こんばんは!!

ほめ達認定講師の石原憲一です!!!
仕事上、学生さんとお話しする機会が多いのですが、それと同じくらい親御さんともお話をします。
親御さんとお話をするときにたまに、親御さんご自身が免許を取るために自動車学校に通っていたときのお話になることがあります。
有難いことに、当校の卒業生の方もいらっしゃって、指導員の名前も覚えていらっしゃる方もいます。

『凄い怒られてね、それでも卒業試験に合格したときに、おめでとうって言ってくれたのが嬉しくて今でも覚えてる』とかです。

素敵なエピソードですよね。

その時に思ったんです。
よくよく考えたら、私は小中高で、本当にエピソードと名前まで覚えている先生は4人しかいないんです(笑)
部活の監督やコーチは覚えてますよ!!

どうして覚えているのか考えてたら、自分にとって凄く良い先生だったんですよね。
勉強を教えるのが上手とかではなくて、ちゃんと、1人の人として接してくれているのが伝わる素敵な先生でした。
少しの期間、反抗期と重なって、やんちゃなことをしてたことがあったのですが、口では「うるさい」「ほっとけ」とか言ってたけど、心では『ありがとう』って泣いてたなって。
先生にとっては迷惑な話ですよね。

褒められたことなんてなかったけど、本気でぶつかって、そして叱ってくれてたんですよね。
有難いことです。

今は心の報酬も必要と言われます。
私のように、心の報酬がほしくて、暴れる元気がある子や、優秀な子には、声をかけてくれる方々が沢山いますよね。
とても素敵なことです。
素晴らしいことなんですが、人数で言うと、大人しい子の方が多いですよね。
悪い言い方かもしれませんが、目立たない子ほど、承認してもらえる機会が少ないのも事実です。
身近な大人がスポットライトとなって光をズバーと当ててあげると、その子が輝き出します。

では身近な大人とは?
親ですよね!!!

自分の子供の価値を発見して伝える。
それはおべんちゃらを言うのではなく、小さな事実でも見つけて褒める!!

大丈夫!
できるはずです。
私も経験しましたが、生まれてきてくれて、手を握り返しただけでも凄いって、寝返りができて凄いねって、今思えば、たったそれだけのことを伝えてきてるはずだから。

まずは『できて当たり前』のフィルターを外してみて下さい。

お着替えが1人でできたから、洗濯物がスムーズに干せたよ、ありがとう。

どんな些細な事でも『ありがとう』は凄いほめ言葉です!!

明日も良い1日になりますように!!