突然の再会
着々と私の体重は落ち、なんと1ヶ月半で約10キロ減となった。
まぁ、副作用で太っていたのもあって、薬が減って、痩せやすかったのかもだけど。
痩せてきたら、いろんなかわいい洋服が着たいと思うようになって、
ここ数年自分の服なんて買ったこと なかった私が(多分、マタニティー服以来)
自分の服を見てまわるのが好きになった。
そして、毎日、会社の昼休み、休憩時間、仕事帰りの電話やメール、寝室入ってからのメール、週末でさえも
彼は昼間は隙をみて、夜は寝室入ってからとか、奥さんが先に寝ちゃえば、
そのあとにメールを 本当にマメにくれた。
私は、彼専用の着メロを設定していたので、それが鳴ると、嬉しくて
飛びついて携帯を見ていた。
もともとメールは友達としょっちゅうしていたので、旦那の前でメールをしていても
変には思われなかった。
彼は奥さんとはショートメールでのやりとりしかしていなかったので、普通のメールは、
着信音を消していたので、私はいつでもメールを送っていいようになっていた。
彼と会う予定の2週間前のある土曜日、彼は土曜出勤していた。
私は、昔からの友達で、たまたま彼の実家の近くに住む友達の家に
子連れで遊びに行っていた。
その友達は 私よりひとつ年上で、20歳の頃、結婚して男の子がいたが、
色々あって離婚。 でも結婚生活中から、彼(独身)はいた。今思えば、不倫ってやつだが、
当時、独身だった私には、あんまりコトの重大さがわかっていなかったように
思う。 その彼に会ったこともあったし。
そして今は、その彼と再婚し、2児をもうけ、幸せに暮らしていた。
その友達と一緒に近くのマックへ行き、望と友達の子との写メを撮って
彼に送ったりしていた。
彼は私の写メをずっと欲しがっていたけど、私は嫌だったので
わざと望の写メとかを送っていたのだ。
「今、友達んちの近所で、○○のマックだよ」とメールしたら、
「友達んちってどこ?俺んちの近くじゃない?」というので、友達に住所を聞いて
メールしたら、なんと彼と同じ町内とのこと。
彼の家がなんとなく近いというのは、前に行ったことあったし分かっていたけど、
まさか同じ町内だったとは!
彼はそのとき、出勤中で、その町内にはいないけど、
彼の家の近くにいるんだってだけで、私はなんだかドキドキして
嬉しくなっていた。
夜、旦那から電話があった。
「今仕事終わって、明日休みだから、今夜から友達と釣りに行くことになったから、
車使ってるなら早く帰ってきて!」
「えーー?? 急に言われても、私はその友達と夕飯食べてから帰るつもりだったのに。」
と文句を言ったが、「もう約束しちゃったから」 と言われ、渋々帰ることになった。
その文句を彼にメールした。
「今夜から釣りだってさ
いきなりなんだよな。 私、せっかく久々に友達と会って
ゆっくりして帰ろうと思っていたのにさ。車使うから帰ってきてだとさ。」
そしたら、すぐ彼から電話が来た。
「じゃあ、旦那いないなら今夜、会えるじゃん。望寝てからの香奈子んちで」
「えーー
今から? 急すぎだよ。再来週に会う予定だったじゃん」
「いいじゃん、急ってのも。俺だいたい香奈子んち分かるけど、細かいとこ教えて。」
「ダメ、今夜は冬ソナの日。私は、ゆっくりじっくり集中して見たいの。だから
今夜はダメ。」
「じゃ、冬ソナ終わってからでいいから。俺、もう香奈子に会いたくて我慢できないよ。
メールと電話だけじゃなくって、香奈子に会いたいんだよ。」
これ以上、言い訳が思いつかなくなった私は
「じゃ、冬ソナ終わってからね。」
と、会うことを承諾してしまった。
当時、NHKで冬ソナがやっていて、私は、ブームに乗ってはまっていた。
あれも高校時代の恋愛から始まる話で、純愛チックな話だし、
主婦してた私には忘れていた恋心みたいなのがあって、
はまっていたのだ。不倫仲間の奈々ちゃんも。
そんな冬ソナにはまっていたから、余計に恋愛に飢えていて、
不倫とうまくタイミングが重なって、始めてしまったんじゃないかなと
今でも思う。
会うとなれば急いで家に帰らなければ!
