今夜は、テレビで、
ジョン・グリシャム原作の映画、『ニューオリンズ・トライアル』を見ていました。
原作の「タバコ訴訟」を「銃訴訟」に変えてはいますが…
アメリカの社会の裏側で、これが現実に行われているとしたら…
多分、行われていると思いますけどね。
怖いものです。((((((ノ゚⊿゚)ノ
皆さんも、
アメリカ発のニュースで、たまに見かけませんか?
物語の発端となった事件と同じものを。
解雇された事への報復として、
銃を持って元の勤め先で、無差別殺人を犯し、
最後には、犯人が自殺して終わる事件です。
一見、アメリカの銃社会を象徴しているかの様に見えますが、
日本でも、類似事件は起きているので、安心はできませんよ。
ただ、そこには銃が無いだけですから…。
形は違って見えても、同じ人間がしている事です。
政治・経済、流行などに限らず、
事件・事故などにも、「傾向(トレンド)」として、
悪く言えば、「避けて通れない」可能性もありますから。
さて、この映画では、
「陪審員制度」の裏側というか、真実とも言うべきか、
そこにある人間の心理が、上手く描かれている様にも思えます。
私なら、「悪」の方についてる可能性が高いですが… (^▽^;)
日本でも、
再来年の5月からは、「裁判員制度」が始まる予定ですが、
皆さんは、どう思われますか?
アメリカの「陪審員制度」を真似た感じの、この制度。
国民の関心が大変低く、
一緒に審理を行う裁判官との間にも、様々なギャップが取り上げられている今、
制度を始める事だけを重要視せずに、もう少し考え直して貰いたいものです。
いつか、この制度が、
企業の責任を問う様な、民事裁判にまで拡大すると…、
この映画の様な事が、現実に起きるかも知れませんよ。
まぁ、大企業相手の民事訴訟では、
それに近いものはよく見受けられると思いますがね。
ただ、新聞やテレビでは、
大事な広告主に「不快感」を与えない様に、大きく取り上げないでしょうし、
広告主の要望で、
ライバル社を蹴落とす為に、情報を操作する場合もあるでしょう。
社会の裏側には、見たくないものが沢山あります。
見るか、見ないかは、
あなたの信念によるところが大きいか、
それとも、
偶然という名の「悲劇」が無理矢理、あなたに「試練」を与えるのか、
分からないから、
知っておくべきかも知れませんね。