新年早々、物騒なニュースが流れましたね。
タイ・バンコクでの爆弾テロ事件の事です。
正確には、大晦日の晩に、新年を迎えるイベントを狙って起こったのですが…
東南アジアに限らず、反政府組織が存在する国を旅行する人には、特に気をつけて貰いたいものです。
今の世界で、「危険の無い国」なんて無いんですけどね。
よく分かってない人がまだ居る様で…
さて、テロにも色々あるのですが、
その中でも、「爆弾テロ」に、皆さんはどんなイメージを持っていますか?
恐らく、イラク関連のニュース等でよく見た、大規模な自動車爆弾テロなのでは?
テロは、実行組織、ターゲットや目的によって、手段・方法が大きく変わるものです。
普段、ニュースによって刷り込まれている知識を元に判断してはいけません。
もし、海外でテロを目の当たりにした際(本当は、国内外を問わず…なんですけどね)は、
自分が一次的な被害を受けても、可能ならば直ちにその場から離れましょう。
軽い怪我なら、その場で救助を待たない方が良いですね。
なぜなら、爆弾テロには、比較的小さな爆発で人々をパニックにさせてから、現場に駆けつける警官・軍隊等を狙って、大規模な爆発を起こすものもありますからね。
「封鎖エリア」外だからといって、安全ではありません。変な野次馬根性を出して、見物や撮影に行ったりするのは…
海外旅行をする際は、外務省のHP等で事前に情報収集するのは勿論の事、国内に居る時と同じ感覚で居ない事が大切なんですが…(『地球の歩き方』にも、そんな事を書いてません?)
平和ボケしている人には、「せっかくの旅行なのに、そんな事が出来るか!」って言われそうですねぇ。