入ってしまった婚外恋愛ワールド
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真由美と隆

ある土曜の夜、真由美と隆は 近くのファミレスで会うことになった。

偶然にも 隆と真由美の家は 車でほんの15分くらいのとこだった。

 

隆は真由美に会うなり、「今日はやる気満々で来ました!」と言ってきたらしい。


30歳を越え、出産も経験済の自分の体をもったいつけてると思われるのも嫌だし、

隆のことを気に入っていた真由美は OKし、 近くのラブホテルへ 入った。


隆とのセックスは濃厚で よかったと真由美は言っていた。ただ、隆は2回やるってのが

できないらしく、真由美はもう一回したかったらしいが、がまんした。


隆がホテル代を払ってくれて、二人は解散した。


真由美はどんどん隆に惚れていった。

メール好きな今時の子なので、そして隆には家庭があるし、頻繁に会えるわけでも、

電話で話せるわけでもないから、せめてメールを、とメールをたくさん送っていた。


けど、隆からの返信は 1日に1通あるかないか。


私と巧の会う頻度、朝通勤中、昼休み、帰宅途中、夜寝る前のメールの頻度を聞いていた

真由美にとって、隆のそれが 不満だったみたい。


けど、私からみると、隆は真由美に惚れているようには、思えなかった。

巧が前に亜矢ちゃんの友達を隆に紹介したことがあって、

隆はその子にベタ惚れで、電話やメール攻撃がすごくて 相手の女の子が嫌がった

というくらい、惚れたらその子しか見えないっていうくらいになるらしい。

ただやりたいだけか?と思えてならなかった。

けどそこは隆と真由美とのことだし、巧や私が口出すことじゃないから黙ってはいたけど。


それまで真由美には巧とのことを色々話していたが、なんか、真由美が可哀想に思えてきて

話半分にしていた。


真由美の家は 巧と隆の会社から車で20分くらいの近いところだったので、

金曜の夜、巧が会社の飲み会のある日に、私は子連れで真由美の家に泊まりに行き、

巧は飲み会帰りに真由美の家に来て、3人で朝まで飲んだりしていた。


隆とは、月に一回くらい、隆が都合つく土曜の夜とかに 真由美の家に(真由美の子供が寝てから)

