中耳炎のホメオパシー | ~自己治癒力で、もっと元気に、幸せに!~ 札幌のホメオパス ふじやまみちこのMagical Healthy blog 

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心と体のバランスをとり、自分らしく健康になるツールのホメオパシーに惚れ込み、札幌でホメオパスをしています。ホメオパシーをはじめ、クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)などの可能性ある代替療法も日々研究&実践中!

今日はサロンで和のお手当てでした。
はじめていらして下さる方。

聞けば、ちょっとした体調の異変には
セルフケアでホメオパシーも使っているそう。

レメディ選びには、ブログなどを参考にするのが多いとのこと。
(なので私のブログも読んでくださっていた)

たまにそのような声を聞くことがあります。

「ブログに書いてあったレメディ試してよかった!」とかね^^。

少しはお役に立っているのだな~
と思うと、うれしいです。
ブログでホメオパシーのTipsを書くことは続けよう。

それにしても。
どのホメオパスもそうだと思うけれど、
私のところに日々寄せられる質問(症状・お悩み)も実に多種多様です。

・子どもの夜尿
・子どもの慢性腹痛
・授乳中の母の乳首亀裂
・不眠
・蕁麻疹
・猛烈な首~肩のこり
・子どもの便秘
・女性のバルトリン腺炎
・子宮内膜症
・子どもの中耳炎
・思春期の情緒不安定
・アトピー性皮膚炎
・乳児湿疹
・激しい月経痛
・鼻血が止まらない
・にきび
・生理前症候群
・生理不順
・子どもの慢性頭痛と吐き気

これ、今月(2月)に入ってから約10日間ぐらいで寄せられた相談です。
まだほかにもあったのですが全部は書けない(書いていられない 笑)。

女性の問題、子どもの問題が多いですね。


にしても、バラエティはなかなか豊富です。

その中で今日は中耳炎をとりあげましょう。

風邪やなにかの拍子に中耳炎になる子は、珍しくないと思いますが

困るのは「繰り返す」場合。

ホメオパシーの考え方では病気は「二通り」に分けられます。
①急性病
②慢性病
です。

急性病は文字通りそのときだけの、突発的な問題。
何かおかしなものを食べて下痢したとか、熱が出たとか。

対する、慢性病は「繰り返す症状」です。

中耳炎は、最初は①だったかもしれません。
でも何度も繰り返すというのは②です。

なぜそうなるか。

「軽い不調を薬などで抑圧しすぎる

(自力で症状を出し切って完了させることをせずに

見かけ上、治ったような感じにする)」と
体の中に排出しきれなかったゴミがたまり、
血液が汚れ、
炎症を起こしやすくなるのではないか
というのがひとつの考え方です。

それが皮膚に出ればアトピー、
鼻粘膜なら鼻炎、
耳の奥に出るなら繰り返す中耳炎となる。

ホメオパシーではさらに
家系的に受け継ぐ病気のかかりやすさ(マヤズム)
も考慮します。

タイムライン(成育歴)から
根本的な体質の弱さがあるかどうかも考えるし、

「耳」といえば腎との関連も注意したいところです。
腎に潜在的な弱さがありそうなら臓器サポートもしたほうがいい。


もちろん精神面も見逃せません。子どもだけでなく、お母さんの精神感情も。

なので、
②慢性 の中耳炎の場合は
その子その子によって導き出されるレメディは違ってきます。
その子専用に発注するオーダーメイドレメディを、

ある程度の期間(1か月以上)継続的に飲んで、

根本体質治療をしていく必要があります。

 

10年前に書いたブログですが参考にどうぞ!↓

 

 

ただ、急性的な痛みや詰まり感の

SOSに対しては

わりあいどの子でも使えるレメディというのはあります。

以下にそういう中耳炎SOSのレメディの主なものをご紹介しますね。

耳は大切に……!


