皆さんも、昨日のニュースでご覧になったと思いますが、
実はこの話、航空機に関心を持っている人は、大分前から知っていたはずですよ。
上の画像の航空機が、
三菱重工が2012年の就航を目指して開発しようとしている、「MRJ(三菱リージョナルジェット)」です。
リージョナルジェットとは、
近距離を結ぶ、小型ジェット旅客機の事で、「MRJ」も、客席数70~90席の小型機です。
私としては、
『YS-11』が引退する時に、
引き継ぐ形で、この機体が登場してくれていれば…なぁんて思っていましたけどね。
ですが、航空機の開発には、
膨大な時間と費用がかかるのは知っていますから…
「MRJ」の開発にも、1000億円を超える開発費が見込まれています。
でも、20年後には、
世界で約5000機の需要が見込まれている事もあって、
今回の、この国産旅客機の構想が大々的になったのは嬉しい事です。
ただ、三菱重工が、この事業をスタートするかどうかは、
今年秋からの需要調査を経て、来年春まで決めるとの事で…
『YS-11』の時の様に、
海外での販売ルート構築に失敗してしまうと、
開発する企業としても、大打撃を喰らいますしね。
これからの世界は、人口増加に伴い、
経済の発展には、よりスピードを求められる事でしょう。
そこで、ビジネス機の分野で注目されている、『HONDA JET』と同様に、
日本の翼が、高い信頼の元に大活躍してくれる事を、私は切に願うばかりです。