来ていた。隣の部屋で子供が寝ていることもあり、セックスまではどうもしにくく、

いつも真由美がしてあげていた。


ある日、急遽 隆から会いたいと連絡がきたけど、子供を預けられないからとのことで、

私が子連れで、真由美の家の留守番がてら泊まりに行った。


身支度をはじめる真由美は ウキウキしていて、なんだかかわいかった。


数時間後、真由美が帰ってきた。

話を聞くと、会ってすぐホテルに行こうと言われ、行ったのに、出る時になって、

お金ないと言われ、結局 真由美が払ったとのこと。

そのホテルでも、やること終わったら、まだ休憩時間は残っているのに さっさと帰り支度をされ

1時間くらいで出てきたとのこと。

それだけで、解散。


真由美と隆が付き合って5ヶ月くらいだが、私は もう隆とは 終わりにしたほうがいいって正直な気持ちを

話した。結局、隆はやれればいいって感じで、それじゃあ、真由美がかわいそすぎるって思えて。


真由美もそれは薄々感づいてたらしい。それでも好きになってしまったから、どうしようもないと。

気持ちはわかる。

 たまに会ってやるだけでも、それだけでもいいっていうくらい惚れているなら

それでいいんじゃん?だったらグチは いわないで」

と私は言った。真由美は昔からそうだが、どうもグチグチしたタイプで、

真由美もそんな自分が嫌いで香奈子みたいなのがうらやましいとよく言っていた。

だったら 割り切るしかないでしょ?と私は思っていた。


でもそのことを私が言ったことで、この後、親友真由美にとてつもないことをされてしまうのであった・・・

学生時代に戻ったみたいな。

真由美に彼を紹介することになった。 巧の会社仲間で妻子もちの 隆。 もともと巧がバイトしていたときから

付き合っていた独身の彼女とその友達で合コンしたりの みだらな遊び仲間らしい。


巧が隆に ほどよく不倫くらいの付き合いが出来る彼がほしいっていう子がいると話したら、

飛びついてきたらしい。


土曜の昼間、4人で会うことになった。 Wデートってやつニコニコ 真由美と巧も初対面。 

まずは4人でレストランに入って、色々話した。 それから ボーリングへ。

4人でボーリング対決なんて、なんだか学生時代に戻ったような気分で 楽しかった。

4人がそれぞれ家庭があり、子供がいるってのがなんだか嘘のような、非現実的な世界だなぁって

私は一人考えてた。


真由美と隆も気が合い、晴れてお付き合いすることとなった。


夕方解散し、巧は私を家まで送ってくれた。

その日の夜から巧は、例の独身の彼女のとこへ、泊まりに行くことになっていた。


私はその彼女(亜矢ちゃん)の存在は、初めは嫌じゃなかった。 

私と付き合ってから新たに新しい彼女じゃ嫌だけど、前から付き合ってる彼女だったし、

その2番手くらいの方が私は 気楽だし、お互いのめりこまずに済むからかえって

いいって思っていた。


けど、私を送った後、亜矢ちゃんの元へ行く彼を見送るのは、やはり複雑だった。

「行かないで」といえば、きっと彼はいかないだろうと分かっては いたけど、

プライド先行なのか、そんなかわいらしいことを言えない私だった。


そして、そんなかわいらしい嫉妬を感じる私が なんだか 久しぶりの感情だったし、

楽しんでいたように思う。


嫉妬なんて、何年も抱いていない感情。

旦那にはもちろん。

せっかく 人としてしちゃいけない、いわゆる不倫をしてしまってるんだから、

とことん楽しまなきゃもったいないくらいに 思っていた。


夜、真由美から電話があった。

来週、早速 隆と会うらしい。

私の今の心境を真由美に言うと、真由美は、


「結婚して生活をしていくと、みたくないとこまでみえてきちゃう。

いいとこしか見なくてすむ 不倫だから、いいんだよ。

不倫ってのは、おいしいとこ取りなんだから、楽しまなくっちゃ損だよニコニコ


それもそうだな、旦那とは味わえない感情とかをとことん巧と楽しもうって思った。

平日の密会

旦那の勤務地が移動になり、出勤すれば泊まって翌日帰るというシフトになった。

多分、前なら、そんな勤務体系に文句を言う私だろうが、今は言わない。

むしろ 「ラッキーアップ

と思っていた。


シフトが分かるとすぐに巧に知らせた。

巧はそれを会社の自分のカレンダーに書き込み、 旦那が泊まりの時は、

仕事帰り、必ず家へ来てくれた。 彼の会社から家まで 道が混んでいなくても

1時間弱かかる。会社から彼の家までは15分。家から彼の家までは、空いていれば30分。

彼にとっては 面倒なとこに住んでる私だが、旦那の泊まりの日は 自分の仕事がどんなに

遅くなっても そのあと 必ず、会いにきてくれた。


私はというと、基本的に、望を9時には寝かせるようにしていたが、時々、私がだれると 10時近くなることも

あった。 が、2日おきに巧が来るとなってからは、家帰って、即ご飯、お風呂とテキパキこなし、

9時前には寝せるようにしていた。


時々、巧の仕事が早く終わって、九時前にうちに着いちゃうこともあったが、 望が寝るまで、近くで

待ってもらっていた。


たいてい9時過ぎに来て、2時頃帰っていった。今思えば、平日なのにとっても過酷、(とくに彼が)だったと思う。



不貞行為

話は前後しちゃうが、たしか 約束のデートする前にはすでに Hをしていた。

旦那がまた釣りに行くだかなんかで、夜から行くって日があった。

たしかそれは金曜日。 彼は 会社の人たちと飲み会だった。


飲み会後、彼は友達に送ってもらって、うちまできた。


そしてついに、しかもうちのリビングで 彼と数年ぶりのHを してしまった。


彼とも久しぶりだが、セックス自体久しぶりだった私。

あんなに旦那とするのが苦痛で、セックスなんておもしろくもなんともないって

思っていたはずなのに、

彼としたセックスは とてもきもち良く、幸せを感じるものだった。


そうだ、セックスってこういうもんだった って 忘れてた昔の思いがよみがえってきた。

結婚して出産して子育てに追われて・・・ いつのまにか旦那とセックスなんて苦痛そのもので、

回避できるのなら一生回避したいものだった。 なぜそうなったのか、いまだに分からない。


そういえば、飲み物の回し飲みとかもいつの間にか、旦那とするのは嫌になっていた。

なんでなんだろう?


とにかくそんな私だったが、セックスは相手が変われば 思いも変わるのか?

旦那と時々やってたセックスで、私はあんまり濡れたりしないで、痛い思いをしていた。

それが私の体質なんだと信じていたが、

彼とのセックスでは 驚くくらい 濡れていた。

だからって、彼が特別テクニシャンってわけでもない。 ごく普通のセックスだと 思うんだけど、

なんでこんなに濡れるんだろう? そして、なんでセックスが苦痛じゃないんだろう?


ついに俗に言う「不貞行為」をしてしまった という罪悪感以上に この疑問で頭がいっぱいだった。

奥さんに会う!

彼と話して、お宅訪問は 翌週の土曜となった。

しかし、友達を家に招くのが あまり好きじゃない奥さんは 彼に文句を言っていたらしい。

電話で私には、「今度 うちへ来てください♪」って愛想よく言ってたのに、

これが彼の言うAB型の裏の顔ってやつ?


