせがあるそうですよ。
当面は、年間20体程度の生産ですが、
来年には、年400~500体の生産が出来るように、製造ラインを拡大する計画なんだとか。
凄いですね!( ̄□ ̄;)
これが実現すれば、介護分野に大きな変化を齎されるかも知れませんが、
1体で500~700万円する事を考えれば、あまり拡充しない事も予想されますね。
何にせよ、お金がかかるんですねぇ。(T▽T;)