中耳炎のときに役立つレメディ


■Acon.アコナイト
「急に」始まった症状にはなんでも使えるアコナイト。
中耳炎においても「突然の耳痛」にはまずこれを。
夜に悪化する、寒い空気にさらされた後に始まるなどのときはとくにいいでしょう。

■Cham.カモミラ
子どもの中耳炎といえばこれ。

刺されるような痛みで、我慢できず、むずかる、不機嫌、泣きさけぶ!
少しでも耳に触れると、ギャーという感じ。(痛みに敏感になっている)
かといって放置もダメ。抱っこを求める。おろすと泣く。

そのため、ただただ抱っこして歩き回る必要があるようなとき。
 ↑ ↑

※中耳炎関係なく、上記のような状態の夜泣きにも使えます。

■Puls.ポースティーラ
耳の痛み+耳が熱い感じ。膿が溜まる。
かぜ症状が数日続いた後に、

「耳が痛い」とか「耳がよく聞こえない」とじわじわ言い始めるパターンの中耳炎。
室内のこもった空気の中だと悪化。

外気に当てたり窓を開けると、痛みも気分も軽くなる。

布団はかけたくない。

のどの渇きがあまりない。
抱っこを求めるけれど、カモミラが「抱っこしないと怒る」のに対して、こちらは「めそめそ泣く」。

赤ちゃんみたいに甘え泣きしたり、まとわりついたりという感じ。

■Bell.ベラドナ
ずきずきする痛みと高熱。
熱く乾燥した皮膚。赤い顔。
血が耳に集まったようにうっ血して、ズキンズキンドクンドクンと脈打つような感覚。
耳から首、顔、のどのほうまで痛みが広がるときにも。

以上は純粋に急性の状態にいいです。


以下は、そもそも中耳炎はすでに繰り返しているとか

鼻炎や扁桃炎の繰り返しが背景にある場合の

中耳炎急性SOS時の助けに。

(でもホメオパスにかかるのが最善です)

◎Merc.マーキュリアス
慢性症状からの耳の痛み。

耳がふさがった感じ。耳がかゆくなることも。

臭く、時には血が混じる耳だれ。

ちょっと温まるとすぐに汗ばむ。でも涼しくするのは嫌がる。快適温度帯が狭い感じ。

喉は渇き、水を飲みたい。

◎Kali-m.ケーライミュア
慢性的なカタル。濃厚で白っぽい浸出液が耳の中ににじんでいる状態。

耳あかが溜まったような感じ。そのため耳に閉塞感と聞こえの悪さ。
鼻が詰まりやすく、口呼吸だったり

鼻から喉に白い粘液性カタルが落ちやすく咳ばらいをよくする子にはとくに必要GOOD。

◎Hydr.ハイドラスティス
ねっとりした黄色い粘液状の耳だれ、分泌物。

ふさがって聞こえない。難聴。

排出の勢いが足りなくて慢性化・長期化しやすい中耳炎。

(たしかイギリスのホメオパスが
しつこい中耳炎には「KPH」のコンビがいいよ、とおすすめしていた記憶があります。
K=Kali-m. P=Puls. H=Hydr.だったと思う)

あと、
マザーチンクチャ―なら
●Plan.プランターゴ
●Verb.バーバスカム
●Calen.カレンデュラ

などがいい!(水に混ぜて飲みます)

ホメオパシージャパン製品では
Verb.バーバスカムやCalen.カレンデュラ
のチンクチャ―と、
中耳炎に適合するレメディをミックスした
「サポートφMim」
(水に混ぜて飲む)

i-herbで買えるHyland's社製品では
「Earache Drops」
(耳痛用の点耳液)
https://iherb.co/zYqcShN

というのもあり!

参考にしていただければ。

なお、クラニオのお手当ても

痛みからの解放と治癒促進に役立ちます。

今日の方は、中耳炎ではありませんが、

お手当てでしばし心地よさの海にただよっていただけたかな。

心身の解放と快癒につながりますように。


■個人セッションなど■

●ホメオパシー健康相談
●ホメオパシー講座
●クラニオセイクラル・セラピー(和のお手当て)
を随時受け付けています。

詳しくはHPを↓
http://spontanea.michiko.cc/

予約状況を見渡すカレンダー
https://freecalend.com/open/mem76877

予約フォーム
https://www.reservestock.jp/page/reserve_form_week/24092

※設定の日時では都合が合わないときは希望日を2~3連絡ください。調整をはかります。

spontanea/日本ホメオパシーセンター札幌南2条 藤山道子