前日、旦那が車で釣りに行きたいと急に言われ、私は電車で彼の家へ行くことになった。

駅まで迎えに来て欲しくて 彼にメールしたら、電車で行くことは 絶対嫁に言うなとのこと。

乗り気じゃない奥さんは 電車なんて大変 って理由つけて、今日はやめようって

言うに決まってると。 奥さんは今までそんな感じで 友達付き合いが減っていってきたらしい。

だから、駅について、電車の到着時間がわかるまで 私が電車で行くことは内緒にしようと

なった。


私はめちゃめちゃ いや~な緊張感があった。もうその時は、私は彼の愛人って立場は すっとんで

彼の高校の後輩ってモードになっていた。 そして先輩の奥さんは ちょっと気難しい人、でも

先輩の為に 仲良くならないといけない。


彼は最寄駅まで、優くん連れて車で迎えに来てくれた。

車に乗り込んだ私は即彼に聞いた。


「私が電車でくること奥さんなんだって?」

「わざわざ電車でこなくても、今度車あるときでいいのに とか言ってた。

やっぱ電車でくること言わないでよかったよ。」

「奥さん、あんまりまだ乗り気じゃないの?」

「う~ん、人と接するには A面を出して気遣おうとするから 疲れるみたいでさぁ、

だから、香奈子じゃなくても誰でも乗り気じゃないんだよ。」

「なんか、超恐ろしいなぁ。 家は人を招き体制になってる?」

「うん、大丈夫だよ。」


家に到着したら、飼っている室内犬を抱っこした奥さんが外へ出てきた。


「いらっしゃ~い。 わざわざ電車で来てくれなくても 今度車のときでよかったのに~」


「いえ、全然。 望は電車乗るの好きだから たまには電車っていうのも楽しいので。」


私は居間に通されたが、子供たちはとなりのおもちゃ部屋へ遊びに行ってしまい、彼も

そっちへ行ってしまい、私と奥さんが取り残された・・・


「高校の後輩なんだってねぇ。 うち、夫婦仲、最悪なの。」


いきなり初対面の私に、しかも旦那の後輩の私に 唐突に言ってきた。

奥さん、旦那の立場っつうもんを考えてあげないのかなぁと思った。

仲悪くても、なにも旦那がめずらしく友達を、しかも奥さんにピアノを教えてくれるっつう

奥さんのために連れてきた(表向き) 後輩の私に会って突然言わなくてもいいだろうって

思った。


私の奥さんへの印象は、やはり、神経質そうな人だった。昔 聞いてた「ミッキー好きの彼女」

とは別人?と思うくらいだった。 (でもその奥さんがミッキー好き彼女)


「勝手な人だから。なんかイライラしちゃうの。悪いなぁとは思うんだけど、

どうしてもイライラしちゃう。」


私は返す言葉が見つからず、ただ ハハハと愛想笑いをしていた。

彼がグチってた 「奥さんはお金の管理ができない。」って話をなんとなくしてみた。


「私、もらってる生活費は 節約しようとか、大事に遣って翌月までとっておこうって

気になれないの。 毎月決まってる生活費は、絶対に遣いきってやる くらいに思ってるし」


「私は、節約結構好きですよ。 少ない出費で、いかにおいしいものをたべるか って

いう挑戦的なの楽しいし、へそくりためて、友達とランチしたりとかのちょっと贅沢するのも

楽しいじゃん。お金が余ると得した気分になるんだ♪」


「香奈ちゃんて明るくていいね。なんでも楽しんじゃうんだね。うらやましいわ。

私は、節約しようなんて ちっともおもえないの。 生活費くらい好きに遣って当然って思えちゃって。」


その生活費、うちのほぼ倍ある。 私は、金管理一切やってて、旦那は小遣い制。必要なお金と貯蓄を

引いて、残ったお金で旦那の小遣いと生活費の額が決まる。これしか残らないからこれでやる って

当然のことだと思っていた。彼のうちは、彼が管理して生活費を渡してるから 奥さんは計算しないのかな?

