今夜は、「プロフェッショナル 仕事の流儀」のアンコール放送をみながら…
登場人物は、WHO・メディカルオフィサーの『進藤奈邦子』氏
彼女は「鳥インフルエンザ」等の感染爆発を防ぐべく、日々奮闘しています。
彼女がこの世界に飛び込んだのは、脳外科医としての挫折を味わってから…
「挫折」というよりは…、毎日、手術に追われ、疲弊しきっていく自分の仕事の仕方を見つめ直して…、新しい世界へ…。
そんな彼女が脳外科医になったのは、脳腫瘍で亡くなった弟さんとの約束。
「医者になり、僕と同じように苦しんでいる人たちに、僕の代わりに明日があるよって言ってほしい」という最後の言葉。
その約束を守った彼女は凄いです。立派です。皆に尊敬されるべきです。
ただ、彼女の奮闘振りを知る機会が、我々にはあまり無い事がとても残念。
勿論、「感染症」を予防するのが彼女の仕事ですから、活躍の舞台が無い事がある意味平和なのですが…。
二人の子供の母でありながら、仕事の時はいつも「もう会えない」覚悟を持って働く姿。
言葉になりません。
私も、「この世で二番目に大事な女性」に約束させられました。
「最高のパートナーと幸せになりなさい」と…。
私は、彼女が居たからこそ、「臨床心理学」を学べる様な人間で居れたのですが…
30歳を目前にして、まだその約束は守れていません。
一体、いつになる事やら…