帰ってからの私は忙しかった。 なんせ家は散らかり放題だったから。
せっかく彼が初めて家にくるのであればそれなりに綺麗にしておきたかった。
旦那には、奈々ちゃんが家へ来て一緒に冬ソナを見るから と言い訳して
掃除を始めた。 旦那は望とお風呂へ入り、私は、望を寝かしつけた。
あと30分で冬ソナが始まってしまう!
あせる気持ちで私は掃除をした。その途中に旦那は釣りへでかけて行った。
私は夜中に会うのに変におしゃれして会うのもおかしいし、私が彼のためにちょっと
背伸びしておしゃれして待つとなると 私が彼に会いたくてしょうがなかったとか
思われるのが嫌だった。
そこで、ここは堂々、家着で会おうと思った。
彼は変に着飾った私より、素の私の方がいいんじゃないかとも思ったし、
私はあなたごときにわざわざおしゃれなんかしないわよーーみたく
思わせたかった。
急いでお風呂に入り、あえてスッピンで、家着を着て私は 準備した。
携帯が鳴った。
「ごめん、もう香奈子んちに着いちゃった。もう行っていい?」
「えーー? 冬ソナ後って言ったじゃん」
今すぐもう会うの?と嬉しくてドキドキしてたが、あまのじゃくな私は
わざとふてくされた言い方をした。
「だって早く香奈子に会いたかったんだもん。
冬ソナは見てていいから。俺その間、静かにしてるし。
香奈子のそばにいられるならそれでいいから。」
キャー嬉しい![]()
って気持ちは押し殺し、
「わかったよ。じゃあ、もう来ていいよ」
とふてぶてしく言った。
チャイムを鳴らすと近所に聞こえるから、勝手にドアあけて入ってくるよう話していたので、
ガチャとドアが開いて 彼が入ってきた。
私は喜んで玄関に出迎えたかったが、
わざと居間から
「こっちだよ~」
と手招きした。
彼が入ってきた。 8年ぶりの再会である。
彼は昔より5キロほど太ったとは聞いていたが、前は細かったからか、
彼は前より ずっといい男になっていた。
結婚した男が結婚前よりいい男になっているってことは、
よっぽどいい結婚をしてるんだな と事実をなにも知らなかった私は
勝手にそう思っていた。
その時、ちょうど冬ソナが始まったので、私は、彼に彼と私のビールを冷蔵庫から出さして
私が座っていたソファーのとなりに座るよう言った。 あくまでも強気な私、えらそうな私が昔からの私だった。
私は照れくさいのといい男になっててドキドキしていて何をどう話していいのかわからなかった。
それを悟られないためにも、
「私は冬ソナに集中するから終わるまで静かにしててね」
と言った。
実際は冬ソナなんて頭に入っていなかった。
冬ソナ終わったら、どうなるんだろう? 私はそのことで頭がいっぱいだった。
意外な仲間
子供を通して友達になった いわゆるママ友が何人かいた。赤ちゃんの頃は 大勢で
遊んでいたが、私がパートを始めて、望も保育園へ行きだしたことで、
大多数は疎遠になっていった。
その中でも本当に気が合う友達とは、連絡取り合って、時々会っていた。
歩いて10分くらいの高級マンションに住む、セレブ主婦の奈々ちゃんは、
私の3つ上なんだけど、おっとりしていて、どこか抜けていて、一緒に遊んでても楽しかった。
子供も同級生の男の子同士だったから、時々、遊んでいた。
ちょっと久しぶりに会った奈々ちゃんは、私がやせてきたことに驚いていた。
私はダイエットしてることは話したが、理由はまだ言えなかった。
奈々ちゃんは普通の主婦だし、不倫なんて無縁の人だと私は勝手に思い込んでいた。
だから、
「私、来月同窓会があって、昔の彼とかも来るだろうし、
どうせなら痩せて綺麗になっておきたいじゃん。
だから、今、ダイエット頑張ってるのよ。」
とちょっと話を作って言った。
そしたら、奈々ちゃんは、驚きのことを言った。
「あ~、私、中学の同級生で高校の頃から付き合っていた彼がいて、
実は、その彼のことまだ忘れられてないの。」
えーーー?? 奈々ちゃんが? いつも品のある服を着て、スーパーに行っても、
値段気にせず、ぼこぼこ籠に入れてく 奈々ちゃんが???