と思った。


ピアノの話をしたり、みんなでお茶したりして それなりに楽しく過ごした。


夕方、私の旦那から電話が来た。釣りで魚がたくさん釣れたとのこと。まだまだかかるから、帰りは

遅くなるとのこと。


私だったら、旦那が遅いという友達が家に来てたら、夕飯なんか一緒に食べようってなるはず。

でも奥さんは とくに誘うでもなかった。 かといって私もそろそろ帰ろうみたくも なんとなくしなかった。

彼がこっそり、夕方近所で夏祭りがあるらしいことを 教えてくれた。

子供もいるんだし、きっと私たち親子も一緒に行こうと誘われるもんだと思っていた。

けど、だんだん日が沈んできても 祭りのこととか 言ってこないので、帰り支度をはじめた。


ここで、私なら、自分のピアノのために来てくれた友達を子連れなのに電車で帰すなんてことは

せず、旦那に車で送ってあげるようにするか、自分で車で送ってあげようとするだろう。


「望くん、今日お昼寝してないから、電車の中で寝ちゃいそうね。大変ね。」


と奥さんは言った。 私はかなり驚いた。 電車で帰れと? ま、いいけどね。

けど、私がトイレに立ったとき、彼が奥さんに なにやら 言っていた。

あとで聞いた話だが、わざわざ来てもらったんだから、車で送ってやるもんだろと言ってくれたらしい。

奥さんは、結構、損得勘定するタイプのようで、私を送るなんてことをしたら損と思えちゃうらしい。

そして、そんな損することを自らしようとする旦那は 人がよすぎだと 怒るらしい。

あと、近所の夏祭りには、他人を入れず、家族三人で行きたかったみたい。


でも結局、彼が送ってくれることになった。


車に乗ってすぐに、望は寝た。 そりゃそうだ、1日優くんとはしゃいで遊んでいたんだし、昼寝してないし、

車に乗れば即熟睡だろう。これで、電車だったらいったいどうなるんだ? 電車だと乗ってる時間は

わずか15分ほど。きっとかなり大変だっただろう。


彼も夏祭りに私たちを誘わない奥さんに対して、むかついていた。


「奥さんは、家族で過ごすってのが 大好きなんでしょ? だから、お祭りも3人で行きたかったんだよ、きっと。」


「くだらねぇ、だったら俺は 3人でなんか絶対行かない。」


「けど、私を送るってこと 奥さん いい顔してないんでしょ? 平気なの? 駅まで送ってくれればいいよ。

私はなんとかなるから」


「いいんだよ、別に。どうせ祭りなんかいったって、近所の人に外ヅラだけよくして 気遣って 疲れて、

俺にはまたイライラするんだから。だったら、そんな祭り行かなきゃいいんだよ。」


「ところどころ、 ん? って思うようなとこあったけど、全体的には いい奥さんじゃん。巧から

聞いてた前情報とは違ってさ。」


「それは、表面だよ。 A面ってやつ。 香奈子たちが帰ったら とたんにイライラ始まって

重くて暗い空気になるんだよ。だから、俺にとっちゃ、香奈子たちを送るってことで、

家を出られてラッキーだもん。」


彼もなかなか 大変なんだなぁってしみじみ思った。

うちの近くに来た頃、望が起きたので、三人で夕飯がてら、回転寿司に行った。

カウンター席に彼と私の間に望が座って なんだか家族みたくて 嬉しかった。

さらに、望が 卵だけ食べて、ご飯を残したら、それをパクッと彼が食べた。

うちの旦那は絶対に望が残したもの、ましてやご飯だけ なんて 食べてはくれなかった。

だから、彼がしてくれたことに、なんだか感動した。


この三人が本当の家族だったら、どんなに楽しいか。 けど、家族を長年していたら、

もっと なぁなぁになって、楽しさなんてあんまりなくなっちゃうのかな?




