たまには「野球小説」のご紹介を。
映画化もされたので、お読みになられた方もおおいのかもしれませんが。。。あさのあつこさんの「バッテリー」。1000万部を超える大ベストセラーのこの作品。スポーツ小説で括るには惜しいくらいの「家族愛」「兄弟愛」「仲間愛」が描かれます。
中学校への入学を控えた夏休みに原田巧が両親の故郷、岡山県に引っ越してくるところから物語は始まります。巧は才能あふれる「天才投手」。自分の力をとことん信じ、絶対的な自信を持ち続けています。
そんな巧がバッテリーを組む永倉豪、病弱な弟・青波などと出会い、向き合うことでどう成長していくのかが、実に豊かに、丁寧に描かれています。心が熱くなる、そんな作品です。
- バッテリー (角川文庫)/あさの あつこ
- ¥540
- Amazon.co.jp
- バッテリー〈2〉 (角川文庫)/あさの あつこ
- ¥580
- Amazon.co.jp
- バッテリー 3 (角川文庫)/あさの あつこ
- ¥540
- Amazon.co.jp
*角川文庫では第六巻で完結です。