私は、奈々ちゃんを普通の専業主婦で旦那の収入もいいし、のほほーんと
生活してるもんだとばかり、思っていた。
「彼とは高3から社会人になって少しまでの一年くらいしか付き合ってないの。
で、ちょっとした誤解で喧嘩して、彼はやけになって飲み歩いて、
飲み屋のお姉ちゃんと付き合って、そのまま出来ちゃった結婚しちゃったの。
私、すっごく泣いたよぉ~。 それから、いろんな人と付き合ったけど、
彼を忘れることなかったんだ。
で、今の旦那と知り合って、安定企業に勤めてるし、私の年齢的にもあせりが
あったから、そのまま結婚しちゃったんだ。
結婚式の前日、今ならまだ引き返せるかも、彼となんとかなるかもとか考えて
泣いたりしてた。
妊娠中なんて、 あ~これで、彼と一緒になることはもう無理なんだって
思って、毎日、泣きまくっていたのよ。
で、まぁ、子供が産まれて、忙しい子育てしてきてたから、あまり彼を思い出して
泣くことはなかったけど、最近子供に手かからなくなってきたら、
彼のことばかり、考えるように なっちゃってさ。
もう10年以上会ってないから、彼も変わってるかもしれないけどね。
でも、忘れられないの」
私は本当に驚いた。人はみかけによらないもの、奈々ちゃんにそんな
せつない悩みがあったとは。
そして、私も実は同窓会というのは、嘘と、巧とのことをすべて話した。
奈々ちゃんは私の話を聞いて、自分も彼と連絡を取りたいと思うようになり、
共通の友人から、メルアドを入手して、彼と連絡を取っていった。
こうして、私と奈々ちゃんの W不倫は始まった。
ただの子育て主婦じゃない、共通の 恋 があるからか、
この日を境に今まで以上に私達は 仲良くなっていった。
お互い、不倫でつらいとき、お互いで愚痴ったりして、はげましあったり、
お互い旦那への言い訳に名前を使ったり、子供同士も仲良しだったので、
お互い、デートのときは預かりあったりして、なにかと助け合った。
世界が明るく見えた
彼からの電話は 金曜日、土日は一応彼に連絡を避けるのが 不倫のマナーだろうと解釈し、
休み明け月曜日に 私は彼へメールした。
「この前は 長電話おつかれ! 先輩の欠点はマメじゃないとこだからなぁ。
これから様子見させていただきます!」
昼休み、彼から返信が来た。
「ちゃんとマメにするよ。ただ、平日しか会えないってのが、気になるけど」
夜、会社帰りの彼から電話が来た!
うちの旦那は帰りが遅いし、九時には望も寝るので、
彼からの電話に出ても支障はなかった。
彼はいつになく真面目に言った。
「俺は高校のときからずっと香奈子が好きだった。
けど、まだガキだったから、真剣に好きだと言えなくて、
冗談ぽくにしか言えなかった。
香奈子は他のやつが好きなのにも気づいていたからさ。
で、俺はマネージャーと付き合ったんだ。
香奈子とは正反対のね。
付き合ってみて分かったよ。
俺の理想の女は香奈子だったんだってさ。
それから16年間、俺の女を好きになるベースに 常に
香奈子がいたんだ。」
その時私は32歳。 私の人生の半分の間、心のどっかで私を
思い出してくれていたんだ と思うと嬉しかった。
真面目に言う彼に驚きと照れもあって私は
「マジかよ~、信じらんないなぁ」
と答えた。
「信じられないなら今はそれでもいいよ。
とにかく俺は、せっかく香奈子と、たとえ不倫って形でも
やっと付き合うことができるようになったんだから、
俺は今を大切にする。」
「わかったよ。 じゃ、とりあえず、お互いの家庭を壊さない程度に
お付き合いしていこう。どっちかの嫁や旦那がちょっとでも疑い始めたら