彼の子と会う

平日デートを終えた週の日曜の昼すぎ、巧から電話が来た。


「今、俺、子供連れて車で どっか行こうと思って、 家出たんだ。

今から、望連れて どっかで遊ばない?」


幸い、うちの旦那は仕事で留守。私と望は 暇だったから、OKした。


「どっかの遊び場で偶然、高校以来の再会したってことにしてさ、そしたら嫁とも

そのうち会うチャンスあるじゃん」


とのこと。 そのまま家まで迎えに来てもらった。


望には、ママの友達と遊びに行こうと言って 二人で出かけた。


初めて会う彼の息子 優くんは、2歳のせいか言葉もまだで、おとなしい感じの子だった。

当時 望は3歳で年の大して変わらない二人は じょじょに仲良くなっていった。


とりあえず、遊び場のあるマックへ行こうとなり、近くのマックへ行った。


望は マックの遊び場は大好きなので、一人遊びに行っちゃって、そこで遊んでいた

他の子とも仲良くなって勝手に遊んでいたが、優くんは、なかなか遊べないでいた。


「もしかして、おとなしい? こういうとこで遊んだりしないの?」


「多分、うちの嫁はこういうとこ 連れていったことないと思う。俺も初めてだし。」


「望は歩きだしたころから、どんどんこういうとこで遊ばせてたよ。男の子だし、活発なほうが

いいじゃん。」


「俺もそう思うんだけど、嫁は 危ないからってんで、すぐになんでもダメダメ言って怒るんだよ。

だから、きっとおとなしい子になってるんだろうな。」


なんだか、嫁さんに会うのが怖くなってきた。嫁さんも活発タイプじゃないみたいだし、

神経質っぽそうって思えてきたから。洋服もシンプルなあるブランド服を着せていた。

巧が言うには、子供は 公園とかの汚れるようなとこで遊ばせるときは、専用の汚れてもいい服って

いうのがあって、それに着替えさせないとだめらしい。この日もお出かけ用の服だったから

本当はこういうとこで遊ばせるのもダメだったんだろう。 そして子供も それを2歳ながらも

わかっているから イマイチ遊べなかったんだろうと思った。


望の服は、友達からもらうお下がりばかりだし、なんにしても汚れたって洗濯すればいいやと思っていたから、

お出かけ用とか遊び用とかなんて考えてもいなかった。

とにかく私は どんなに汚して遊ぼうが 望を怒ったことがなかった。むしろ、汚すくらい思いっきり遊んでほしかった。


「私、奥さんと気合うか心配になってきた。とりあえず表面的に合わせることは できるだろうけど、

仲良しになるのは 難しいように思えるんだけど・・・」


「確かに、うちの嫁は変わっているけど、香奈子は 誰とでも仲良くなれるから平気だよ。

なんか会わせることないかな。


あっ!香奈子、ピアノ上手だったよね? うちの嫁、ピアノもらってさぁ、習いに行きたいとかって

ずっと前から言ってんだ。けど、優いるし、行けないってよく文句言ってたから、

香奈子がちょっと教えてくれない? そういう感じで会わせられるじゃん!」


私は子供の頃からピアノを習ってて、大人になってからは 趣味でよく弾いていた。が、

人に教えたことなかったから、その神経質そうな奥さんに教えるのは どうかと気になった。

けど、お金もらうわけじゃないし、遊びに行く感覚でその中で ピアノを教えるっていうのなら

別にいいかなとなり、早速彼は 家に帰って 嫁さんに 今日、私と偶然会って

一緒に遊びに行き、ピアノできるから 教えてくれるってなったと 話したらしい。


夜、彼を通して、奥さんから電話があった。


「今日はお世話になっちゃってすみません。 ピアノ教えてくださるんですか? 嬉しいです。

じゃあ、そのうち一度、遊びにいらしてください。」


私は旦那の後輩って知ってるはずなのに、なんとも他人行儀に思えた。もっと気楽に話そうよって。

でもまぁ、結局 翌週の土曜におうちへお邪魔することになった。

約束のデート

ついに約2ヶ月以上前から約束していたデートの日となった。

私はパートが休みだったが、巧はわざわざ有給を使ってデートとなった。


どうせ行くなら、お決まりのデートコースでも行こうとなり、都内のお決まりのスポットへ行った。


巧は初めてだったらしいが、私は家族で何度か来ていた。

けど、子連れファミリーでくるのとカップルでくるのとでは、見るとこも楽しみ方も違う。

そしてなんといっても長年忘れていたようなドキドキするデートだ。


私はこの日のために洋服を買った。といっても近所の安い衣料品店だけど、それでも

かわいい服はたくさん売っていた。


前日はいつものように深夜までメール会話をしていた。 「あと○時間で会えるね」と

いいながら。


当日朝は昨夜の深夜までのメールにもかかわらず、いつもよりめちゃめちゃ早く目が覚めた。

子供を保育園へ送り、保育園を出たあと、急に 女 としてのスイッチが入ったような

気がした。


電車に乗って、彼との待ち合わせの場所へ向かった。


彼はすでに来ていた。


私は嬉しくて走って彼の車に乗った。  彼も笑顔で、嬉しそうだった。


サイドブレーキのあたりにラップに包まれたサンドイッチが、目に入った。


「これ、なぁに?」

「あぁ、俺の朝ご飯だよ」


話を聞くと、毎朝、奥さんが通勤の車の中で食べられるように、おにぎりとかサンドイッチとかを

作ってくれるらしい。 今日も奥さんは旦那が会社へ出勤すると信じて、いつものように

朝ごはんを作ってくれて、いつものように送り出しているのだ。

私はなんだか、奥さんに大事にされている彼、奥さんを騙している私達に、今朝の浮かれ気分が消えた。


私が黙っていたら、彼は私の気持ちを察してか、奥さんの話をしてきた。

彼が言うには、奥さんはAB型で、人前では愛想がいいが、家にいると声のトーンから

低くなり、いつもイライラしていると。彼はそれをAとBって分けていて、

家族でいるときは Bが出ると。 だから、家族で出かけても、結局は疲れただの

文句が始まり、Bが出るから、ちっともつまらないらしい。

私が、 「まだ子供が小さい(当時2歳)から仕方ないんじゃない?意外と子育てって大変なんだよ。

ショッピングセンターとか行ったら、たまには巧が子供を見てあげて、奥さんを自由に

一人で買い物させてあげるとかの息抜きさせてあげたら?」


「そんなことしたって、結局はイライラするんだ。それに気を遣うのに、俺は本当に疲れる。

会社から疲れて帰ってきて、玄関のドアを開ける緊張感、わかるか?

