おとつい11月17日は
（朝はこんなふうに雪！）
姫路から井上基宏さんを講師に招いての
「筋反射のワークショップ・お話会」
「和のお手当て受講者向けおさらい会（クラニオ）」
の二本立てでした。
それぞれに良い時間だったなあ～～。
モトさんの気負わない、飾らない感じ、
自分がなにを今思っているかをていねいに見ながら言葉にする感じ。
そして語られる小さなエピソードたち。
独特に心に残るんです。
で、1滴から波紋が生まれるように、
自分の内側で響きの波が起こる。
静かに触発されるものがあります。
ふたつの会を終わってみると
わたしの場合、
モトさんそんなこと言っていないにもかかわらず
「自由に」
というワードが内側で今、気持ちよくこだましています。
自由。
たとえば
クラニオのお手当てでも、
ホメオパシーでも
基本を叩きこんで相当な年数・場数をやりこなしていくと
おのずと出てくる「わたしならでは」があるものですが
そこを出すのはまだ許されない、してはいけない、
間違いだと感じて
ずっと気をつけていました。
しかしそれを、自分はもっと認めてもいい。
認める自由を、自分に与えていい。
そうしていい段階に来たことが、
説明はむずかしいのですが
フッと霧が晴れるみたいにわかった感覚があったんですね。
認め、許す、活かす。
自由に。
それは壊すことではなく広げること。
やっても大丈夫、自分は。
この感覚です。
晴れが訪れた瞬間のひとつは
筋反射のワークショップにありました。
筋反射、わたしも少々かじったことがあります。
わたしがその昔習ったセルフでの筋反射は
両足で真っすぐ立って、体の軸の「揺れ」でとる方法。
あと胸鎖乳突筋でとる方法も教わったことがある。
でも、和のお手当てクラニオをきっかけに
武道的ワークや
身体感覚講座
にも親しむようになり
身体の軸、呼吸、上虚下実、鎮まり具合
などを自分自身で意識するのが自然になってきたら、
なんとなくの「おなかの感覚」
が自分の中でよりどころになって、
もっぱらそれを使うようになっていました。
迷うときにはハラに聞く、という感じ。
やめたほうがいいときには
ハラが落ち着かず、
これはGoでしょう！っていうときは
ハラはどっしり満ちる感がするんですね。
これがなかなか正確で、頼れるんです。
そうしているうち筋反射のことはだんだん忘れていたのですが、、、
モトさんの今回のワークショップで、
「呼吸が通るかどうか」
が筋反射のひとつ、
というか体の反応を見るひとつの方法として
紹介され、
試してみたらこれは
わたしの「ハラ聞き」と同じだったわけです。
似たのをわたしやってる、
これでいいのだ！
納得。
さらに紹介してくれた他の筋反射手法も
わたしの「ハラ感」との答え合わせになり、
とても勇気を得ました。
やってたんだな、筋反射。。。
合ってたんだな、自分で得た感覚。。。と。
（Oリング練習中）
すると、突如
「自由」のワードが
わきあがって来たんですよ！
わかるでしょうか。
なんか観念的なことばっかり書きましたが、
そういうわけで、
わたしのクラニオがまたちょっと変わりました。
やり方ではなくあり方が、ですが、
これが変化したことで、体に起こる反応もまた変わります。
ホメオパシーにおいても同じくでしょう。
段階が進んだように思います。
さっそく本日2名のクラニオのセッションで、
自分なりの手ごたえありました。
ああ、ますます面白くなってきた。
（講座後はエゾ鹿など北海道の美味しいもので打ち上げ）
モトさん、ありがとうございました！
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