即、終わりにしようね」
「分かった。絶対、うまくやっていこう」
結婚して子育てして、自分にお金かけるより、子供に遣ったほうが
楽しくて、自分にかけるくらいなら節約しておいしいもの食べに行きたいとか、
女であることを忘れてた私。
おしゃれをすることは無駄なことに思えてた。
だけど、彼と話すことで、私の忘れていた部分を思い出していた。
なんか気持ちが晴れたというか、世の中が明るく見えるようになった。
次の日から、私は自分磨きをしようと思った。
まず、体重。高校のときよりはるかに10キロ以上は増えていた私。
難しい病気になって、その薬の副作用と自分磨きをしなかったため、
体重はガンガン増えていた。
来月彼と会おうと言ったのには、ダイエットする期間も考えていた。
来月の指定した日にちは約2ヶ月あった。
さすがに10キロ減は無理だろうが、それに近いくらい落とそうと。
即、近所のドラッグストアへ行って、ダイエットシェイクみたいなのを
大量に購入した。
朝のみ、普通食、昼と夜はシェイクって方法が一番早く落とせるとあって、
私はそれを実行した。 たとえ子供や旦那がカレーを食べていようとも
私は我慢した。
毎朝、体重を計ってグラフに書いて、体重が減ってく様子が楽しかった。
そして会社帰りの彼からの電話。
今までは、ときどき望を寝かせるのを、私がダラダラテレビを見てたりして、
10時になることもあったが、彼と付き合うようになってからは、
たいてい9時すぎに彼から電話がくるのが分かっていたから、
私は9時前には 望を寝かしつけていた。
結果的には規則正しい生活になって、望にもいいことだし、と思って。
電話は、会社から家までの(車通勤)道中20分くらい。
時々、話が盛り上がると、近くにとめて、長電話もした。
そして、一旦電話を切り、彼は家に帰り、ご飯とお風呂をすませ、
寝室にあがり、メールのやりとり・・・
ちなみに彼夫婦も別室だった。
私はそんな毎日がとても楽しかった。
ついに不倫開始
私は近所で週2~3回のパートをしていた。望は3歳になっていて、保育園へ通っていた。
パートは楽しかったし、休みの平日は、ママ友とかとランチしたりして遊んでいて、週末は旦那と望と一緒に
お出かけしたり、買物したりという 母として、お気楽主婦として 楽しい毎日を過ごしていた。
産後から、何度か親子三人一緒に寝る(望が中央)こともあったが、やっぱり旦那は北の部屋で
眠り、ダブルベッドでは望と私が寝ていた。
当然、セックスは数えるほどしかしていない。 それも義務的気持ちで。
そんな気持ちだから、ほとんど濡れない。
だから痛いけど、早くセックスが終わってほしかったから、大して濡れてなくても
挿入してもらい、とっとと終わらせることばかり思っていた。
私は 淡白なんだなぁって思っていた。このまま一生セックスなんてしなくていい!と
本気で思っていた。結婚してる以上、セックスの相手は旦那!と思っていたから。(モラル的には当然ですが)
けど、時々、旦那以外なら濡れるのかな?と思うこともあった。 そして試してみたいという思いは
段々強くなった。
そして、その相手として頭に浮かんだのが 彼だった。
彼の携帯番号は登録してあるものの、やはり奥さんのいる人に電話を
掛けるというのはなんとなく しずらかった。
夏になったら掛けてみよう! 秋になったら掛けてみよう!と延ばし延ばしにしていた。
当時、いろんなグループ別に着メロを分けていて、昔からの友達は当時はやった曲を
使っていた。
ある夜、ベッドに入りながら、彼を思い出した。彼に電話してなんて話せばいいのだろう?