またイライラしてるのかなぁって思いながら、それでも雰囲気変えようと、俺は

どんなに疲れていても、笑顔で明るく ただいまーって言うんだぜ。

それで、普通に お帰りなさいって言われるとホッとするんだ。 まぁ、そんな日の方が

少ないんだけどね。 たいていが、低い声で お帰りなさいって言われて、

あぁ、今日もまた機嫌が悪いのかって その後 飯食うときも暗くて重い空気の中で、

食わなきゃならないんだ。 本当に嫌なんだよ。」


始めは、不倫でお決まりの奥さんをわざと悪く言ってるのかなって思っていたけど、

話を聞いているうちに、どうやら事実?と思えてきた。


友達と出かけると奥さんは Aタイプでいて、愛想ふりまいて、気を遣うからか、

極力、友達と出かけるのは避けたいらしい。それでも楽しいほうがいいと思える彼は、

友達誘ってみんなで出かけたりもしたが、そうすると、家に帰ってから、一気にイライラが

始まるらしい。


彼は会社では部下を持つ立場にある。そして、金曜はよく会社の仲間と飲みに行く。

彼は家から会社が車で15分くらいのとこなので、できれば、遠いとこに住む友達や、部下を

飲み帰りに家に呼んで、飲みなおしたり、泊めてあげたりしたいらしい。

昔に一度、一人友達を連れて帰ったら、あいさつだけして、さっさと寝室へ行ってしまったそう。

そして、次の日に もう友達を連れてこないでって言われたらしい。

以来、彼は友達を家に呼ぶのをやめた。


私はなんて言っていいのかわからず、つい奥さんをフォローすることを言っていた。


「子供が小さいからまだまだ大変なんだよ。 それでも夕飯をちゃんと作ってくれていたり、

こうやって朝ごはんを作ってくれたりして えらいじゃん! 私なんて、旦那が朝出勤するとき

起きてなんかいないよ(笑) 一人、勝手に出て行くんだよ。 ご飯だって、適当だし、

掃除はめったにしないしさ。家なんか、普段は超散らかっててすごいんだから」


「それでも 香奈子が明るいから、家の中が明るいだろ? 家なんか散らかっててもいいんだよ、

俺は 明るくて楽しい家の方がいい」


私はなんて言っていいのか困っていた。 


「香奈子は、いいな。明るくて。 うちの嫁を教育してほしいよ。香奈子みたいな友達があいつに

いたら、あいつも少しは変わるんだろうけど、なんせ友達いないから。友達づきあいヘタだしさ。」


彼に悲しそうにそう言われて、つい私のお節介心が動いて 言ってしまった。


「じゃあ、どうにか奥さんに会わせて!私、奥さんの友達になるよ。色んな話をしていけば、

そのうち奥さんも変わるかもよ」


私は頼られたら、断れないタイプで、ここでも彼の家での居心地がよくなるように、

夫婦仲良くやれるようにと 愛人って立場を忘れ、本当にそう願って言った。


「マジで? 香奈子は影響力あるから、さすがの嫁も変わるかも。じゃ、どうやって

会わせるか、いい方法をなんか考えよう。」


愛人が奥さんと友達になって夫婦仲を修復する?? 今思えばとっても 無謀なことを

考えたなと思うけど、その時は 私、頑張る!みたいな 妙な張り切りがあった。


そんな会話をしながら、デートが始まった。

映画を見たり、ランチしたり、お店をプラプラ歩いたりした。もちろん手をつないで。

気持ちは本当に独身に、年齢も若くなったような気がしていた。 二人とも30歳をとっくに過ぎているというのに。


プラプラに飽きてきて、そろそろ帰ろうとなって、家方向へ向かった。

でもまだお互いに時間はあったので、母校へ行こうとなり、私達の高校へ行った。


事務所へ行って、卒業生と言うことを話し、見学させてもらうことになった。

校舎はとても懐かしかった。 彼との思い出の場所はやはり、部室前。

そこも当時のままだった。


デートで母校へ行くなんて、彼とでしか出来ないこと それが出来て本当に嬉しかった。

高校生活は最高に楽しかったが、つくづく、彼と同じ高校へ通ってたことが なんだか

嬉しかった。




急なデート

その後も毎日、彼とのメールのやりとりは続いていた。 平日にもかかわらず、

明け方までメールしてたりしていた。 それがめちゃめちゃ楽しかった。


でも不思議なもので、1ヶ月半もの間、会わなくて、メールや電話だけで、満足していたのに、

1度会ってしまうと、またすぐにでも会いたくなってしまっていた。


再会から1週間後の土曜日の昼、彼からの電話が鳴った。

私は望を習い事へ送っていった帰りだった。


「今、平気? なにしてるの?」


「望の習い事の送った帰りだよ。」


「俺、香奈子にどうしても会いたくて、だから嫁には急に仕事になったことにして、

今から、家を出ようと思うんだけど、会える?」


「う~ん、私、明日の友達の子の誕生日プレゼントを買いに行かないといけないの。

それに付き合ってくれるなら、いいよ。望は、私のじいちゃんに聞いてみる。」


「わかった。じゃあ、じいちゃんに預かってもらえるか、わかったらメールして」


私は、ドキドキした。 また、彼と会える!しかも休日の昼間に。

前々から約束していた平日デートを翌週に控えていたが、私も待てずにいた。

