私には理解できない | ものづくり系会社員の戯言?

ものづくり系会社員の戯言?

「心」の世界から「ものづくり」の世界に転身して奮闘する『変わり者』の徒然日記

親父の遺言/いかりや 浩一

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 父親は、我が子に何を遺したいものなのか?

 その「想い」がきちんと受け継がれている処は良いのですがね。


 「父親の威厳」が失われつつある昨今、それは難しいのでしょうか?


 

 私はここ数日、ある親子の事を考えています。

 

 父親が一代で築き上げた会社を、

 自らの怠慢で、倒産させようとしている男が居るのでね。


 以前、「親の心、子知らず」の記事で書いた男ですよ。


 普段はあまり関わりの無い『親父』を、私たちは慕っていますが、

 実の息子は、真反対の人間。

 

 まぁ、私たちは、その男よりも、『親父』を慕える事を誇りにも思っていますし、

 それ以上に、その男の不甲斐無さに呆れ果て、その行いが理解出来ませんがね。


 この世から消して遣りたいぐらいの気持ちは、『親父』を慕う者全てが持っているだろうに…


 一番身近に居て、何故、それが理解出来ないのかが、私には絶対に理解出来ません。



 以前書いた様に、

 『親父』の余命は、幾許も無く、

 私たちに出来る事は、あまり無いのですが…


 私も、出来る限り『親父』を喜ばせる何かがしたいのですが、

 それは、お互いが生きている間にしか出来ないのが辛いものです。