とか考えながら、眠っていった。
深夜、寝室に充電器を置いていた私の着メロが鳴った。
曲は高校時代。
寝ていた私は、寝ぼけながら着信者を見たら、なんと 彼だった![]()
寝る前に彼のことを考え、電話する緊張を考えたりしていたから、
その手間が省ける喜びと、突然の彼からの電話に とてもドキドキしながら電話に出た。
「お~ぅ、久しぶりジャン。」
「おぅ、寝てた?」
「当たり前だろ。 今いったい何時?」
「1時だな。」
「もうそんなか、寝てるに決まってんだろ (笑)
こんな時間に何やってんの?今、家?」
「今日、飲み会で、さっき終わったんだけど、車運転して帰るわけにいかないから
駐車場で酔いさまし。 ひまだから、元気かなって思って掛けてみたんだ」
「そっか、いいご身分だな(笑)」
「子供何歳になった?」
「3歳だよ。今保育園に通ってるの。私は近所で週数回パートしてるんだ」
「マジで? じゃぁ、保育園いってる間、俺とデートしようよ。」
来た~! 待ってました その言葉! とは思ったが
そんな素振りは見せず
「またそれかよ。しつこいなぁ。私は人妻よ」
「いいじゃん、いい加減 俺と不倫する気になってよ。」
「アホか! 不倫なんてするわけないじゃん!」
わざと私は否定しつつ、声は笑っていた。
そして、結局彼の説得に いかにも渋々の素振りで、
不倫の承諾をした。
しかし、今すぐ会うには 私の心の準備ができてなかった。
「じゃあさ、いつデートしよっか?」
「う~ん、来月だな。」
「えーー! そう言って、デートを避けてるの?」
「違うよぉ、なんとなくちょっと先に会うくらいがいいかなって思ってさ。
だって、先輩は昔っから、マメさがないじゃん。 高校のときからさ。
だから、本気で私と不倫する気あるのか 知りたいからさ。」
「俺はいつだって本気なんだよぉ (笑)」
「ほぉ、とにかく来月ね。」
たわいのない会話を含め、2時間くらい長電話をして、お互いのメールアドレスを
交換して、彼の携帯の充電が切れるってことで、電話を切った。
私は夢を見ているかの心境に思えた。 彼からの電話にすごく嬉しかったと
同時に、ついに私が本当に不倫なんてするの?と とてもドキドキして、
しばらく眠れなかった。
彼の2回目の不倫
前に夜バイトしていたお店が潰れて、彼は別のバイトをし始めた。
近所のデパートの夜間警備みたいな仕事だった。
そういえばその頃に彼から2度目の不倫のお誘い電話をもらっていた。
その時に夜のバイトの話を聞いて、なんで奥さんは専業主婦していて、
旦那は昼も夜も働かせているんだろう?と疑問に思ったことを思い出す。
そこで、遅くまで仕事をしていたデパートのショップの子(20代の独身)と仲良くなって
一緒に飲みに行くようになって付き合うようになった。
その子は奥さんを養っている彼はお金がないからと、食事に行ったりホテルに
行ったりする費用、すべて出していた。
ときには彼に小遣いまであげていた。
私が彼女の友人なら、絶対そんな男とは別れろ!と言っていただろう。
それから少しして、奥さんが妊娠。けど、奥さんに言われたショックがあって、
彼は不倫をやめなかった。
その後、彼女は移動になり隣県へ行くことになったが、彼女との付き合いは
変わらなかった。
奥さんは臨月近くから、産後3ヶ月もの間、実家へ里帰りしていた。
実家と言っても彼の家から車でほんの10分くらいのとこらしい。
だから、彼は自分の子の新生児時代の毎日の成長を知らない。
不倫している彼も彼だが、奥さんも奥さんだなと、客観的に私は思う。
彼が言うには、奥さんは自分の実家が大好きだそう。友達よりか親や妹が大事。
そういう考えだから、奥さんに友達はあまりいないと。数人いるけど、とても
親友と呼べるほどの仲ではないらしい。
友達より実家の家族、そして、旦那という家族より、実家の家族が大事。
彼はそう感じ取っていた。
彼の奥さんとの子作り
初めての不倫をした彼の誕生日は奥さんとの子作りの約束をしていた
30歳となった。
それでも奥さんは、妊娠を嫌がっていた。
彼は、結婚したら思いっきり中出しができるものと思っていたのに、
奥さんに拒否されていたので、中出し経験がなかったとのこと![]()
ある日、たった一度だけ、ほぼ無理矢理 奥さんとセックスをし、
外出しするようみせかけ、ちょっとだけ中出しして、外で最後に出した
というセックスをした。
そのたった一度の「ちょこっとだけ中出し」で、
奥さんは妊娠したんだそう。
ある日、超不機嫌な顔で、奥さんに 生理が遅れてることを
言われた。 そして調べてみたら、やはり妊娠!