じいちゃんに電話したら、望の習い事終了時間に迎えに行って、そのまま遊びに

連れて行ってくれるとなったので、

急いで彼にメールした。


少しして、彼から電話が来た。


「今、家を出たよ。道が混んでるから1時間くらいかかっちゃうかも。

でも、待っててね。」


「わかった。お昼ご飯食べた?」


「食ってない。」


「じゃあ、私も食べずに待ってるよ。一緒になんか食べよう♪」


私は、急いで家へ帰り、着替えた。 前回は家着のスッピンだったけど、

今回はデートだし、ちょっとおしゃれしようと。


しばらくして、彼から到着したとメールがきた。

私は喜んで出て行った。


ほんの1週間前に会ったばかりなのに、 長い間会ってなかったような気分だった。


運転しながら、彼は私の手を握ってきた。

すごくドキドキして、嬉しかった。


しばらくして、国道沿いの回転寿司に入った。

その回転寿司は今では あちこちにあるけど、当時はそこしかなく、一皿すべて100円なんだけど、

他の100円寿司とは比べ物にならないくらい、ネタがおいしかった。

彼は、そこの寿司屋を知らなかったので、そこに入ることにした。

寿司好きの彼と私は、それからそこの常連となっていった。


そのあと、友達のプレゼントを買いにショッピングセンターへ行った。

私は、買う物は決まっていた。その子が好きなキャラクターのプールバック。

その子のママ(奈々ちゃんなんだけど)が それが欲しいけど なかなか売ってなくってと

言っていたからだ。


彼と一緒にいろんなお店に入って、それを探した。

店員に聞いてくれたりして嬉しかった。

私もすぐに店員に聞くタイプだが、旦那は店員に話しかけられないという

なんとも情けないタイプだったので、

なんてことなく店員に聞きに行く彼が頼もしく思えた。 


ショッピングセンターのエレベーターの中で、彼は私にキスをしてきた。

それからも 周りの隙をみては、キスをしてくれた。


ショッピングセンターを3軒回って、やっと、ひとつだけ見つけた。

それを買って、目的は終了。

さてこれからどうしようか?と思いながら、私は彼の車に乗っていた。


「ホテル行きたい」


彼が言ってきた。


「私は今、生理なんだぁ。」


「別に、Hできなくてもいいよ。ただ香奈子とイチャイチャしていたい。」


「ホテルなんてもう10年以上も行ってないよ。ワクワクするような、ドキドキするような」


「よし、決まり!行こう」


10数年振りのホテルに私は ワクワクドキドキしていた。

私の緊張をよそに、堂々としている彼が頼もしかった。


あとから聞いた話によると、彼は私とホテルに行くことに、

めちゃめちゃ緊張していたらしい。 生理だし、やれなくても、

この緊張を溶くためにも、行っておかないと 次に行くことが

できなくなるんじゃないかと思っていたらしい。


部屋に入り、ソファーに座って、いっぱいキスをした。

何度も何度もキスをしているうちに、

私はHモードになってはいたが、

せっかく彼とするのに 最初(不倫始まっての最初)のHが

生理中ってのが、なんだか嫌だった。


彼も最初の約束通り、本当にキス以上のことは

してこなかった。


何度も何度も抱き合って、キスをした。


どんどん彼を好きになってく私がいた。


「愛してる。 やっと手に入れた香奈子を俺は絶対離さない。」


そういって、彼は私を抱きしめた。 なんだか、彼の気持ちが せつなかった。


ホテルを出たら、もう外は暗くなっていた。

そろそろ帰らなければならない。


すごく寂しかった。 彼も同じ気持ちだったのか、わざと遠回りをして

私を送ってくれた。


最後にまたキスをして 車を降りた。



不倫仲間の友人

彼との初の密会が明け、次の日の日曜日は、ボーッとしては、彼のことを

考えていた。

いろんな意味の 「どうしよう」 が頭の中を巡っていた。


そして私は 高校時代のバイトが同じだった友人で 今だに仲良しの真由美に電話をした。

真由美は、超束縛する旦那とできちゃった婚をして、その後三人をもうけたが、

ついに離婚。一人で三人の子を育ててるが、束縛旦那から離れられて、今は幸せに暮らしていた。

旦那との離婚の条件で、再婚しないことだったから、真由美は ほどよく不倫を楽しんでいた。


週明けの月曜日、私と真由美でランチをすることになった。

お互いの家は車で1時間くらいかかるところ。

だから間の 長居ができるファミレスで待ち合わせをした。


会ってすぐ、真由美は痩せた私に驚いていた。

私も不倫恋をしているせいか、束縛旦那から逃れられたせいか、

専業主婦時代と うってかわって 綺麗になっていた真由美に驚いた。


私は彼との一部始終を真由美に話した。


「香奈の昔にそんな彼が いたなんてー! いいじゃん、いいじゃん、不倫楽しみなよ。

結婚して生活かかってくると、毎日が忙しくて ときめき なんて言ってらんなくなるじゃん。

その点、不倫なら 時々しか会えないけど、新鮮だし、生活感ただよわないし、

奥さんや旦那にばれなきゃ、おいしいとこ取りだよ~!

