- 不都合な真実/アル・ゴア
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今年の冬も、残すところ、約2ヶ月。
「暖冬」のまま終わってくれるんでしょうか?
冬の寒さに期待していた企業や、そこで働く人にとっては、頭の痛い問題ですがね。
さて、タイトルで紹介したこの映画。
オフィシャルサイトは、http://www.futsugou.jp/
文部科学省の「特選作品」にも選ばれているのだとか…
興味のある人は、見に行きましょう。
登場人物の事は、皆さんもご存知でしょう?
アメリカの前副大統領の、アル・ゴア氏。
「不適切な問題」で有名なクリントン前大統領とは違い、
真面目な彼の存在を知る人は少なくないと思いますが、
彼の示す政策等は、あまり知られていませんよね。
それは、日本のマスコミのせい?
ですが、この映画を見たら、「彼が大統領だったら良かったのに…」と思うかも?
彼が現大統領なら、世界の環境問題は大きく変わったかも知れませんからね。
世界最大の二酸化炭素発生国であるアメリカも、『京都議定書』を締結していたかも?
そうなれば、地球温暖化の問題も、少しは改善すると思いますからね。
そんな期待とは裏腹に、この映画を見て、それが不可能な事だったと分かるかも…
アメリカの大統領を生み出すのは、国民ではなく、
石油関連や軍需産業等の企業であるという一面が分かりますからね。
次の大統領選に向けた動きが出始めましたが、誰に決まるのやら?
アメリカのトップを決める選挙だけに、日本の政治や経済に影響を考えると、あまり軽視できない問題です。
アメリカは、表向きの「友好国」。
真の友好国なら、基地の移転費用に無関係なものを含めて請求しないでしょうし、
有事の時も、米軍が日本人を助ける際の「優先順位」は、かなり低いというのはあまり知られていませんがね。
これからの日本は、「美しい国」になるだけでなく、
自分の身を自分で守る意識も強く持たねばなりません。
あくまで、他国を「当てにしない」という意味ですがね。