彼は、めちゃめちゃ嬉しかった。
「よかったじゃ~ん」
「私、産みたくない
」
これが奥さんの第一声だったそう。
この言葉に彼はとてもショックを受け、いまだに、許せないようで・・・
その後、毎日のように奥さんの
「産みたくない」 攻撃に 彼もうんざりして
「じゃあ、もういい。堕ろして来い!今ならまだ間に合うんだろ?」
と言った。妊娠周期、ギリギリの頃だったそう。
結局、奥さんは自分の両親に説得され、渋々奥さんは出産することにした。
妊娠期間中、奥さんは一度も子供が産まれることを楽しみにしなかった。
妊娠線を気にして、せっせと予防クリームを塗っていたとか。
そうして、男の子が誕生した。
ある日、彼の兄弟達も集まって、彼の実家へ集まったとき、
彼の兄弟たちの奥さんが二人目を妊娠した報告を受けた。
そして彼の奥さんはみんなに言った。
「うちは一人でいいよね。」
彼は二人か三人くらい欲しかった。子供に兄弟を作ってあげたかった。
彼のそんな気持ちを無視して勝手に自分の親兄弟たちに宣言した嫁が
憎らしかったそう。
このこともいまだに何度も私に文句言ってるから、よっぽどだったんだろう。
彼の初めての不倫
金がなくなり、家にいるのも苦痛だった彼は夜バイトをすることにした。
たまたま知り合いがスナックを経営していて、カウンターの仕事と
女の子たちの深夜の送りの仕事を頼まれた。
その店で知り合った同じ年の人妻の人と仲良くなっていった。
彼の誕生日が近づいたある日、その人妻に誕生日プレゼントは何がいいか聞かれた。
そして彼は彼女を抱きたいと言った。
誕生日当日、仕事を終えて、女の子たちを送るとき、人妻彼女を最後にして二人きりになって
ホテルへ行った。
初めての不倫で挿入するときは、さすがの彼も体が震えたそうな。
彼の誕生日は夫婦の結婚記念日の1日前、初めての結婚記念日を迎える前に
彼は浮気した。
こうして、バイトが休みのときでも、バイトと奥さんに嘘をついて、人妻と不倫していた。
しばらくして、旦那の子(彼は確実に避妊していたらしい)を妊娠した彼女とは、自然と連絡を
取らなくなった。
彼の結婚生活
彼の奥さんは勤めを辞め、専業主婦だった。
かといって、子供はまだいらないと言っていた。
彼は
「30歳になったら絶対作るからな」
と言っていたらしい。
新婚当時、彼の会社が統合?されて、一旦会社を退職し、そのまま入社しなおすみたいな
ことがあった。そして彼は200万くらいの退職金を手にした。
それを奥さんには言わずに、新婚にもかかわらず
飲み歩き、フィリピンバーの女の子にはまっていったらしい。
あとで奥さんからも聞いたけど、新婚当時はかなりひどかったらしい。
平日でも一旦家に帰って夕飯食べたら、奥さんが止めるのも聞かないで
飲みに行っていたらしい。
彼が言うには、奥さんは1日家にいるからか、彼が帰宅してもイライラしていて、
喧嘩ばかりで、家にいるのが嫌だったらしい。だったら働けばいいのに、
奥さんは働くのも子作りも拒否していたらしい。
そしてこの夫婦もセックスレスだった。
結婚当初、彼は、結婚したら毎晩セックスができるものと思っていたらしい。
だけど、奥さんが結婚していきなり
「私、セックスって嫌いなの。だからあまりやりたくない」
と言ってきたそう。
6年間付き合ってきて、会うたびセックスしてたのに、結婚していきなりこうかよ![]()
と彼は怒ったそう。
そして段々家にいるのがつまらないと感じたみたい。
かと言って、フィリピンのお気に入り女性とは一度もセックスなんぞしたこと
なかったらしい。
「なんで?」と聞いたら、そういうんじゃないんだと。
「彼女は、俺を癒してくれるのが上手で、彼女といると 妙に落ち着いたんだ」
と言っていた。
そして毎晩飲み歩き、退職金を丸々使い果たしたらしい。
彼からの電話 (不倫への誘い②)
「よぉ、元気か?子供産まれたか?」
「うん、もう1歳になったよ!」
「それじゃあ、そろそろ俺と不倫しない?」
「まだそんなこと言ってんの?するわけないじゃん」