彼が初めての男だなんて、なんかいいねぇ。 そして、彼も香奈がずっと忘れられなかったなんてさ。」


真由美にそう言われて 罪悪感が飛んだ。彼は、不倫経験者だし、現在進行形の お小遣いをくれるっていう

彼女もいる。 彼と付き合っていっても、ガーッと私にはまって、私の家庭を壊すようなことは

しないだろう。

私は、この恋愛を楽しもうドキドキ と思った。


今度は、真由美の話を聞いた。 元旦那が、興信所を使って、真由美に彼がいることを

つきとめ、彼の家へ乗り込んで、大変だったらしい。もう離婚しているんだから、

元旦那が文句言えた立場じゃないのに、とにかく真由美の男関係を排除したかったらしい。

それで、彼とは泣く泣く別れたとのこと。


「それからは、単調な生活でつまらないよ。 香奈の話を聞いて、私も

また 恋愛したくなっちゃったなぁ。 でも再婚とかは、考えてないから、

ほどよく不倫がいいんだけどね。 香奈の彼の友達で、だれかいない?

元旦那には 携帯メールを見られてばれたから、今度はちゃんとうまくやるからさ」


真由美と話している間にも、何度も彼からメールが来た。

「会えなくて寂しい」とか

「久しぶりに会って、昔と変わらない香奈子が ますます好きになった」とか。

私は、今日、真由美とランチすることを彼に話していたので、

彼に 「ほどよく不倫者 だれかいない?」 と メールしてみた。


「あっ!ちょうどいいのが 一人いるよ。俺の会社のやつ。不倫願望アリアリの。

聞いてみるよ!」


そして、1ヵ月後、紹介がてら、4人でダブルデートする約束になった。




危険な情事

ついに 冬ソナが終わった。

目はテレビを見ていたが、内容はまったく頭に入ってなかった。


「終わっちゃった」


と私は隣に座る彼の方を見て 言った。

そしたら、彼は私の肩に手を回してきて 


「やっと俺の時間だ」



そう言って、キスをしてきた。


しばらくぶりのドキドキしたキスキス


こんな気持ちになったのは 本当に久しぶりだった。

というか、2度とこんな気持ちには なれないものだと思っていた。


と同時に、ついにキスしてしまった~ と罪悪感もよぎった。


私達は何度も何度もキスをした。

連絡を取り合って 1ヶ月半もの間、メールと電話だけのやりとりだったから、

やっと会えたという喜びでいっぱいだった。


今思えば、この会わなかった期間で どんどんお互いの気持ちを 大きくさせていたんじゃないかと

私は思う。 すぐに会っていたら、ここまで好きにならず、昔みたく しばらくまた

連絡が途絶えたんじゃないかなと。


それから、しばらく、たわいのない話をしていたと思う。

内容は忘れちゃったけど。 とにかくドキドキしていたから、

私はこの日の記憶はあまりない。


あとから彼にこの日のことを聞くと、彼もかなりドキドキしていたらしい。

私の肩に手を回したり、キスしようとして、拒否されたらどうしようって思っていたらしい。

私には彼もそんなに緊張してた風には見えず、堂々としていたので、ちょっと驚いたし、嬉しかった。

彼が最初に私にキスしてきたとき、私が照れくさそうに笑った顔を見て、


「やっぱり俺はずっと香奈子が好きだったんだ~」


と痛感したらしい ラブラブ!


そのうち、彼の手が私の胸へきて 愛撫されていった。

あれだけ、旦那とのセックスが嫌で、濡れないし、もう一生セックスしないでいいって

思っていた私が、彼とすることで、とても感じていった。

濡れにくいってことを彼には 話していたので、彼が私の下着の中を触って ニコリと笑った。


「香奈子、本当に濡れにくい体質なの? 今、超 ぐっしょりだよ」


私自身、そうだろうなとは思った。 だって、彼の愛撫はとても気持ちがよかったから。

旦那の愛撫と そんな変わりはないはずなのに、彼とは こんなに感じて濡れるなんて、

気持ちって本当に大事なんだなと私は 思った。


そして私は いってしまった。


その直後、


「ママ~」


おしっこで目が覚めた望が寝室から私を呼んだビックリマーク


「は~い」


いった直後の私はすぐに立ち上がれず、返事をするのに精一杯だった。


それから急いで服を着て 寝室にいる望をトイレに連れて行き、

また寝かせた。


居間に戻った私は、一気に母に戻っていた。

彼も半端だったけど、気分はうせていた と思う。


そして、しばらくテレビ見たり、話したりして、最後にギュッと私を抱きしめ、キスをして

彼は帰って行った。


挿入すら未遂に終わったものの、完璧に不貞行為というのをしてしまった、

という罪悪感と ついに未知の世界へ足を踏み入れてしまったという

ドキドキ感と、私は彼とならセックスをしたいと思える気持ちに驚きと

いろんな気持ちが頭の中を巡っていた。


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