「じゃあ、ただ久しぶりに会おうよ。俺、平日休み取るからさ」
「子連れだったらいいよ。」
「子供、実家とかに預けられないの?」
「母乳育児だから私と離れるのは、無理なの~」
本当は預けることは可能だった。母乳でもミルクでも飲んでいたし、もう1歳だったし。
でも私はなんとなく、二人っきりで会ったらセックスに流れちゃうんじゃないかと思っていた。
望連れならホテルには行くことないだろうと。
だから嘘をついた。
「だって、三人で会ったら、まわりからみたら 俺、父親みたいじゃん」
「確かにそうだけど。 そういえば、先輩のとこ 子供は?」
「俺は欲しいんだけど、嫁がまだいらないって。まだ遊んでいたいんだとさ![]()
だから俺も遊ぶの。」
そういった彼はなんだか寂しそうだった。
ミッキー好きの奥さん、まだ遊んでいたいとは、いったいどんな人なんだ![]()
私はいろんな意味で奥さんに興味あった。
そんな感じで、今回も会うことはなかった。
今思えば、このとき会っていれば、今がかなり違っていただろうと彼と話している。
出産・育児
ついに待ちに待った赤ちゃんが産まれた。元気な男の子で望と名づけた。
子供の名前を考えるのも、ママはお腹で赤ちゃんいる喜びを感じられるが、パパは
それがないからせめて名前くらい決めさせてあげようと思っていたのに、
旦那は「どうしよっか~、香奈は何がいい?」
ってまったくあいかわらず頼りなかった。
基本的に仕切り屋の私は、とっくに候補は挙げていた。
そしてそのまま私が名付けた。
育児は旦那も協力してくれた。パパとしては、なかなかいいなとは思えていた。
とは言っても、セックスレスは続いていた。子作りセックス以来していなかった。
私はまったくする気はなかったが、旦那も特に誘ってはこなかった。
喧嘩はあいかわらず絶えなかった。あれ以来、暴力とかはないが、怒鳴りあいがすごかった。
望の前でもして、望が怒鳴り声で泣く事も しょっちゅうあった。
私は、望の為にも、喧嘩は避けたかったが、旦那の行動にイライラしてつい、文句を言っていた。
ある日、喧嘩のあと、三人で出かけたとき、近所のおばさんに会ったとき
「さっきの喧嘩すごかったわね~(笑) 最初は喧嘩しちゃうだろうけど、望くんがかわいそうよ」
と言われた。
確かにそうだと私は思った。
だから私は後で、旦那にそう言った。でも旦那は
「だけど 最初は仕方ないみたく言ってたじゃん。夫婦喧嘩を望がみてたって
なんとも思わないだろ?」 と言ってきた。
泣いてる望がなんとも思わないわけないだろ?と思ったが、
この人に人の気持ちを理解しろということが、前々から思ってはいたが、
我が子に対してもそうなんだから、何を言ってみたところで喧嘩になるだけだし、
言うだけ無駄なんだと思って 言うのをやめた。
それでも休日は家族で、動物園やら水族館やら、やたらと出かけた。
もちろん、行先を決めるのは、私。
旦那は案こそ出さないが、私が決めることに文句も言わなかった。
海外旅行が大好きな私は、望が10ヶ月になった頃、家族でグアム旅行を計画した。
旅行先で気分も変わるし、ここで旦那とセックスをしなかったら、
一生できなくなるんじゃないかと、なぜか思っていた。
一生しなくていいとは思っていたけど、夫婦としてセックスレスはかなりの問題じゃないかと
私は思っていたから、出来るなら時々でもやっておかないと
と、義務とも強制とも思える気持ちでいた。
しかし、旦那は旅行先でも誘ってはこなかった。
私は、ホッとしていた。
グアム最終日、プールで遊んだ。
望が日焼けしないよう、日焼け止めをたくさん塗って遊んだ。
望ばかり気にしていて、私たちは自分に塗るのを怠っていた。
そのせいで、夕方から、旦那と私は日焼けの痛みに苦労した。
急遽、シーブリーズみたいなのを購入し、塗りたくった。
肩や背中に塗るのに、自分じゃ塗りにくいから、お互い塗りあった。
旦那の背中に触れるのも私が旦那に触れられるのも
正直言って、かなり嫌だった。
けど、おもむろに嫌がるわけにもいかず、私もめちゃめちゃ痛かったので、
我慢した。